私はアメリカにいる間、
日本のクソ教育制度(意味わからん校則とか、先生が一方的に話してばっかの授業とか)がますます嫌いになり、
日本のみんなに合わせる文化とか、
意見を言わない文化とかに怒っていたこともあるんですが、、、。
*自分がアメリカで意見を求められて、上手く答えられなかった言い訳と思いますが*
アメリカにいたからこそわかった、
日本の良いところが多々あります。
留学したい人たちは海外で働きたい!住みたい!とか思う人も多いと思いますが、
日本の良いところもしっかり知った上で考えることは大切だと思います!
🇯🇵 食べ物が美味しい、健康的
アメリカにいた時、とっても恋しかった、、、明太子!ところてん!おでん!魚!昆布!(渋い)
ホストファミリーや友達と近所の寿司屋さんによく通ってたので、寿司とか刺身でなんとか自分を満たしていました。
アメリカにも日本の食料品はあるんですけど、高いし、
特にアメリカで明太子なんて食べれるところはないと思う、、、
豆腐とか納豆は近所のスーパーで見られます。日本から味噌を持ってきて、豆腐を買って味噌汁を作ったりしていました。
アメリカの食事ももちろん美味しいです。バーガーとか、フライ系とか、美味しくないわけないですよね。でもとにかく脂肪分が多いし、脂っこい。日本食を食べる時の「ああ〜おいし〜!」という感動がないんですよね。
でもアメリカでは「質より量」「どれだけ満腹になるか」っていうことが大切なんですよねえ。
日本の、手間暇かけて作る家庭料理の味は世界一だなと思いました。
🇯🇵 浴衣、着物の文化
アメリカに行って、色んな国の人たちに出会い、気づいたことがありました。
日本では民族衣装が日常的に着られている!
これって世界でも珍しいと思います。
ヨーロッパ、タイの留学生の子達と、自分の国の民族衣装についての話題になった時があったんです。みんなの国では、家族と特別な写真を撮る時に着たり、観光地で観光客のためにスタッフが着ていたり、、
海外で、日常生活で伝統衣装が着られることはまずないみたいです。彼女たちも着たことがないと言っていました。
日本では、子供の時から七五三で着物を着て、お祭りで浴衣を着て、成人式で振袖や着物を着て、卒業式では袴を着て、和装の結婚式があって、、、生涯に渡って、伝統的な衣装を着る機会が沢山あります。
これは日本ならではの文化。
古い文化が現在も、子供、若者、年配の方にまで浸透していて、ステキだと思いました!
ちなみに、私は留学する時に浴衣を一式持って行きました。ハロウィンの仮装の時は舞妓に変身したり、ホストママに着付けをしたり、なかなか楽しかったです。
みなさんが普段何気なく利用している、バス、地下鉄、電車、新幹線、、便利ですよね。ほぼ時間通りに来ますよね。
でも、交通機関はアメリカでは大都市にしかないです!!どこに行くにも車、車、車、、、こりゃ、環境破壊大国と言われますがな。
そして、そんな車社会で1番困るのは、車に乗れない留学生。どこに行くにも、ホストファミリーや友達の助けが必要だし、なんだか人をアシに使っているような気持ちにもなります。
そんな中、留学生との話題で、自分達の国の交通機関の素晴らしさ は、よく話題になりました。
留学生もヨーロッパからの子達ばっかりで、みんなで「あ〜、地下鉄が恋しい」「留学生はこれだから不便な思いするね〜」と話してました。
大学生にもなると国際免許が取れたり、現地で免許の試験を受けたり、車を買ったりすることができます。
でも高校生の場合、まず留学の会社が「エンジン付きの機具を操縦してはいけない」としているところがほとんどです。
車社会のアメリカなので、高校留学では、とにかく車を持っている人と友達になることが大切です!
🇯🇵 思いやり
アメリカでは、「自分のことは自分でする」「他人に干渉しない」ことが大切ですが、日本人の思いやりとか気遣いに慣れていると、そんなアメリカ人が時には冷たく思いました、、。
日本では「みんなと仲良くしよう」「みんなに優しくしよう」っていう雰囲気があると思いません?いわゆる協調性ですよね。学校でグループを作る時、1人でいる子とかに声かけたり、クラス内でもみんなに別け隔てなく接することが大切ですよね。(よね?)
しかしながらアメリカでは、意見が言えないやつ、自分をわかってくれないやつは速攻で排除されます。
要するに、英語が話せない、意見が言えない日本人留学生である私に対して、気にかけてくれる人なんてそうそういないんですよ。とっても寂しかったですね〜。
だから友達を作るためには自分自身の態度とかを沢山変えないといけなかったんです。私の場合。
日本だと、高校にアメリカから留学生なんてきたら、言葉とか関係なく仲良くしようとするでしょ。日本人の協調性(人に合わせること)って、個性が消えてしまう感じがして、「そんなのダメだろ、自分らしくせんと」って思っていたけど、アメリカでの経験を通して、人に優しい日本人っていいなって思いましたね。
🇯🇵 接客
これも思いやりに通じるところがありますが、日本人の接客は世界一だと思う。
アメリカの接客も、いいところはあるんです。レジをしながらお客さんと盛り上がったり、日本のロボット的とも言える接客にはない暖かさがあったり。
でも、すっごい雑な人はすっごいです。買うものを投げたり、何も言わなかったり、ブスッとしていたり。酷い。これってアメリカのみならず、日本を出たらどこでも起こりうることなんです。
(韓国のコンビニでは、店員さんが携帯触りながらレジをしてます)
日本でそんな雑な扱いを受けることはまずないですよね!!大抵は笑顔で、ハキハキ話してて、気持ちの良い対応が、高級ホテルだけじゃなく、その辺のコンビニやマックで受けれる日本はすごいです。
まとめ:日本の良いところ
日本を出てから気づいた日本の良いところを、
- 食事
- 伝統衣装
- 交通機関
- 思いやり
- 接客
の面で紹介しました。
普段の生活の中では特に気にも留めないことだけれど、海外から見ると、かなり違ったことが日本には沢山あります。
また、外国の文化について興味があったり、外国に住みたい!と思うことはとてもステキなことだけど、まず、日本のことを広い視野を持って見てみることも、私は大切だと思います。