こんにちは、ココです。
よし、留学しよう!とやっとの思いで決意したけど・・・で、何すればいいの?と思う人は結構多いと思います。
周りに経験者や詳しい先生がいない場合、特に分からないことだらけです。
この記事では、アメリカ交換留学経験者が、詳し〜く留学までの手順をまとめていきます。
やることリスト
留学する決意を固めた後にすべきことは、以下の通り。
- 留学方法・期間選び
- 留学エージェント選び
- 留学採用テストの合格
- 留学前オリエンテーション
- 書類作成
- 予防接種
- 荷造り
- 勉強
1つずつ解説していきます。
①留学方法・期間選び
高校で留学するには、主に以下の方法があります。
- 交換留学
- 私費留学
- 正規留学
- 高校の留学プログラム
①交換留学
- 期間:約1年
- 費用:150万円前後(国によって異なる)
- 特徴:国を選べる。最もメジャーな留学方法
費用がもっとも安く、この中で1番有名でポピュラーな留学方法です。
「交換」と聞くと、海外の高校と生徒を交換させる・・・つまり海外に行く自分の代わりに、外国人留学生が自分の高校にやってくるのかな?と思う人が多いですが、高校留学エージェントを通す場合、そのようなことはありません。
あくまで日本と海外間で学生を留学(交換)させるような仕組みです。
交換留学は費用を最も抑えやすい方法ですが、受験時に選択できるのは国だけで、ホストファミリー、留学先の高校などの具体的な地域は選べません。
②私費留学
- 期間:約1年〜4年
- 費用:交換留学の倍かそれ以上
- 特徴:選択肢が広がる
留学会社によって選べる範囲が異なりますが、私費留学だと留学先の地域や高校、ホストファミリーが選択できる可能性があります。
私の友達はニュージーランドに私費留学で行き、高校をいくつかの選択肢から選べました。
費用は交換留学の倍以上になることが多く、300万円〜くらいだと考えておくといいと思います。
③正規留学
- 期間:3〜4年間
- 費用:ビザ費用・学費・生活費など
- 特徴:海外の高校を卒業できる
正規留学は、日本の高校に所属せず、中学卒業後海外の高校に入学し、卒業する留学方法で、もっとも長く留学できる選択肢です。
また寮制校を選べる可能性があるため、ホストファミリーではなく寮で暮らしたいという人に合うと思います。
正規留学をするにはエージェントに依頼し、ビザの取得や高校の選択を手伝ってもらうのが1番楽です。
しかし期間が長い分、費用は私費留学より高くなると覚悟しておいた方がいいと思います。
知り合いにはエージェントを通さず、海外在住の親戚宅で暮らし、彼らに保護者になってもらうことで安い費用で正規留学をした人がいますが、一般的ではありません。
④高校の留学プログラム
- 期間:高校による
- 費用:高校による
- 特徴:面倒な手続きが少ない
高校によっては交換留学プログラムなどがあり、それを利用する方法もあります。
期間や費用などは高校によって様々ですが、半年〜1年間が多く、費用は50〜100万というイメージです。
高校のプログラムだと、用紙を留学会社に送ったり、1人で書類を完成させたりといった手続きが少ないのが利点と言えます。
ただ、プログラムによっては同級生数名と一緒に同じ留学先に行くこともあり、その場合日本人で固まってしまいがちです。
英語を伸ばしたい、留学中は知り合いの日本人とはあまり関わりたくないという方は、高校のプログラム内容をよく理解して選択することをオススメします。
ポイント① 留年について
学生さんたちからよく「留学したら、留年はしないといけないのですか?」「留年しなくてもいい留学会社はありますか?」と聞かれますが、留年の有無はエージェントではなく、日本の高校によって異なります。
高校の方針によって「必ず留年させる」「留年するかは本人の意思次第」などと決まりがあるので、高校の担当者に確認してくださいね。
②留学エージェント選び
留学方法を決めたら、どこの会社を通じて留学するかを決める必要があります。
「費用が安いエージェントはどこですか?」という質問をよくされますが、実は費用はどこも大差ありません。
ではどの面を見て選べばいいのか・・と途方にくれる方は、例えば
- どこの国に留学できるか
- 希望の国に何人合格できるのか
- 志願方法はどんなものがあるか
という面がエージェントによって異なります。(例:私が留学した2016年時点では、AFSという会社には併願制度があり、第1、第2志望と国を2つ選択して応募することができました)
アメリカに行きたい場合、できるだけアメリカ枠が多いエージェントを選んだ方が合格しやすいでしょうし、中米やアフリカなどマイナーな地域に興味があるのなら、選択肢はぐっと減るので悩む必要はあまりないでしょう。
留学会社の比較方法としては、以下を参考にしてみてください。
- ネットでサイトを見る
- パンフレットを頼む
- 留学説明会に参加する
- 高校の先生に相談する
私の場合、アメリカに行きたかったので、もっともアメリカ枠が多かったWYSという会社を選びました。
また、留学説明会に参加した際、その年の担当者さんが親切で話しやすかったので、困った時に頼りやすい会社なのかなと思いました。
留学中に大きなトラブルがなかったので、実際に手厚いサポートがある会社なのかは分かりませんでしたが、どのスタッフさんも親切で、とてもいいホストスクール・ファミリーに恵まれました。
私はWYSから留学してよかったと思っています。
ポイント② 会社なしで留学する方法?
「エージェントに通すと費用が高すぎる」「できれば留学会社に頼まず留学したい」と言う方もたまにいらっしゃいますが、ビザの申請、ホストファミリーや留学先の高校との連携などは、素人がするにはハードルがかなり高いと思います。どうしてもお金が工面できそうにない場合は、給付型の留学奨学金もあるので、そちらを調べてみてください。
③留学採用テスト
留学のエージェントでは、ELTis(エルティス)というテストに受かることが必須条件になっています。
このテストがかなり難しいので、ここで留学を諦めてしまう人も多いです。
そのため、現時点で英語力に自信がない人は、早め早めの対策を行うことをおすすめします。
選考のフロー、合格のコツについては、こちらの記事に詳しく書いています↓
cokogogo.hatenablog.com
④留学前研修
テストや面接合格後、無事に留学生として選ばれると、ほとんどのエージェントで数日間の研修があります。
ここ最近はコロナのため遠隔での研修に切り替わっているかもしれませんが、コロナ前までは東京に合格者を集めて、1泊〜2泊くらいの研修があることが多かったです。
WYSの研修では、留学するにあたっての注意点や心構えのセミナー、日本に来ている外国人留学生との交流会(原宿観光など)がありました。
⑤書類作成
留学が決まると、以下のような書類作成をこなす必要があります。
- 健康診断書類
- 学生ビザの申請
- 戸籍や住民票などの提出
- ホストファミリーへの手紙
- 自分の性格や生活習慣について英語で説明
エージェントが全て指示を出してくれるので、自分で書類を揃える必要はありませんが、最もやることが多い過程です。
特にビザ申請には、労力・時間・お金がかかるので大変でした。
ビザ用の顔写真を撮ったり、ミスがないように記入したり、国によっては大使館まで行って面接をしたり・・と慣れないことが多いです。
ポイント③ 大使館での面接
大使館での面接が必要な国の1つに、アメリカがあります。かなり緊張しましたが、面接と言っても学生ビザは厳しくなく、ほんの数分間だけ確認事項をチェックされただけでした。私の場合「アメリカのどこ行くのー?」「グッドラック!」ととてもフレンドリーなお兄さんでした(笑)
⑥予防接種
また渡航先によって、予防接種を受ける必要もあります。
ご自身の予防接種歴にもよりますが、アメリカは特に接種が少し多いです。
(クリニックの先生曰く、移民大国だけに、感染症を自国に入れないようにしよう、また自分達も予防しようという風潮があるためだそうです。)
予防接種はどの病院でもできるわけではなく、「海外渡航科」などがある病院で、英文証明書を書いてもらう必要がありました。
また予防接種をアメリカから輸入しているクリニックが多く、輸入税が多くかかっているため、私は英文証明書込みで総額10万円くらいかかってしまいました・・トホホ。
⑦買い物・荷造り
大変なビザの申請や予防接種が完了したら、やっと少し安心して出発日を待てるようになると思います。
最後の大仕事は、荷物のパッキングです。持っていける荷物は限れられているので、賢く荷造りすることをオススメします。
持っていくべきもの、要らないと思うもの、外国人にウケるお土産などは下記の記事に詳しくまとめています。
cokogogo.hatenablog.com
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⑧勉強
留学準備のための勉強は、手続きなどをしながら常にしてもらいたのですが、学校や部活があればなかな時間がないという方も多くいらっしゃると思います。
本当に時間がない時は、休まないと体を壊してしまうので無理しなくていいですから、「時間がない」とあまり言い訳せずに沢山勉強してください。
なぜかというと、100パーセントの留学生が「もっと勉強してればよかった」と確実に思うからです。
私は比較的時間があったので、じっくりと日本文化については勉強したりしていたのですが、留学中に「もっとこの勉強しておくべきだった・・・」と思ったシーンが多くありました。
もっとニュースを見たり、新聞を読んだり、小説を読んだりして難しい英語に触れておけばよかった。アメリカ史やアメリカの社会問題などを予習してから、アメリカに来ればよかった。 日本の歴史や社会の仕組みも勉強すればよかった。・・と。
なぜ?授業についていけないから。アメリカの歴史、社会を知らないのに、意見を求められて、よく答えられないから。日本語ですら説明できないような、日本について質問されて、うやむやなままにしてしまうから。
どれだけ勉強しても、現地で分からないことは必ず出てくると思うので、全部完璧にしようとするだけ無駄ですが、得た知識は後々の自分を助けてくれます。
留学生活をできるだけ充実させるために、後悔しないために、スマホを置いてよく勉強してください。
ポイント④「勉強したつもり」にならない
勉強と言っても、ただ単語を暗記したり、同じテキストを何回も解いたりすればいいというわけではありません。それよりも実際に外国人と話したり、現地の会話スピードに慣れる努力をしたりすることが大事です。また、「日本社会」と「留学国の社会」についても、ネット新聞記事などを活用したりして学ぶことをオススメします。
まとめ
留学決意後にすることリスト
- 留学方法・期間選び
- 留学エージェント選び
- 留学採用テストの合格
- 留学前オリエンテーション
- 書類作成
- 予防接種
- 荷造り
- 勉強
することが多く大変そうだと感じる人も多いと思いますが、面倒な部分は指示に従って1つずつこなしていけば問題なく進んでいくと思うので、心配しなくて大丈夫ですよ。
重要なのは、ELTis テストの合格と、出発前にどれだけ基礎を作り上げていくかという部分だと思います。
テストに受からないと留学はできませんし、仮にもともと英語が少し得意だからと、留学すれば必ず飛躍的に上達するわけでもありません。
努力した人、挑戦した人だけが成長しますし、英語力が育っていくのです。
留学を目指すみなさんが、目標を叶えられるように心から祈っています。頑張って!
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