こんにちは、ココです。
年下のアメリカ人男性との遠距離恋愛が3年経ちましたが、私の高校留学後に彼は3回日本に遊びに来たことがあります。
合計で半年間くらい日本に滞在したことがある彼ですが、「え、これ食べるん?!」と何回も驚かされました。
今回は、今や日本オタクになった彼がお気に入りの日本食について紹介します。
あなたの彼やホストファミリーも気に入るかも?
彼について
食の前に、彼がどんな風に日本や日本食を好きになっていったのかについてちょっと話します。
もともと彼は生粋の車オタクで、小さい頃からお父さんと車いじりをしていたようなアメリカンで、日本との接点はほぼありませんでした。
日本の車は世界中で人気があるようで、車のことを知っていくにつれて日本の車への憧れはずっとあったくらいで、日本に対する特別な思い入れはなし。
しかし高校で日本人留学生だった私と出会い、付き合うことになると一変。まずは日本語の勉強から開始しました。
数週間でひらがなとカタカナをマスターし、「にほんのくるまはかっこいいです」という文を毎日繰り返し聞かされる始末。
私がアメリカを離れる頃には、「あなたはかわいいです」「ぼくのてんしです」「いまからつくる子」(=「今から子作りしよう」と言いたかったらしい。アカンやろ。)という、私は聞き慣れないフレーズを言えるようになっていました。
そして私の留学が終わった1ヶ月後に初来日。
東京や、私の故郷である九州のありとあらゆる場所を巡りました。
外食や私のママやおばあちゃんが作るご飯を堪能した彼は、すっかり日本食の沼(?)にハマってしまいました。
「アメリカ人なのにこんなの食えるん?美味しいん?」というものまで手を出していったので、彼が来日するたびに私は軽くショックを受けてきたわけです。
ということで、彼の好きな日本の食べ物ランキングを紹介していきます。
【10位】とんこつラーメン
アメリカでもラーメンが人気になってきて、都会の方に行くと日本発のラーメンチェーン店を見かけるようになりました。
日本に来る前の彼にとってのラーメンと言えば、アメリカのスーパーにも売っている「マルちゃん」の袋麺。
私も彼が食べているのを少しもらったことがありますが、日本のカップ麺の方が美味いという印象でした。私は断然うまかっちゃん派♡
彼に初めて本物のラーメンを食べさせたのは、貧乏旅行中に行った東京の、ある安いラーメン屋さんでした。
いたって普通の醤油ラーメンでしたが、彼はラーメンの安さと美味しさに感動し、それからラーメン屋さんに好んで行くように。
九州に戻り一蘭に連れて行くととんこつラーメンがお気に入りになったらしいです。
とんこつは脂っこく、とんこつ独特のにおいがエグいと感じる人も多いので、アメリカ人なら尚更苦手かなぁと思ったけどそんなことは全くなかったみたいです。
地元の味を、ミネソタの田舎で生まれた彼に褒められた時は嬉しくもありました。
【9位】もやし炒め
去年の夏には3ヶ月ほど日本に滞在した彼ですが、私の大学のアパートで過ごすことが多く、節約するために2人でよく自炊をしていました。
自ずと食材も安価なものを選ぶようになり、気づけばもやしの消費量も増えました。いいもの食わさせてあげられなくてスマン。
でも意外にも彼はもやし炒めを気に入り、作るように私に頼むようになりました。
クックドゥーのソースをつかったり、家にある調味料を適当にまぜたり、鶏肉を入れてみたりしていましたが、アメリカではもやしを食べる機会がないらしいので新鮮だったみたいです。
ちなみに「もやし」は英語では "Bean sprouts" と言います。使うことはないかもしれんけど。
【8位】白米
アメリカで主食と言えばパン類がほとんどです。バーガーやホットドッグとかですね。ミネソタでは豆類も多いみたいです。
なので白米を食べる習慣はないのですが、彼は白米を日本人より食べます。
日本語でいただきます〜と言った後、まず口に運ぶのはご飯。
おかずと一緒に食べるという概念がないのでしょう、その勢いのままお茶碗が空っぽになるまで白米一筋です。
私もおかずとご飯を一緒に食べるのが嫌い(おかずの味が薄くなるから笑)なので別に気にならないのですが、私のおばあちゃんちに居候させてもらっていた時はさすがにツッコミました。
おばあちゃんもおじいちゃんも、最初に白米だけ食べてしまうのを見てあまりにも驚いていたので、、、。
あと、アメリカ人の感覚?からして「白米はヘルシー」という考えらしく、いくら食べても太らないと思っているらしいです。やれやれ。
【7位】漬け物
ある日、彼と2人でスーパーで買い物をしていると、彼が指をさして「これ何?」と尋ねてきました。
指先には黄色くて長いアイツ、、、たくわんです。
「ジャパニーズラディッシュ(大根)のピッコー(ピクルス)だよ。めちゃくちゃ美味しいよ」と私は答えました。
かつお節や砂糖で甘く味付けされ、黄色に着色されたソレがアメリカ人にウケるとは思っていませんでしたが、興味があるようだったので、1番安い30センチくらいの丸ごとのたくわんを購入。
家に帰って早速切ってあげると、これがもう大好評。2人で1日で全部食べ切ってしまいました。
後日、日本人向けの甘めに作られたキムチも試させると、これまた1日で完食。
さすがに塩分と添加物の取りすぎだということでペースを落とすようにしましたが、こんなに漬け物がウケるとは思っていませんでした。
漬け物とは違いますが、旅行先での食事できくらげの佃煮というシブいものが出された時は、おかわりまでしていました。
キムチ、佃煮、たくわんなどの、「ザ・アジア」な味を好んで食べている姿を見て感動さえしましたね。
大体週一くらいで食べていたのが、お好み焼きです。
安いし、材料は少ないけど野菜も沢山摂れるし、料理がヘタな彼でも喜んで焼いてくれる(ひっくり返すのが楽しいらしい)ので登場頻度が高かったですね。
私のアパートの小さなキッチンで、ひっくり返すのが早すぎるとか、キャベツが多すぎたとかあーだこーだ言いながら作るお好み焼きは美味しかったなあ。
多めに作って冷凍しようとするのですが、彼の食べる量が多いので毎回全然残らなかった。
【5位】カレーライス
去年の夏、彼が日本にいたあの3ヶ月間でどれくらいのカレーを作ったことでしょう。
冗談抜きで、3日に1回の頻度で作ってたし、ココイチや近所のインドカレー屋さんにも足を運ぶほど、彼はカレーライスがとっても大好きです。
アメリカにもカレーはあるらしく、インドカレー屋さんなどで食べることはできるらしいですが、ポピュラーな料理では全くないそう。
しかし彼が言うに、日本のカレーライスは味・香り・見た目ともに最高らしいです。
にんじん、じゃがいも、チキンさえ入っていれば完璧で、私たちはもやしが腐りそうな時はみじん切りにして玉ねぎ風にしてブッ込むというワザまで開発しながら、とにかくカレーを沢山作りました。
また彼はナンも超気に入り、アメリカに帰ってしまった後もナンをすごく恋しがっています。
私がナンカレーを食べていると嫉妬されるレベル。
ここに来てまさかのカロリーメイトがランクイン。
彼とカロリーメイトの運命的な出会いは、東京旅行中に立ち寄ったコンビニで起こりました。
グラフィックデザインに興味がある彼は、カロリーメイトのシンプルなパッケージに惹かれお買い上げ。
開けて食べてみると「何コレ、めっちゃ美味いやん」と言いながらバクバク完食。それ以来たぶん40箱くらいは消費したはずです。
パサパサして唾がいっぱい要るお菓子というイメージですが、アメリカにはこういうシンプルなタイプのバーはないらしく、日本を発つ前には必ずカロリーメイトを10箱くらい買って帰っています。
私が日本からクリスマスプレゼントを贈ったりする時も「絶対カロリーメイト入れてね」と念を押してきます。
ちなみに絶対にチョコレート味。それ以外は全く食べない。
【3位】卵焼き
初めて彼が来日した3年前、私たちはまだ高校生で、私の両親も住む実家に1ヶ月程滞在していました。
ママがいつも朝ごはんを用意してくれていたのですが、ある日のメニューがご飯、鮭、卵焼き、味噌汁という典型的な日本の朝食でした。
どれも彼にとっては初めての料理だったので、私は不安げに彼をチラチラ見ながら食べていたのですが、彼が「ウマア!」と声を上げたので「え?!どれ?」と聞くとそれが卵焼きだったのです。
私のママが焼く卵焼きは、牛乳と蜂蜜で卵を溶き、ココナッツオイルで半熟に焼くという甘めのもの。とろとろしててココナッツの風味が効いていてとっても美味しいんです。彼も気に入ってくれました。
でもココナッツとか半熟とかは別にどうでもいいらしく、誰が作った卵焼きを食べても「超ウマい」というので、卵焼きなら何でもいいらしい。
回転寿司に行っても卵を6皿くらい食べるので、ケチケチの日本人である私は「家でも食べれるから他の食べなよ、もったいない」と毎回言ってしまいます。
【2位】焼きそば
生麺だろうが、カップ麺だろうが、ソースだろうが、粉だろうが、彼には関係ありません。焼きそばなら本当に何でも喜んで食べます。
とは言え、彼にもお気に入りはあるらしく、ダントツでUFO焼きそばが1位。
朝でも夜中でもいつでもお湯を沸かして食べたがるので、私はいつも野菜を摂らせようと具沢山スープを作ったりして必死でした。
UFOもいまや、プレゼントリクエストには欠かせません。
アイツはとてもかさばり、ダンボールに詰めるのが大変なのですが、毎回3つは送ってあげます。
【1位】メロンパン
サクサク、カリカリ、ふわふわ、、、。
思い浮かべるだけでもよだれが出そうな、好きな給食ランキングでも必ず上位に来るあのコ。アメリカ人男子の心をも鷲掴みにしてしまったようです。
彼がどれくらいメロンパンが好きかというと、日本に向けてアメリカを発つ時に「メロンパン、家に用意しててね。」といちいちメッセージを送るくらい。暑い中でも彼女を求めてスーパーまで健気に歩くくらい。どうにかアメリカでも食べられないかと、メロンパンクッキーを持ち帰るくらい。
それくらい、メロンパンに恋をしています。
メロンパンは賞味期限がとても短く、アメリカに持ち帰り美味しさそのままに保管することは不可能です。
しかしメロンパンを食べたい彼は、私がアメリカまで会いに行く際は「できるだけ潰さないように、2個くらい持ってきてくれないかなあ」と切なげに訴えかけてきます。
私も何だか使命みたいなものを感じてしまい、危うくリュックに圧をかけないように最大限の注意を払いつつ、3つのかわい子ちゃんたちを背負って渡米に挑むのがお約束です。
プレッシャーなんで、アメリカでも早く商品化してくれねえかな、、、。
まとめ
アメリカ人の彼氏が好きな、日本の食べ物10選を紹介しました。
近年、日本の食の魅力に魅了されている彼ですが、さらなる舌の日本人化に期待していきたいと思います。
そして日本の食べ物の良さがもっと広がって欲しいものです。
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