こんにちは、ココです。
私はアメリカ高校留学中に現地の男子高校生と出会い、今年で交際7年目に突入しています。
付き合ったアメリカ人は彼一人だけですが、付き合ってから「マジかよ」とショックを受けたりすることが多々ありました。
他のアメリカ男子と関わっていくなかで、衝撃を受けたこともあります。
生活習慣から「タトゥー」「薬物」などのアメリカとは切っても切れない文化まで、アメリカ男子あるあるを紹介していきます。
こんな方にオススメ・・・
- アメリカ人男性と付き合ってみたい方
- 気になるアメリカ人男性がいる方
*アメリカ人なら全員がそうというわけではなく、あくまで私がよく見聞きする情報をもとに整理したため、あなたが実際に経験することとは違う部分も含まれているかもしれません。参考程度にしていただければ幸いです!
①ワキガについて
日本や韓国など東アジア人と比べ、白人や黒人やヒスパニック系外国人は、かなり高い確率でワキガであることが科学的にも証明されています。
その割合はなんと、黒人だと95%、白人だと80%だとも言われています。
私の彼は白人で、強烈なワキガではありませんが、夏になるとかなりきつめなオニオン臭(!)を脇から放ちます。
日本ではワキガは「病気」「症状」と捉えられることも多く、手術などで治すことができるという認知があると思いますが、彼に聞いてみたところ、少なくとも彼の周りでは「ワキガ」というものがないそうです。
彼にワキガについて話すと「ん?何それ?」という反応で、「学校にいなかった?すっぱいというか、スパイス的なにおいがする子とか」と聞くと「いや分かんない」との回答。
海外ではワキガが当たり前すぎて、においを感じられないのでしょうか?彼も軽いワキガだから知らないだけか・・?
ともかく、外国人の素敵な彼が実はワキガっぽいということは決して珍しいことではないので、特ににおいに敏感な方は知識として入れておくべき点です。
②シャワーについて
ワキガは遺伝子に組み込まれているものなので仕方ないにしても、さらに「シャワーを4日間くらいは余裕で浴びない」という人がアメリカにはゴロゴロいるわけです。
(もちろん毎日浴びる人は浴びるし、毎日浴びなくても臭くない人は臭くない)
私の彼も真夏の日本に遊びに来て、夜シャワーに誘うと「いや、今日は浴びない」と言い出すんですよ。
は?と聞くと、「今日とくに何もしてないし、そんなに汗かいてないから」。
いや待てよって。真夏だよ?一日家にいたとしても、絶対に人っていうのは汗をかきながら生活してるって!非常に不快でした。
そのため私たちは「一緒にいるときは毎日シャワーを浴びる」という決まりをわざわざ作りました。
遠距離している分にはにおわないからまだいいとしても、一緒にいるときくらいは清潔でいてほしいものです・・・。
③耳垢について
汚い話題ばかりで申し訳ないのですが、清潔面で知っておくべきことの最後に「彼らの耳垢は私らの耳垢と違う」というものがあります。
ワキガの話にも繋がるのですが、自分がワキガの持ち主であるか否かをチェックする方法の1つに「耳垢が湿っているか」があります。
ねっちょりタイプだとワキガである可能性が高いそうですが、白人はやはりねちょる人が多いらしく、私の彼の耳垢もねちょっています。
ねちょるのは体質だし、本人も困っているので大変そうだなと思うのですが、あまりにも汚れていると「しっかり手入れしようよ・・!」とかなりげんなりしてしまうこともあります。
体臭にしても、シャワー頻度や耳垢にしても、アメリカ人は日本人ほど「衛生的であろう」という意識がある人は少ないと感じます。
ヒゲも生えてて全然いいと思うのですが、手入れをせずに生やしっぱなしなんていう人もいるわけで、日本人の私の価値観だと「それで仕事行くの?!」という感覚なわけです。
それに対して日本人は、子どものときから掃除をすること・清潔であることの大切さを身をもって教えられていますよね。
ヒゲ脱毛やスキンケアをする男性も年々増えてきていて、清潔感が重視されていますが、アメリカではそこまで一般的ではない、というだけの話。日本の方が優れていると言いたいわけではありません。
ですが、キスしたり抱き合ったりする日本人の彼女としては、「う~ん。受け入れがたい!」という面が多々あります。
アメリカ人や外国人と恋愛したいと考えている方は、私と彼がシャワーのルールを決めているように、お互いの価値観をすり合わせたり、受け入れにくいことがあれば話し合う必要があると知っていてほしいなと思います。
④タトゥーについて
私と彼が出会ったときはお互い17歳くらいで、まだまだ子どもでした。
なので一緒に大人になってきたわけですが、大変だったのがタトゥーに対する価値観の違いを理解し合うことでした。
アメリカでは、州によって16~18歳からタトゥーを入れることができ、高校を卒業するころにはタトゥーが入っていてもなんら普通というくらい、タトゥーが生活になじんでいます。
(タトゥーを入れていない人ももちろん沢山いますが、入れている人を見ても、日本のように「わ、タトゥーだ」とわざわざ感じることがありません)
彼の両親もタトゥーを入れていて、そのような家庭で育ってきたので、彼にとってタトゥーを入れるという行為はごく普通のことでした。
そのことは重々理解しているのですが、日本人である私からしてみれば、タトゥーが入っている友達はいないし、タトゥーに対して「不良」「日本社会になじめない」という印象がどうしてもぬぐえませんでした。
それだけでなく、将来日本で一緒に暮らすという道もあるので、タトゥーがあることで職種がせばまったりし、不自由な思いをしてほしくないという気持ちもありました。
しかしそれ以上に「大好きな彼が変わっていく姿」を見たくないというのが正直な思いでした。
(もともとタトゥーが入っていたら気にしなかったと思いますし、タトゥーが入っている人が嫌いというわけではないんです・・・高校で出会ったあとのことなので、好きな人がどんどん違う人になっていっているようで、なかなか受け入れることができませんでした。)
日本社会や就職のことを説明した上で「タトゥーを入れないでほしい」と何度も言いましたが、彼は「自分の人生だから好きなようにしていいでしょ?」の一点張りで、結局大きなタトゥーを入れました。
タトゥーがあることで人格が変わるわけでもないのに、私の日本人的な価値観を押し付けてしまったことに関しては、申し訳なく思っています。
とは言ってもやはり、「自己主張が大切」で「個人主義」な文化で育った彼に、私の気持ちを尊重するという選択がなかったのは、悲しいことでした。
とても複雑で難しい問題だなと思うのですが、私の方にももう少し心の準備ができていたら、そこまで苦しまなくてもよかったかなと思っています。
私と同じように、タトゥーに抵抗があるかもと思う人は、
- 好きな人は将来タトゥーを入れる意志はあるか?
- そうだとしたら、自分はどう思うか?
ということを少し考えて、時期が来る前に、話し合うべきことは話しておくといいかもしれません。
⑤肥満について
アメリカの肥満度は非常に高く、成人であれば69%が健康体重を超えています(出典)。
なので男性だけに限った話ではないのですが、卒業後にアメリカの同級生に会うと「あれ?太ったよね?」と思うことが多いです。
アメリカ人が成人になって太る理由に、飲酒と運動不足があります。
お酒の購入は21歳からとなっているアメリカですが、大学生にもなるともうほとんどみんな飲んでいるので、イケメンの彼が成人するころには「あのころの彼はどこへ・・・」となる可能性もあるわけです。
また、アメリカは車社会で運動時間がただでさえ少ないのに、高校を卒業し体育の授業がなくなると、ほとんど運動しなくなる人が一気に増えるのです。
知人のアメリカ人で健康体型の人のほとんどは、軍隊に所属しているか、積極的にジムに通っています。
私の恋人は代謝が良く太りにくい体質ですが、口うるさく生活習慣を気を付けるように言っていて、「好きなもの食べさせてよ!」と言われ度々喧嘩になることも過去にはあり・・・彼の言い分も分かるけど、彼も好きな人には健康でいてもらいたいんですよね。
しかし彼氏といえ行動をコントロールすることはできないので、せめてもの工夫という感じで、一緒にいるときはサラダやフルーツをしれっと彼の皿に盛ったり、できるだけ自炊したりしています。
アメリカの食文化はかなりめちゃくちゃなので、アメリカ在住の彼氏に太ってほしくない場合、色々策を考える必要があると思います。
⑥薬物について
アメリカの高校に留学して衝撃だったことの1つに、薬物問題がありました。
留学先の高校は割と治安が良く、生徒も落ち着いている人が多い印象でした。
しかし、いくら田舎の平和な高校でも、パーティーしているところに出くわしたりすると、特徴的なマリファナの臭いがしてきたりすることがありました。
同じ学年には、薬物乱用で少年院に送られる子もいたりしました。
そのように、アメリカには高校生でも簡単に薬物に手を出せる環境があるわけです。
みんながみんなしているわけではなく、私の周りでは非常に少数派だったので、そういう人もいるんだなーというくらいに自分で納得していました。
しかし私も年を取るにつれて、アメリカでは成人になると、薬物を使用する若者が非常に増えるということを知るようになりました。
私の友達でも薬物をしている人がいますし、彼氏の周辺の成人した友達の多くが何らかの薬物を使用しています。
私の彼は、映画で見るような「ハッパ」や「白い粉」的な薬物は使用しませんが、グミの中に薬物の成分が含まれているタイプのものをたまに食べるようになりました。
(州によって法律が違いますが、ミネソタでは本物のマリファナなどの薬物は法律で禁止されています。このグミの類いなら、21歳以上だとベープショップなどで購入できます。)
彼いわく「リラックスできる」「勉強により集中できる」というメリットがあるそうですが、「ダメ、ゼッタイ」の標語とともに育ってきた純ジャパの私にとっては、「は、アホやろ」の感想しかありませんでした。
リラックスするなら他に方法があるじゃん・・!何でみんながしているからってそんなこと始めるの?とひどく彼を軽蔑しましたが、これもまた文化の違いなんですよね。
日本では「リラックス」「気分転換」の目的で使用するものといえば、煙草が人気ですよね。街中で煙草を吸っている人を見ても、そこまで驚きはしないと思います。
が、実際のところ、マリファナ(大麻)より煙草(ニコチン)の方が依存性は高いらしいです(出典)。
そのうえ煙草だと煙を吸い込むため、肺ガンなどあらゆる病気を引き起こす可能性があります。
煙草を頻繁に吸うのと、マリファナの成分が含まれたグミを月に1・2回食べるのでは、おそらく煙草の方が弊害が多いと思いますが、それでもやはり彼氏がマリファナ的なものを摂取しているを知ると、できるならやめてほしいと思ってしまいます。
「何が自分にとって馴染みがあるか」「どんな教育を受け、どんな環境を見てきたか」で価値観に大きな違いが生じ、人によっては理解し受け入れるのが大変なこともあると思います。
私も最初は非常に混乱し、正直「マリファナする人となんか付き合いたくない」とまで思ったこともありますが、よく考えたら煙草も薬物も一緒くたにして「体に絶対に悪い!ダメ!」と思い込んでいた節があります。
好きな人がマリファナなどをすることになれば、相手がどのように摂取し、どれくらいの害がある方法を選んでいるのかを冷静に確認することをおすすめしたいです。
(明らかに依存していて、態度が変わってきたとかいう状況になったら、なるはやで別れることをおすすめします。そういう人は精神的にも経済的にも身体的にも崩壊していきます)
⑦交際について
アメリカでは「告白」というものがあまりない、という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
確かに「君のことが好きです!付き合ってください!」というプロセスをぶっとばして、キスからの即合体・・なんてことは周りの話を聞いても珍しいことではなさそうです。
インスタDM相談で「恋人らしいことはしているのですが、告白されていないのでどういう関係なのか分かりません」という相談をいただくこともあります。
私の場合、今の彼から「僕の彼女になってくれない?」と結果的には言われ(言わせ)交際が始まりましたが、その前のデートの段階でキスされそうになったので、かなり焦った経験があります。
私からアドバイスできることとしては、曖昧な関係になるのが嫌で、段階をしっかり踏んでいきたい場合、何か起こりそうだなと思ったら「あなたのことをもっと知って、ちゃんと付き合ってからがいい」と伝えた方がいいと思います。
しかしアメリカ人男性は、1度拒否られたり曖昧な態度を取られると「もうチャンスはない」と思う人が多いので、私なら「あなたのことは気になっているけど」的な一言を加えると思います。
または、とりあえず流れに任せてみるという方法もあると思います。
あとから彼女なのか何なのか分からない・・・と不安を感じるようになったら、シンプルに相手に聞いてみることです。
陰でもやもやしていて友達などに相談しても、実際のところは何も変わらないし分からないですよね。勇気を持って彼と話してみてほしいです。
まとめ:違うからこそ、お互いに思いやりを
ここまで、アメリカ人について以下のことについて紹介しました。
- ワキガ :黒人・白人の8割以上がワキガ
- シャワー:シャワー頻度が少ない人が多い
- 耳垢 :耳垢が溜まりやすい人が多い
- タトゥー:タトゥーがあって当たり前の社会
- 肥満 :成人の69%が肥満
- 薬物 :成人すると薬物利用者が増える
- 交際 :「告白」をしない人がいる
彼と付き合ってから6年が経ち、今では慣れたことばかりですが、日本とアメリカという全く真逆と言っていいほど違う国に生まれた同士なので、本当に色んな衝撃や葛藤があったなあ・・・としみじみ思いながら記事を書いていました。
実際に一緒に過ごしたり、触れ合ったりしてから初めて分かる、体質など体に関するデリケートな違いも多く、相手の気持ちをよく考えずに指摘してしまい、「何でそんなこと言うの?」と傷ついたこともお互いにありました。
お互い違う文化や遺伝子を持つからこそ、びっくりすることが多いですが、そんなときこそ「思いやり」を持って接していきたいものです。
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