こんにちは、ココです。
高校留学中に出会った、アメリカ人の彼氏との交際が始まって、今月で3年になります。
早いような、短いような。色んなことがあったし、沢山学んできた3年間だったと思います。
楽しいことも、辛いことも、傷つけたことも、傷つけられたこともあったけど、3年も経てば1番の親友みたいな存在になりました。
今までのブログでも国際恋愛、遠距離恋愛については沢山語ってきましたが、いつもアドバイス系が多かったのが特徴です。
今回は、誰に何を助言するというのもなしに、記録として遠距離3年目のリアルをゆるゆると書いていきたいと思います。自己満だよん。
遠距離4年目のリアル① 英語がかなり上手くなった
彼は1歳年下のアメリカで生まれ育ったアメリカ人。私たちのコミュニケーションはほぼ100%英語で行われています。
(彼の日本語勉強歴も4年目ですが、日本語での会話はまだ練習中!)
私の留学が終わる3ヶ月前にドタバタと交際が始まったので、留学中に実際に同じ空間で会話をした期間は長くはありません。
しかし3年も遠距離をしていると、日々のメッセージのやり取りやビデオ通話により英語は伸び続けているなぁと感じます。
彼との会話以外に取り組んでいることは色々ありますが、彼なしだとここまで上達はしなかったと思います。
それくらい、日常的にアメリカ人と話せることは自分の英語学習の面で大きな影響を与えていると思う。
彼はあまり私の英語の間違いを指摘せず、黙って理解するような人なので、文法や語彙力の面では大幅に上達していません。
が、イントネーションや喋り方が彼に似てきていて、自分でも「わ、今の話し方めっちゃアメリカンやん」と思うことがあります(笑)要するにただのアメリカかぶり
そんな中途半端な感じなので、この前は旅行先で出会った外国人に「君どこの人?英語がアメリカっぽくも、アジアっぽくもあるから全然分かんねえんだけど。初めてそんな英語聞いたよ」とかなり困惑させてしまいました。
この時代正しい英語なんてもはやないし、自分が楽しくて、外国人とコミュニケーション取って、彼らに笑ってもらったり、語ったりできればそれで私は幸せなんで、、、
とか言うけど真面目に勉強するのが嫌だから逃げてるだけなんだけど(汗)でも楽しいことだけしてたい、、。
昔より上手くなったとはいえ、謙遜とかじゃなくまだまだ下手だと日々思います。
いまだに、自分のレベルに合ってない小説読んで訳わからんくなることなんてしょっちゅうだし、彼と電話してて「え?なんつった?それどういう意味?」って聞くし、知らない単語も表現もまだまだあるなぁと毎日思わされます。
だからといってやっぱり勉強頑張ろうとは思えない。
英語勉強初めてもう5年以上も経つと、中学生の時みたいに目をギラギラさせながら、英語辞書をいじくりまわす程の一生懸命さもなくなりました。最近本当にそう感じます。
大人になってしまったのか、ただ退化しただけなのか分からないけど、「ま、こんなもんでいっか」って感じ、、。
そんな風になったのは、映画や本、音楽、アメリカ人の彼という存在と常に一緒にいて、英語が近くにあるのが当たり前になったのかもしれない。
そう考えると、英語はもう勉強するものじゃなくて、付き合っていくものに変わってきた、そんな気がします。だから昔からの親友といるみたいに、気を張らなくなったのかもしれないな。
この話、全然遠距離関係ないな。3年という月日を考えているとこんな考えに至りました。
あ、あとスマホで英語で文字打つのめっちゃ早くなった。友達にキモがられるレベル。
遠距離4年目のリアル② 熟年カップルと呼ばれる若干ハタチ2人
3年間という時間は、熟年には程遠い。なのに、よく言われるようになりました、「熟年カップルみたい!」
最初に言われたのは、去年の夏、彼の3回目の来日中。
英会話講師のバイトの雇い主であるボスが、プライベートレッスンの生徒さんを私たちを紹介してくれた時。
「せっかく彼がいるなら、ネイティブも交えてみんなでトークしよう!」とボスに言われたので、彼を連れて行きました。
そしたら、その生徒さん達(2人、30代)が、「2人って結婚してるの?子どもは?」と聞いてきた。
私はびっくりして、まだまだ大学生でちゃんとした婚約もまだだと伝えると、あちらもびっくりしてました。
それからみんなでアタフタするというなんか変な感じになった。
彼らが言うに、すごく落ち着いて見えたそう。もちろん彼と私は家に帰って爆笑でしたけど。
だって家では2人でオナラを振りまくり、どっちの方が多くゲップできるか競い合い、変顔ばかりしている、落ち着きには果てしなく遠いただの下品な人間。
だから、どうして私たちが落ち着いて見えるか考えてみたわけですが、、、気を許し過ぎているが、それが外からだと熟年カップルのように見えるのかな、と。
確かにいくら3年間付き合ったからといえ、余裕でそんな下品なことをし合うのは普通じゃないかもしれない。正直周りからは引かれる。
私の実家で彼の前でも普通にゲップとかなんでもするから、家族からは「え、マジかよ」という視線を送られます。
でもそうできるのも、信頼関係があって、素をどれだけ出しても、変わらず好きでいてくれるという安心があるからかな、と思います。
にしても、文字にしてみると私たち相当きしょい。まぁ楽しいからいっか。
遠距離4年目のリアル③ 素直な人間になれた
でも私たちも、前から今ほど信頼していたわけではなくて、本当に色んなケンカやハプニングを経験して、沢山話し合って、お互いを理解しようと苦戦してきて、今があります。
例えば、彼はイケメンで前から優しかったけど、いい男には程遠かったんです。
いっつもゲームしてるし、家事は手伝わないし、自分は他の女の子と話すくせに私に対してはすぐ嫉妬するし、エ○チも適当だし、そのくせ結婚しようと迫り、おい私はその覚悟はまだないぞと伝えると、「結婚する気ないなら何で今、一緒なの?時間の無駄だから別れろよ」って怒られるし、ケチでねちっこいところがあるし、愚痴が止まらなあい!
でも私も私で、彼が初めて真剣に付き合った相手だし、英語で全ての感情を伝えられるくらいの能力もなかったので、1人で傷付いては泣いてばっかりというメンヘラっぷり。
英語が上達しても結局思いを上手く伝えることができず、彼も当然変わることはなく、とうとう一昨年の冬、別れたいと思うようになりました。
彼にもその気持ちを伝え、このまま別れるのかなと思ったけど、彼はしばらく経ってこう言いました。「どこから直せばいい?」
その時になって、やっと今まで思っていたこと、積み重なっていたことを全部話せた。
「そんなん言ってくれな分からんし、何で早よ言わんかったん?!」と彼からの反論も多少はあったけど、それから彼はガラリと変わりました。
彼に電話で思いを伝えてから、初めてミネアポリス空港で会った時、彼の手の中には沢山のバラの花がありました。
冬のミネソタは寒くて家にこもりがちだったけど、パンケーキを焼いてくれたり、以前は夜寝る前は彼はゲームしてばかりだったけど、眠くなるまで色んな話をしてくれて、くっついて2人で寝るようになった。
それから半年くらいして彼が日本に来た時は、私が学校に行ってる間にお皿洗いや掃除機もかけてくれたり、毎日一緒に料理したり、、、。本当に彼は変わったなぁと感動した。
恋愛といえば、駆け引きしたり、我慢したり、素直になれないというのが付き物で、私の場合はとにかくコミュニケーションと取るのが下手くそで我慢ばっかりしていたわけだったけど、この件で「素直になる方が幸せになれるんだ」と気づかされました。
嫌なことがあっても、嬉しいことがあっても態度に示すだけじゃ相手には伝わらない。だから言葉で伝えあうことって大切。
いいことに対しても、悪いことに対しても素直になる方が分かり合えるし、より安心して一緒に居られると思います。
遠距離で国籍も母語も違うならなおさら。逆に国際カップルで駆け引きとかしてる人いるのかな?私だったら1日で心折れちゃうな。
遠距離4年目のリアル④ 話す量が減った
以前は、「遠距離は話す時間の量が1番大事」だと思っていたし、ここのブログでもそう書いてきました。
初期の段階では、お互いに不安になったりしないように、できるだけ話しかけたり、愛情がこもったメッセージを送ったりすることは私たちにとって大切だったし、それがなかったらかなりキツかったと思う。
それくらい会えない・話せないというシチュエーションには慣れが必要なんです。私の場合そうでした。
だから、多少無理してでも話す時間を作ることに必死だった。沢山話して、愛情伝えないと、って。
でも、今から半年前くらいにハッとしました。
長文のおはようメッセージの送り合いや、即返信すること、可愛い絵文字を文末に大量に送り合うなどの、私には理解できない謎の習慣、つまり今まで普通にしてたことに対して嫌気がさし、段々とできなくなった。
そして自分はこの習慣にだいぶ疲れていることに気付いて、ハッとしたわけです。
そういう習慣は、彼が「そういうのがないと悲しい」と言うから私も送っていたんですが、嫌々送っていた部分もありました。
それでは気持ちもこもってないし、彼に伝えないと喜んでいる彼に失礼だと思いました。
「大好き」「会いたい」そういう気持ちを言葉にするのも大切だけど、もっと意味のある会話をしたいと思い始めた。
「なんか、もうこういうのやめたい」そう伝えると悲しそうな「なんで?」が返ってきました。
「前から強制的に言わせれてる感じがしてたし、それなら心から言ってないし、それじゃそっちも嬉しくなくない?子供っぽいアイラブユーばかりでチャットを埋めずに、もっと色々その日にあったこととか、どんな夢を見たとか、たわいもない話がしたい」そう答えました。
意外に、彼も確かにそうだと言ってくれて、以前は
- 起きてたら即返信
- 話せるだけ話しまくる
- 長文イチャラブおはようメッセージ
- チャットを離れるときはアイラブユーと絵文字を送る
が当たり前だったのが、
- すぐに返信しなくてよし
- 趣味や家族を優先する
- おはようメッセージじゃなくて、その日の日記を送る
- 話してる途中に返信できなくなったら「またあとでね」だけでよし
というゆるさを取り入れるようになりました。
結果的に、スマホを持って話す時間が減り、より趣味や仕事に専念できるようになりました。
そしたらすごく楽になったし、強制力がなくなったらこちらから愛を伝えるのも気持ちがよくなった。
話す時間が減った分、話せる時間を大切にするようになったので、返ってもっとラブラブになったかもしれない。
前は「何で返信しないの?」「何で絵文字ないの?」とかクソしょうもないケンカしがちだったから、少しは成長したのかなぁ。
遠距離4年目のリアル⑤ 今でもケンカはする
私がいつも遠距離の話や、上手くいくコツを偉そうに話していますが、私たちもまだまだ未熟なところはあるし、ケンカもします。
カップルに多少のいざこざはつきものだと思います。
ケンカすること自体は悪いことだとは思いませんが、いまだにイラッと、ムカッとした時に上手く感情をコントロールするのは下手くそです。(主に私
もともと起こりっぽい性格なので、それにプラス遠距離や言語の違いによるイライラを感じたらもう大変。好き放題に彼にぶちまけてしまうこともあります。
昔と比べたら仲直りするまでのスピードも速くなり、ケンカしても朝まで持ち越すことはなくなったけど、私のイライラは直したいなと思う次第であります、、。
もっと優しい人間になりたい。愛情に甘えず、感情に乗っ取られないような大人になりたいです。
遠距離は悪くない
今回は初めて(?)助言などを入れずに、ただただ気持ちを書いただけでした。
前に遠距離のメリット・デメリットについての記事を書きましたが、私はメリットの方が大きいと思っています。
遠い遠い場所に居る彼と、言語や考え方の違い、長い会えない期間、大きな時差を乗り越えつつある今、彼と遠距離をしてきてよかったと思っています。
簡単には受け付けられないような価値観に遭遇してケンカしたりもしたけど、自分の当たり前が崩れて、もっと自由な考え方をするようになったりもしました。
なかなか会えない環境にいながら、自分や相手を尊重する方法や、お互いが心地よくなれる関係作りを模索して、2人で成長してこれた気がします。
私はまだ20歳そこそこのペーペーですが、私も彼も子供なりに色んなことを乗り越えてきたなぁ、なんて思います。
そしてこれからも彼と大人になっていきたいと思う、そんな今日この頃です。
cokogogo.hatenablog.com
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