こんにちは、ココです。
この間、インスタのDMで「アメリカの高校の先生について教えてほしい」というリクエストがありました。
確かに、アメリカと日本では、高校のスタイル自体まったく違うのですが、先生も違います!
ということで今回は、アメリカの高校の先生について紹介します。
アメリカの先生① タトゥーが入ってる
私がアメリカの高校に通い始めて1番最初にマジか!と思ったのが、タトゥーが入ってる先生がいることでした。
日本ではありえませんよね。アメリカでも、私立の金持ち高校ならこんなことはないのかもしれませんが、うちの公立の高校には2人くらいいました。
アメリカでは基本的に18歳からタトゥーを入れることができるので、もちろん生徒の中にもタトゥーを入れている子がかなりいました。
もしこれが日本なら、、、と置き換えてみると「マジか!」と衝撃的でした。
アメリカの先生② ルールは各先生が決める
日本の学校では校則があり、「授業中の飲食禁止」「ケータイ使用禁止」など学校全体で決まっていることが多いと思います。
私のいた高校ではどうかというと、ルールは先生が決めていました。
例えば、アメリカ史を教えていた先生(女・30代)は、「授業中に飲めるものは水だけ・容器は透明なもののみ可」としていました。
美術の先生(男・40代)は、ドーナツを食べてても、スタバのカップを机に出していようとも、なーんにも言わないような人でした。
家庭科の先生(女・50代)は、「まぁ食べてもいいけど、臭いがきついものや、バリバリうるさいのはやめてちょうだいね」と言っていました。
細かいルールは各先生によって違う、というわけです。
アメリカの先生③ 注意しない・怒らない
私が留学中にびっくりしたのが、アメリカの先生は全くと言っていいほど怒らないということ。
日本では、宿題出せ、遅刻するな、居眠りするな、ケータイ出すな、お菓子食うな、ちゃんと挨拶せろ、、その他もろもろ、とにかく先生はうるせぇですよね。しかも結構怒鳴るでしょ。
アメリカの先生は、怒鳴らない。生徒が遅刻しようと、宿題を出さまいと、注意すらしない。
なんなら「授業中は水だけよ!」って1回目の授業では言っても、その後カフェラテ飲んでてても何も言わない。みんなそんな感じ。
私は先生ではないので分かりませんが、たぶん「高校生は大人同然。行動は自分で責任を取るべき」という考え方なんだと思います。
それか、アメリカの高校生は日本より落ち着いているのかもしれません。私たちが授業中ワーギャーなって「うるさい!!」と怒鳴られるのは、うちらがガキすぎるだけかもね、、、。
とにかく、アメリカの高校でこんなにも先生がうるさく言わないのはちょっとしたカルチャーショックでした。え、水だけって言うたやん。結局何でもええんやん。みたいな。
アメリカの先生④ 意外と気を遣う
私の高校の生徒はアジア人はごく少数で、95%以上が白人でした。アジア系の子たちも、国籍はアメリカなので名前はアメリカ人っぽい名前の子しかいませんでした。
だから私の見た目と名前を見れば、先生はすぐ私が留学生だと分かるんですよね。
で、授業は生徒に意見を聞いて回るスタイルが多いのですが、気を遣ったのか、私の順番は飛ばすか、簡単な英語で聞いてくれたりする先生がほとんどでした。
ヨーロッパ人留学生に対しては違う処置を取ったのかもしれませんが、アジア人=ヨーロッパほど英語は上手くないと分かっているのかもしれませんね。
気を遣ってくれたことが嬉しかったのか、逆に普通に接して欲しかったのかよく自分でも分からないのですが、「留学生だからと容赦ない!すごく厳しい!」ということはあまりないんじゃないかと思います。まぁ先生によるんだろうけど。
アメリカの先生⑤ フレンドリー
アメリカ人=フレンドリーだと思っている人は多いと思いますが、実際、高校生くらいの年齢だとそんなにフレンドリーじゃないんですよ。
でも、先生たちは本当に優しくて、友好的な人が多かったです。
最後の授業の日には、生徒みんなをハグするような可愛いおばさん先生がいたり、お菓子を配って回る先生がいたり、とにかく優しい。
英語には敬語という概念がもともとあまりないからか、生徒と先生が平等な雰囲気があることも、先生との距離が近い理由の1つかもしれません。知らんけど。笑
まとめ:先生を上手く味方につけよう
私が考えた、アメリカの先生たちの特徴は以下の通りです。
- タトゥーOK
- 各先生がルールを決める
- 注意しない・怒らない
- 意外と気を遣う
- フレンドリー
私は、留学生という立場から私は色んな先生に色んな助けを求めたわけですが、みんなすごく親身になって応えてくれました。
私の環境が恵まれていただけなのか、アメリカの先生はそういう人が多いのかは分かりませんが、アメリカ人というのは基本的に、助けを求めたらちゃんと助けてくれる人が多いと思います。
逆に、「困ってる」ということを伝えないと何もしてくれません。何も言わなくても察してくれて、気の利くのは日本人くらいです。
だから、「授業についていけない」「課題の仕方が分からない」という悩みはちゃんと先生に話す必要があります。
アメリカは実力主義で、やらないやつは放って置かれますが、頑張ろうとしている人にはチャンスをくれる、そんな国です。
先生たちも、タトゥーがあったり色んな人がいるけども、苦手ながらも頑張っている生徒にはいい評価をくれたりすることが多い。
だから上手くアピールをしつつ、先生を味方につけることが大事じゃないかな、と私は思います。