こんにちは、ココです。
突然ですが、私は留学中は徹底して日本とのつながりを切っていました。
例えば、
- ラインを消して、日本の友達と話さないようにした
- 家族とも一度も電話をしなかった
- フェイスブックのみ使用、現地の知り合いのみ友達追加
なんだか冷たい奴みたいですけど、それくらい日本のことを考えたくなかったんです。
もちろんアメリカでしばしの間生活して、日本の良さもたくさん見えてきました。日本のことは好きだし、素晴らしい文化があり、日本に生まれてきたことを誇りには思ってるんです。今も昔も。
だけど日本を出て、新しい経験をするために、もっと強くなって自立するために、アメリカまでやって来た。知らず知らずのうちに日本という存在に頼ってしまうのが嫌だった。
でも、そこまでする必要あったのかな〜と今になっては思いますね。あんなにストイックにする必要はなかったのかもしれません。日本の友達から来るフェイスブック友達申請も全部無視したりね。
でもやっぱり自国の家族、友達との連絡、SNSの活用、日本人との関わりには気をつけたいものです。
今回は、私が見聞きした留学生の行動から、何がベストなのか考えて行きます。
学校で家族と電話
留学中、海外からの学生が、よく母国語で家族や友達と電話していたのを見て、驚きました。しかも学校で、授業が始まる前とか、ランチタイムとかに電話するんです。
彼女たちは英語が既にとっても上手だったし、私みたいにストイックになる必要はなかったのかもしれません。でも、なんでそんなことする必要があるんだろう、、、と不思議でした。
家族を想うことは自然な事だと今では分かりますが、そんなに頻繁に電話しては、留学の意味はどこに?しかもわざわざ学校でする意味があるの?と思っていました。
何をしようと勝手ですけどね。でも私は時間がもったいないと思います。だって、奨学生やロータリー生を除くほとんどの場合、家族が大金を出して送り出してくれてるんですよ。
だからこそ、多少自分にムチを打ち、現地に集中し、一生懸命になって勉強し、課題をこなし、友達を作り、思いっきり遊ぶ(ハチャメチャになったらだめよ)ことが大切ではないでしょうか?
いつも母国語でメッセージ
これ、すごく多いですね。留学生5人くらいとランチをとっていた時期があったんですが、急に母国語ですごい勢いで喋り出してボイメを送ったり。みんなケータイ触り出してしーんとなったり。
別に留学中だからって、国を忘れようとしたりする必要はないんです。私も、3日に1度くらいの頻度で、母親、祖母からのメッセージはチェックしていました。彼らと話してる時は嬉しいし、報告したいことが沢山ある時もあるし、ついついもっと話したいと思う時もありました。
でも、その気持ちに甘えずに、手早く切り上げることを心がけていました。だって、母国語で母国の人たちとメッセージし合う時間があれば、現地の人たちと会話した方が有意義じゃないですか?
そう思っていたので、意識してなるべく連絡は取らないようにしていました。全く取らないのは辛いですよそりゃ。ただ、頻度や時間を考えようねってこと。
日本人のグループで行動
これは私の話じゃなくて、日本人で、ニュージーランドに留学していた友達に聞いた話です。日本人が数人いる学校では、アメリカでも起こり得ることでしょう。
ニュージーの学校には、日本人留学生が多数いて、日本人だけで固まってることが多かったそうです。あるあるですね。固まるのもわかるんです。日本の学生にとって海外留学って結構ハードル高いですし、英語力がやっぱり海外より劣っているし。
なので打ちのめされるし、辛いことが多いと思うんですよ。そして結果的に楽な世界に逃げてしまうってことがあるんですよね。
私も、今日本で大学生をしていて、色んな国から留学生が在籍していますが、同じ国の生徒たちだけで固まっているのを見ると、何だかやるせない気持ちになるというか、、。
本人たちがそうしたいならいいですよ。中国人とかは、最近日本なんか来たくないけど就職に有利だからっていう理由で来ることも多い見たいだし、みんながみんな日本人と交流したいとか思ってるわけじゃないだろうし。
でも、大金かかってるんだし、せっかくならもっと頑張って日本の友達作ろうぜ、とか思いますね。
日本の子も英語があまり出来ない状態で、急に海外に行くと日本人やアジア人で固まりがちです。日本人を無視しろとは言いませんが、自分のためにはそういう気持ちでやっていかないといけないこともあると思いますよ。
何のために留学しに
まとめ
電話、メッセージ、日本人学生との交流などなど、、、母国語を話す・使う頻度が高い留学生は多い。要するにもっと楽なことに逃げているんだと思います。
なので留学中には、「自分は一体何をしに留学をしに来たのか?自分がしたいことは?どんな風に成長したいのか?」ということを自分に問い続けて欲しいです。
色々言いましたが、私も一時期は楽な世界に浸ってしまった1人です。安心感から、しばらくの間タイ人留学生と一緒にいることが多かった時期がありました。
その時間を完全に無駄だったとは思いませんが、最初の内に辛いことから逃げないようにすれば、あとは上がって行くのみだったのにな、と今でも思います。
なので会話が怖くて、辛くて、惨めな気持ちになっても、ここで踏ん張るのが大切!
徹底的に打ちのめされて、傷ついて、でも諦めない。
それが出来た人が、留学を通して得るものが大きいと確信してます。
打ちのめされるっていうのは、周りがペラペラ話してる中、自分はまともな発言ができずに、言いたいことを言えず、もやもやして、泣きたくなるくらい情けなくなって、悔しくて、でもその場では作り笑いするしかなくて、あとから1人になって泣くこと。
かなり辛いですよ。自分の弱さに傷つきます。自分の英語力に対して腹たちます。
ココはもう傷つくのが怖くて、一度殻に閉じこもりました。恥ずかしかったし、日本では「英語上手いねー」って言われてきたから尚更プライドがズタボロ。
無意識のうちに、人と密接に関わらないようにしてたんです。私なりの自己防衛だった。傷つかないための。そしてしばらく出てこれなかった。そこから身を出すのに、長い時間をかけました。
もし、ちゃんと踏ん張ってたら。ぬるま湯に浸かってなければ。もっと早くから色んな経験が出来たかもしれない。より良い留学生活になっていたかもしれない。
留学したい人、留学中の人には私より有意義な留学生活を送って欲しい!
きっとあなたなら出来ます。どうか、踏ん張ってください。