夏休みの終わり頃のある早朝、
私は家族、数人の親友と空港にいました。
一生懸命詰めた、パンパンのトランクと、バックパックと、サブバッグが1つずつ。
本当に本当に実感がなかった。
その一言に尽きますね。
というのも、書類やVISAの準備が忙しすぎて、いつからか留学が目的というより、無事に問題なく日本を離れることが目的になっていました💦
家族と友達がいる場を離れてセキュリティゲートに行く時は少し泣きそうになった。どうにか泣かんかったけど、、
その時17歳になったばかりだった。
家族に頼ってばかりの自分。不安だった。
でも気づいたらもうミネアポリス・セントポール空港 (ミネソタ) にいました。
空港ではホストマム、ダディと姪っ子の10歳くらいの女の子が待ってました。
私のホストファミリーは子供がいない、50代の夫婦の裕福な家庭の方たちで、事前からのやり取りで家の写真とかを見てたのですがすっごく大きいです!
私は主にマムとメールでのやり取りをしていたのですが、すごくいい人だなぁという印象で、よく聞く、ホストファミリーが意地悪!合わない!ということはないだろうなと思ってました。
結論から言うと、私とホストは10ヶ月通してとても仲良くできました!旅行にたくさん連れて行ってもらったり、おいしい外食も何回もご馳走してくれました。他の留学生からはすごく羨ましがられましたね。
でも初日のその日、車に乗り込んで空港から家に向かったりするわけですが、とにかく頑張って色々話そうとしたんですよ。飛行機はほぼ満席だったとか、寝られなかったとか、でもまぁ何を話せばいいかよくわからないし、家族の間での会話がなんのこっちゃわからない。そんなに眠たくなかったのに寝たふりしてましたね。
このスタートはよくなかったなぁと今になって思います。一回こういう風に逃げてしまうと何回もしてしまうので。私は日本語でもそうなんですが、会話を続けることがあまり得意ではありません。すぐ気まずくなっちゃうというか。これは性格的な問題なので、英語だからなんたらという話ではないんですが、、
もっと最初からオープンに、ミステイクを恐れずに、わからないことをわからないという勇気を持つことを "心がける" だけでもまた少し違った態度で接することができたかな、と思います。
あと家についてからの話ですが、私は時差ボケがとてもひどかった!1週間くらいは昼過ぎまで寝てたりしてました。この時差ボケはいずれなくなるのですが、不安な人は私のオススメの対処法があります✨
ズバリ、飛行機で寝ない。あっちの夜まで我慢する。です笑笑
そりゃめっちゃ眠いのに無理しすぎたら辛いのでやめてください。でもあんまり疲れてなければ、映画見まくったりしてやり過ごしましょう。
私のアメリカ初日はトラブルもなくそこそこという感じでしたね。まだまだココは英語で話すことが怖くて、うまく行くか心配で、殻にこもってました。
もちろんそれがおかしいことではないとわかっていました。
誰だって、生まれてからずっと住んでいた国を離れて、家族と離れて、文化や言葉が違う国で、知らない家庭の家にしばしの間住む、、、全く不安が無い方がすごいと思います。
まぁたまにいるんですよね。楽しみな気持ちの方がずっとずっと勝っていて、すぐ慣れる子は。すごく楽しそうで、問題がなさそうな子。
いやいや、完璧な留学生なんていません!
留学生なんたらじゃなく、完璧な人間もいませんよね。みんな何かしら問題や不安を抱えているわけで、、
そんな中、留学生に求められること、留学生が気をつけるべきことは、自己表現と他人を尊重する気持ちだと思います。
自分の気持ちを伝える、これから約1年間家族として接していくホストファミリーに、自分はこういう人間ですよ、こういう考えを持っていますよ、ということを伝える。
また日本の家族とはルールだったり、雰囲気だったり、様々な面でホストファミリーは違います。その違いを受け入れて、ホストしてくれているファミリーに、誠意と尊敬の心を持つ。
このことにきちんと気をつけていれば、あなたの留学初日は、よりよくなるかもしれません😌