そもそもホストファミリーってなんなの?
どうやって決まるの?
どんな存在?
どんなことに気をつけないといけない?
そんな疑問を持っていませんか?
今回はそんな質問に答えていきたいと思います。
〜目次〜
- ホストファミリーとは
- ホストファミリーの義務・役割
- どうやってファミリーが決まる?
- 家でのルールはどんな感じ?
- ホストファミリーとの関わり方
- ホストファミリーを変えたいときは
- まとめ
ホストファミリーと長期留学
多くの高校交換留学では、ホストファミリーと滞在する事が多いです。
ホストファミリーとは、現地での保護者の役割りをなすものです。
プログラムによっては、数ヶ月に一回ファミリーが変わるものもあります。
その場合、滞在する州が変わったり、学校が変わったりします。
場合によっては良くも悪くもあるので、よく確認してプログラムを選んでください。
*私の知り合いは3回ホストファミリーが変わり、学校もその都度変わった子がいました。最初のホストと合わなかったのでいい点もあったけど、仲良くなった友達と離れなければならないなど、辛いこともあったそうです*
ホストファミリーの義務
ホストファミリーには、住居と家での食事、生活に必要なものを留学生に与える義務があります。
この食事、生活必需品はどこまでカバーするのかは、大体はその家庭の判断に委ねられています。
例えば、私をホストしてくれた家庭では、家での食事はもちろん、家族で行く外食は全て支払ってくれました。
友達と外食するときは、自分で払ってました。
私の知る多くの留学生のホストファミリーも同じことをしていましたね。
また、私は自分だけが使うバスルームがあったので、
その中で使うもの(トイレットペーパー、タオル、ハンドソープ以外で、歯磨き粉、歯ブラシ、シャンプー類)は私が自分で買っていました。
もし誰かとバスルームをシェアして使うのであれば、また違うルールがあると思います。
ホストファミリーってどうやって決まるの?
これは留学のエージェント、プログラムによっても変わってくると思いますが、私の選んだエージェントでのやり方を説明して行きたいと思います。
①ホストファミリーへ手紙を書く
これは、留学資格を得るためのテスト、Eltisを受けてからの、書類作成のプロセスに組み込まれています。
手紙には、
- 自分の性格
- 家族について(何人家族か、兄弟がいるか など)
- 好きなこと
- 将来の夢
- なぜ留学したいのか
- どんな経験を留学先でしたいのか
と言った内容を書きます。
たくさん添削と、書き直しをしたのを覚えています。
②手紙が、アメリカのホストファミリーを募集する機関のWebサイト上にアップされる
一生懸命書いた手紙は、自分や家族の写真と一緒に、インターネットで誰でも見れる状態になります。
自分の名前や出身県などは隠されるので不安になることはありません。
③機関のコーディネーターが、留学生とファミリーをマッチングする
写真や手紙を見たアメリカの家庭が、あなたをホストしたい!と思ったらそこで応募します。
コーディネーターはホストファミリーの傾向や、事前に留学生が受けた性格診断の結果などを元に、その生徒と家庭が合うか判断します。
私の場合、6つの家庭が応募してくれたそうですが、コーディネーターの判断により、ホストファミリーが選ばれました。
ホストファミリーとのルール
これも家庭によってかなり違ってきます。
私の場合シンプルなもので、
- 家に誰もいない時に男の子を入れない
- 12時までに家に帰る
- 身の回りのこと(洗濯、掃除、昼ごはんの準備)は自分でする
というものでした。
口うるさく言わないタイプの家庭だったのでとても楽でしたね。
もともと私が宿題などは真面目にし、掃除も好きなタイプだったので、勉強や部屋の片付けなどについても何も言われませんでした。
でも、ファミリーによっては、やっかいな家族もいます。
私の知る留学生Aちゃんの家庭では、
- 携帯は基本ファミリーが所持
- 飲み物、食べ物の制限(食べたり飲んだりしていると、家族の分が無くなると言って、怒られる)
- 友達と自由に遊ばせてもらえない
など、、、
人権さえ守られていないような環境にいたそうです。
ここまで酷い家庭は稀ですが、こういうことが起こるのもゼロパーではないんですよね。
私の周りの多くの留学生も、ここまでひどくはなかったけど、なにかしらいつもホストファミリーに対する不評を言っていました。
ホストファミリーとの関わり方
私の場合、ホストファミリーがとても素晴らしい方たちだったので、11ヶ月間、とても心地よく過ごすことができました。
でもこんなに上手く行くのも、また稀のようです。
やっぱり文句を言いたくなることがある。
そんな印象を他の留学生から受けました。
でも基本的には、
ホストファミリーを理解して、ホストファミリーが求めることを満たそうとする姿勢が大切だと私は思います。
ホストファミリーって、約1年間、無益のボランティアでホストしてくれるんです。
そりが合わなかったりするかもしれないけれど、自分を選んでくれたことを、まず感謝する気持ちを持って欲しいです。
それでもやっぱり合わないなら、、、
どれだけ努力しても、色んなことを試して見ても、やっぱりお互い人間なので上手くいかないことはあります。
そんな時は、時間を無駄にする前に、
ファミリーの変更をする、という解決策があります。
しかしこれはどうしても、の場合のみです。
ホストファミリーチェンジについては、こちらのブログで詳しくまとめたので、読んでみてください↓
cokogogo.hatenablog.com
まとめ:運で決まります、、、
無償のボランティアということもあり、私たち留学生には選択権はない。
それがホストファミリーであって、もうこれは運で決まるとしか言いようがありません。
中にはいい家庭もあるし、問題を抱えたファミリーもあります。
でもすぐ諦めない・文句言わないことを最初は心がけて欲しいです。
赤の他人の家で、急に家族のように暮らすのは誰だって大変です。
その中でお互いに話し合って、歩み寄って、理解し合っていく姿勢が大切だと私は思います。