こんにちは、ココです。
英語の勉強をしていると、必ずといっていいほど、こんな風に思ってしまう存在がいます。
「あの子・・何であんなに英語が上手なの?」
「ハーフでも帰国子女でもないのに・・」
発音やボキャブラリーはほとんど完璧に聞こえるし、周りのネイティブともいつも楽しく話しているような、そんな人のことです。
また逆に、このような人もいます。
「あの人は留学したことがあるらしいけど、その割に英語が上手くないかも」
「この子の英語、なかなか上達してないみたいだな」
この「英語が上手な人」「英語が下手な人」の違いは一体どこから来るのでしょうか?
単なる才能や努力の違いなのでしょうか。
才能がないと、英語は上手にならないのでしょうか・・?
過去の11か月の留学や、英会話講師経験、100名以上への留学アドバイスの経験から、「英語ができる人・できない人の共通点」を考えていきます。
違い① 下手な人は上手くなりたいと思っているのに行動しない。上手な人は実践練習を重ねている。
まず、両者の決定的な違いを生むのが、「行動するか、しないか」。
英語が上手になりたいなら、とにもかくにも勉強しないといけません。
それなのに、英語ができない人は「英語できるようになりたいなあ。英語できる人はかっこいいなあ」と思うだけで、実際に努力を始めることができない人が多いです。
外国語を学び、使いこなせるようになることは決して簡単なことではありません。
時間が必要ですし、英会話や留学などで自分に投資するなら、お金も必要です。
だからといって「難しいもんな」「時間ないもん」「お金ないもん」と言っていても英語はちっとも上手くなりません。
英語が上手い人の中には、才能や良い教育があり、あまり苦労せずに英語を習得した人も確かにいます。
しかし、ほとんどの人は沢山失敗しながらも、努力を続けてきた人たちです。海外で笑われながらも、人と話すことをやめなかった人たちです。
そのような人たちは、具体的にどのような行動や練習を重ねているのでしょうか。
次項目から紹介していきます。
違い② 下手な人は分からないことをそのままにしている。上手な人は分からないことを質問できる。
英語を話していると必ず、「これ、なんて言うんだろう?」「どうやって読むの?」「今なんて言われたんだろう」など、分からないことが出てきます。
分からないときに、一度質問してみるも、その答えも分からない、聞き取れない・・なんていう時もあると思います。
その時に、「あははーありがとー」と流すか、「ごめん、もう少しゆっくり言ってくれる?」ともう一押しできるか。そこが英語ができる人の違いです。
その一押しが積み重なり、知識となっていくからです。
分からないことを流してしまう人は、「何度も聞いたらウザがられるかも」「英語できないヤツだと思われたくない」などと考えているのかもしれません。
しかし、もう1つ質問をするだけで「何コイツ?頭悪いな」と本当に思われるでしょうか?
「ごめん、今言った○○ってどういう意味?」「その単語後で調べるから、ちょっとスペル教えてくれる?」と言えば、大抵の人は快く教えてくれます。
もし私が外国人の友達からそのように質問されたら、「この人は頑張ってるんだな。分かるように教えてあげたいな」と思います。
アメリカでも、素直な留学生は可愛がられやすいです。ウザいと思われる心配はしなくていいです。
また、あなたの英語がそんなに素晴らしくないということは、周りの人達は既によくわかっています。
外国人であることを分かっているなら、馬鹿だから英語が下手だとは思わないでしょう。
わかっている上であなたと会話しているのだから、「頭悪いと思われたくない」などと思う必要はありません。
ネイティブ相手でも変に気を張らず、はっきりと「分かりません。教えてください!」と言える人には、必ず好かれるし、それがどんどん知識になって成長します。
違い③ 下手な人は間違ってはいけないと思っている。上手な人は間違うことを当たり前だと思っている。
英語が上手な人と、下手な人とでは、「失敗」への考え方も違います。
下手な人は、「間違ったら恥ずかしい」「間違ったら笑われる」など、「間違うのはいけ
ないことだ」と思っている人が本当に多いです。
失敗を恐れることの何が問題かというと、間違うのが嫌なので話そうともしない、という最悪な状況に繋がってしまうことがあるためです。
私も、以前はミスを極端に嫌っていました。
何かミスするたびに、ミスを指摘されるたびに、「自分はバカだ」「何でこんなことも分からないんだろう」「恥ずかしい」と激しい嫌悪感を感じていました。
しかし、口数少ないインキャのまま、何ヶ月間か過ごしていると、周りの「英語がペラペラで完璧な留学生」たちもミスをしていることに気づきました。
英語がとても上手な彼女たちでさえ、発音を間違うことがあることに驚くと同時に、彼女たちのある態度を発見しました。
それは、「ミスしても、いつもの堂々とした自分のまま会話をどんどん続ける」という態度です。
全く恥ずかしがってないし、むしろ「新しいことを知れてラッキー」くらいに思ってそうな感じで堂々としていたのです。
よく考えれば、母国語じゃない言語を完璧に使いこなすのは、私たちにとってほぼ不可能。
間違えない方がおかしいです。
「間違ってはいけない」ではなく、「間違えて当たり前。間違えてよかった」と思うことで気持ちが楽になるし、英語力の吸収スピードも上がります。
違い④ 下手な人は勉強していない。上手な人は日常的に英語を取り入れる。
「勉強しないと」とは、英語勉強をする誰もが考えることだと思います。
しかし、実際に何年も勉強し続ける人はいません。勉強しなきゃと思っているのに、です。
はっきり言うと、当たり前ですが、毎日する人は絶対に伸びます。ついついサボってしまいがちな人は、絶対に上手になれません。
インスタを通じて知り合った、Yさんという方の話をします。
その方とは1度無料レッスンをして、今年に入ってから1年以上ぶりにまたビデオ通話で英語で話す機会がありました。
彼女と会話を始めてから、私はすぐに気づきました。英語、すごく上達してる!
私がいつもアメリカ人と話すようなスピード、単語で話していても、聞き取りはばっちり。話す時もとっても自然に振舞っていて、表情も豊かになっていました。
まとめると、「英語話し慣れている人」の話し方になっていたのです。
Yさんがオンライン英会話授業を受けていたことは、以前電話したときに伺っていたのですが、何か特別な勉強をしているに違いないと思い、ここ1年間の勉強法を尋ねました。
Yさんはこう答えました。「毎日のオンライン英会話です!」
Yさんは、毎日スパルタ単語暗記をしていたわけでもなく、高額な英会話教室に通っていたわけでもなく、「数十分のオンライン英会話を毎日受ける」ことを続けただけだったのです。
努力を続けることの重要さを、改めて感じた出来事でした。
英語が上手な人が、必ずしも努力をしているとは限りません。
しかし、毎日努力をしている人は必ず、絶対に伸びます。
とはいっても、日々努力したいのにできない、続かないという人も多いです。
次からは、「毎日努力できない下手な人」の原因を説明します。
違い⑤ 下手な人は「英語」と「好きなこと」が違いすぎる。上手な人は「英語」と「好きなこと」が関連している。
英語が好きな人、得意な人といえば、どんな印象でしょうか?
私の場合、「海外好き」「洋楽好き」「洋画好き」・・などのワードが思い浮かびます。
このように、英語が得意な人は「海外」「英語」に興味がある人がとても多いです。
逆に、私の友達や周りの人で「英語話せるようになりたいなー」と言っている割に英語が上手くない人は、「英語や海外に関係のないこと」に興味があります。
なぜ、たかが興味の違いでこのような変化が生まれるのでしょうか?
それは、興味のないことを無理やり始めても続かないからです。
語学だけではなく、スポーツでも他のスキルでも、日々触れていないと忘れたり、上達が遅かったりします。
だから毎日継続することが大切なのですが、興味のないことを毎日すること以上に、苦痛なことはありません。
海外好きな人は、音楽や映画などをを上手く使いながら英語に触れていけばいいですが、英語や海外に興味がない人にオススメするのは、「趣味に関連する英語」を探すことです。
例えば、アニメ好きなら英語吹き替えの動画をネットで探してみるとか、日本のドラマ好きなら有名なドラマであれば、英語字幕がつけてある動画もかなり出回っているので、それを観てみるとかです。
趣味と勉強は別だと考える人は無理に関連付けなくていいですが、趣味と勉強を組み合わせると、楽しく、長く勉強できると覚えておいてほしいです。
違い⑥ 下手な人は目標設定をしていない。上手な人は到達したい目標がある。
「英語が話せるとかっこいいから、英語ペラペラなりたい」と話す人は多いですが、実際に一生懸命に勉強する人はあまりいません。
しかし、「英語が上手でかっこいいあの人はTOEIC950点だから、そこを目指したい」と考える人は、頑張れることが多いです。
「TOEIC○○○点」「英検○級」など、明確な目標があると、なぜ取り組みやすいのでしょうか。
その理由は、頑張れば達成できる目標があると、終わりが見える。終わりが見えていると、取り組みやすいからです。
ぼんやりと「上手になりたい」「話せるようになりたい」と考えても、どこまでのレベルに達するべきなのかが不明確です。
その中で無理に英語の勉強を始めても、終わりのないマラソンをしているようなもの。そんなの辛くて仕方ないし、体力が続くわけがないですよね。
語学の学習量は膨大で、小さい時から勉強していない限り、ネイティブの完璧さを手に入れることは、ほぼ不可能だと私は思います。
なので、漠然と「ペラペラになるぞ」と勉強を始めても、上達を感じることはできず、達成感が得られないので勉強が続かないわけです。
言語はそのように果てしない分野だからこそ、「ハリーポッターの原作を英語で読めるくらいになろう」「まず英検2級を目指そう」などと、「頑張れば達成できるゴール」を設定することが大切だと思うのです。
大きな目標は大きな目標として、自分の中に作っていて構いません。
ただし、「今の自分が頑張ったら実現できる目標」を作る→達成する→達成感を味わう→新たな「実現できる目標を作る」・・・を繰り返していく人が、「英語が上手い人」になっていくのだと覚えていてほしいです。
まとめ:上手になりたいなら、行動しよう
英語が下手な人の特徴
- 上手くなりたいと思っているのに行動しない
- 分からないことをそのままにしている
- 間違ってはいけないと思っている
- 毎日勉強していない
- 「英語」と「好きなこと」が違いすぎる
- 目標設定をしていない
英語が上手な人の特徴
- 実践練習を重ねている
- 分からないことを質問できる
- 間違うことを当たり前だと思っている
- 日常的に英語を取り入れている
- 「英語」と「好きなこと」が関連している
- 到達したい目標がある
最初に、上手な人と下手な人の決定的な違いは「行動するか、しないか」だと話しましたね。
今まで分からないことをほったらかしにして、ダラけてばかりいた人が急にバリバリ行動しだすのは、無理だと思いますか?
そこまで英語に熱がなければ難しいですが、何かしたいことがあって、絶対にそれを成し遂げたいと思うのであれば、今日からでもあなたは変われます。
(私も、ダラダラ帰宅部中学生だったある日、英会話教室に体験レッスンに行き、その日から背中を押され急に英語を毎日勉強し始めた1人です。)
英語が上手い人の特徴を、今日から少しだけでもいいので、出来るだけ毎日、取り入れてみてください。
あなたも「英語が上手な人」に一歩近づけるはずですよ。
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