こんにちは、ココです。
去年から更新ペースが遅くなり、インスタ投稿も死ぬほど進まなかった言い訳からしますと、2021年に入るころには就職活動というのをやってみていたからです。
就活が上手くいっていないということは、【国際人の就活対策】の記事でも言及しましたが、2021年の5月くらいにはほぼほぼ就活を終えていました。
それなのにここ数ヶ月更新ができていなかったのは、主に就職先のことで落ち込んでいたからです。
精神科に行くほど体には影響がなかったのですが、留学でインキャ生活していたときよりずっと精神がボロボロになっていました。今は元気です!
ここで留学に関係ない自分の話をするのは好きではありませんが、誰かの目に留まり共感なり安心なりしてもらえたらということで、近況について話していきたいと思います。
※死に関する話をします。
※ブログテーマとは異なる内容ですが、同じような状況の方が読んで、一緒に頑張ろうと思ってもらえるかもしれないと思い公開しています。
コロナ禍の就活
就活については、結論から言うと、地元の中小企業で英語関係の仕事をすることになりました。主に通訳として4月から働きます。いい仕事のように聞こえるかもしれませんが、この仕事に決めるにあたって苦しい時間を過ごしました。
私は観光学科の学生で、もともとは観光業界を目指して進学しました。航空関係かホテルを志望していて、CAもしくはホテルのコンシェルジュあたりを目指して就活しようと考えていました。
その矢先、私が大学3年生になるころに新型コロナウイルスが広がっていきました。
ちょうど私の1年先輩の4年生が就活を始める時期で、私と同じ業界を目指していた先輩たちは、仕方なく希望を変えていきました。影響を大きく受けた観光業界では、新しい雇用をしない傾向になったためです。
CAになるんだとイキイキと話していた、私が1番尊敬し、仲が良かった優秀な先輩が進路を変え、ホテル業界にシフトしたのを近くで見ていました。それだけでも驚きだったのに、先輩の内定が全く出ない状況はもっと信じられませんでした。
来年自分が就活するときは改善されていることを願いながら、3年生を過ごしました。
私が4年生になり私の就活が始まるころは、状況は改善されるどころか悪化していました。一貫して航空業界はほとんど募集なし。私が見ていたホテルでの雇用はストップ。応募できるホテルは働きたいとは思えないところばかりで、旅行会社も大手中小関わらずストップで、倒産寸前の企業も多い。もう、観光業の就職にこだわってはいられなくなりました。
ほどなくして、全く就職する気のなかった英会話業界を主に、家や家具好きなので不動産や建設、インテリア系も見ながら就職活動をすることになりました。
観光業への熱意とは比べ物にならないので、正直やりたくありませんでした。
でも家族のおかげで大学に行かせてもらった身として、就職するべきという認識はありました。飲食業から、製造業、新聞社まで応募しました。
そしてことごとく落ちました。就活対策の記事で、私の就活の仕方がどうダメだったかは書いていましたが、本当に内定が出ませんでした。就活のやり方を変えて1次2次と進んでも、最終で必ず落とされる。そんな状況でした。
先輩は口を揃えて、「落ちても続ければ絶対に受かる」「いつか内定が出る」「落とされても『こっちからお断りよ』くらいの精神で」とアドバイスしてくれました。
しかし、興味のない業界からどうにか絞りだして選んで受けた会社が全滅になり、もう身動きが取れませんでした。
最終的には3社から内定が出ましたが、訪問営業職(ブラック)、オペレーター職(給料死ぬほど安い)、そして入社を決めた会社(ブラック)というメンツっぷり。
最後の会社は英語が活かせ、また地元企業である点から就職を決めたのですが、入社決断後にブラック企業だと知り、「ああ、自分終わった」と思いました。
「ていうか私4年生じゃん。卒業旅行はヨーロッパ一周って決めてたのにな。会いたい人いっぱいいるのにな。コロナのせいでどこにも行けない。就活も上手くいかなかった。就職する会社も社長は嘘つきだし、給料安いし、休みが少ない。こんなはずじゃなかったのに。
アメリカにいる彼氏に会いたい。就活してる間にパスポート切れちゃったし、彼は仕事で忙しいから会いに行っても帰りを待つだけの毎日か。ていうかいつ会えるんだろう。その前に4月からブラック企業で生きていくのか。
死にたい。」
今までも人生で数回そう思ったことはあったけど、今までとは何かが違いました。具体的な方法とかいつするとかは分からないけど、もう生きていたくないという大きくて強い感情がありました。
初めてのことで、自分でも怖くて、でも怖いということは本当は生きていたくて、でも生きるのが苦しくてたまりませんでした。生きたいのに、希望を見つけられなくて、したいことができなくて、相談できる相手も近くにいなくて、1人で泣いていました。
電車の中や、家までの帰り道で泣いたのは生まれて初めてでした。
日本の就活は、もともとしんどいことで有名で、「なぜ就活は辛いのか」というテーマの本から映画まであります。辛いならやめればいいじゃないかと思うかもしれませんが、やめていいならそりゃやめます。
でも、「就職しないといけない」という個人の事情のためにやめたくても簡単にはやめられないです。
就職しなくても生きていく術はあるはずなのに、周りが内定をもらい、家族には就職について聞かれ、プレッシャーから「就活しないといけない」「就職できなかったら終わり」という意識もありました。
その上で「あなたはうちの会社には要りません」と突きつけられてばかりだと、社会で自分は要らない存在に思えました。就活のせいでそんな考えをするなんてバカげていると分かっていても、です。
コロナと就活と遠距離恋愛の三重苦
何もしたくなくて、話したくなくて、恋人ともコミュニケーションが上手く取れなくなるまで時間はかかりませんでした。
正直なところ彼との未来より、自分の卒業後のことを考えるので精一杯で、彼に構ってあげられなくなったのです。「結婚」とか「計画」とかいうワードを彼が口にするたびに胸が苦しくなり、「就職」の2文字が頭の中で暴れだすような感じでした。
人生で1番苦しいときで、でも大事なときでもあったので、1人で考えたいと彼に伝えました。
分かってもらえたかと思ったら、彼も彼でコロナで私と1年半会っていないことが辛く、1週間も経たないうちに「話せないの苦しいよ」「もう限界」と催促のメッセージが来ました。私だって限界でした。
コロナも苦しいし、遠距離もしんどいし、就活も就職も地獄のようで、親友も私の状況を見てかける言葉が見つからないくらい、どうしようもない私でした(笑)
話したい彼と、話したくない私。今思えば自分のことしか考えていない2人だったと思います。
きちんと日本の就活事情も説明せずに、「しんどいから話したくない」なんて突き放された彼は不安だったと思うし、不安だからと追い詰められている彼女をさらに追い詰めた彼にも、もっと違う方法があったはずです。
コロナ、就活、遠距離のそれぞれが生み出す葛藤や不安、絶望が絡み合っていきました。
吹っ切れたきっかけ
そんな風にドン底だったのが去年の12月のことでしたが、年が明けてからはかなり元気になり、気持ちに余裕ができたので彼とも楽しく話せるようになりました。
私の状況は何も変わっていません。観光業界は未だに打撃を受けているし、4月からブラック企業で働く事実もそのままです。彼に会うプランも今のところないです。
それなのに、今までの人生で1番辛かった時期をこう書いて伝えられるまで、心にも時間にも余裕ができたのは、年末に入社の誓約書なんかを書いて提出したら吹っ切れて、「とりあえずやってみようじゃないか」という気持ちになったからです。ブラックでも、とりあえず経験してみようと。
今まで留学や国際恋愛、遠距離や大学まで色々やってみたけど、どれも結果的に私に新しいことを教えてくれました。今回も、留学生活のように途中で辛くなったとしても、最後にはやってみて良かったと思える道にいる気がするのです。
本当に辛くなったら、その時は再び人生を終わらすことを考える前に、絶対に退職すると自分自身と約束しました。今見えている道を、とりあえず歩こうと思います。
すぐに就職せずに、卒業後1年間また就活をしてみようかとも考えてみました。しかし観光業界が今年中に持ち直し、希望の職種に就けるとは考えにくい。そのため今は、働いて新しいことを経験した方がいいという決断に至りました。
よく考えると、通訳という仕事内容だけを見ると、TOEICのスコアが高いだけの22歳大学卒業したてのぺーぺーがさせてもらうには、立派で贅沢な仕事だと思います。
もしかしたら辛い思いをするかもしれないけど、そのときは「ココのブラック社畜体験」という新しいブログでも作って、昇華させるつもりです。
これからの計画
今後のことですが、最低1年は今の会社に勤めたあと、観光業界が復活したら転職、もしくは彼と結婚してこっちに呼び寄せるか、私が渡米するかのどちらかを考えています。
ウクライナのこともあり世界情勢や経済が不安定なため、どちらの国で暮らすことがよりよいのか決めかねていますが、今決めなくてもいいと思っています。
どっちにしろお互い結婚資金を貯めないといけないので、今はそれぞれの地で働くことを決めました。
私たちには、2人で事業を営むという夢があります。それが日本かアメリカか分かりませんが、将来お店を開いて、お互いの特技や趣味を活かせる仕事をするのが夢です。
必要な資金を確保するため、また自分自身の新しい経験のためにも、4月から社会人というものをやっていきます。
このブログのこれからについても考えました。
高校卒業直後にこのブログを始め、大学生から社会人になるまで続けてきました。
悩みを抱えながらも頑張ろうとしている方を応援したい気持ちは、これからも変わることはありません。
仕事をするとなると、ブログやインスタ更新のための時間は一体取れるだろうかと疑問は残りますが、可能な限り活動を続けていきたいと思っています。
インスタDMでの個人カウンセリングも同様です。返信が遅れることがあるかもしれませんが、これからも受け付けますので、気軽に話しかけてくださいね。
もともと誰かのためになればと書いてきましたが、書きながら自分自身ポジティブな気持ちになったり、読んでくださる方々から優しい言葉をいただいたり、仲良くしてくれる学生さんたちから若いパワーをもらったり・・・逆に救われることの方が多かったのかもしれません。
大好きな場所なので、アクセスがある限り言葉を届けていきたいです。
長くなりましたが、最後まで目を通していただきありがとうございました。これからもよろしくお願いします!
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