プロムの話題が続いたので、少し気分転換。
あのね、前は、日本から抜け出したくて堪らなかったんですよ。
ちっこい島国で、外国人と触れ合う機会が少ないし、外国人を怖がるし、自己表現強いと でしゃばりって言われるし、少子高齢化、教育制度も政府も役立たず、歴史的国際問題、、、
日本という国には社会問題がいっぱいあるし、文化的にも特異です。
それに対して、アメリカは!!
でっかくて、自由で、多国籍国家で、楽しい文化がたくさん!しかもフレンドリー!美男美女!みんな、アメリカに行きたいでしょ!行こうや!!、、、、、
ちょっと待て。アメリカも酷いもんだ。
たった一年しかいなかったけど、
やっぱり住んでみると、そりゃぁまぁ、悪いところもわかって来たわけです。
いろいろアメリカのダークな部分を書いてきます。
まず、肥満がものすごい。
アメリカ人が太ってるのは有名ですけど、正直驚きました。
スーパーやマックとか行くと、周りに巨体の方しかいないっていう。
若いうちは痩せてる子は多いです。
年配の方はどこの国でも太りますが、アメリカでの太り方は酷いです。
でもやっぱりあんな食生活を人生ずーっと続けていると、年食ってからドーンと来るんでしょう。
そんなアメリカの食事。
私のホストママはすごくヘルシーで細っっそかったので、
お家でも外でも健康的な食事をしてたので、それはすごくよかったんですけど。
(グリルドチキン、サーモン、サラダ、チアシード、他の魚料理など)
学校のカフェテリアではご飯が買えるんですけど、ハンバーガー、マカロニチーズ、チョコレートマフィン、、、高カロリー!!
みんなのプレートにはそういうのばかり乗ってます。
授業中も、甘いカフェオレを飲んでる子が多いですね。
あと、一般家庭ではフライ物とか、チキンとかが多いと思います。
魚を食べる習慣がほぼ無いです。
マックで晩御飯を済ませることなんてザラにあるでしょうね。
やっぱり、銃。
どこの家にもあります。
無い家なんてないです。
一度びっくりしたのが、
壁一面にびっしり銃が飾ってある家に行った時。
ホストファミリーの親戚の家だったんですけど、狩りが趣味の家でした。
弾は抜いてあるでしょうけど、アメリカだ!って思った瞬間です。
また、ある仲良しの男の子が銃の免許を持ってたり。
(アメリカで銃を保持するにはライセンスが必要です)
子供が射撃の練習をしていたり。
子供のうちから銃は絶対、っていう社会がものすごいです。衝撃。
差別意識は強め
アメリカ人って明るくて優しくて面白い人が多いと思うでしょ。
いや、裏で色々差別してる人が多いと思いますよ。
ココは特別な差別の経験があるわけではないです。
でも、white privilege(白人の優越感) はまだまだ社会に根付いています。
学校で人種差別を目撃したことはなかったですけどね。
でも、世間を騒がすニュースが物語っています。
黒人が理不尽な理由で逮捕されたり、射殺されたりしていますよね。
多様性と社会問題 っていう授業を取ってたんですけど、white privilege についてのトピックが出されたんです。
男性の先生のこの発言が頭に残ってる。
「僕は男で、白人で、アメリカに住んでいるアメリカ人だけど、差別されることなんてまずないよね」
やっぱりそうなんだ。
やっぱりそんな意識があるんだ。
って思った瞬間です。
私の友達も、
「英語が話せないなら、アメリカに来て、アメリカ人の仕事を奪ってしまう人たちは出て言って欲しい」
とのニュアンスのことを話していました。
これは差別というか、メキシコなどの移民との社会的問題に関係しています。
メキシコからの移民は近年増えてきていて、うちのホストスクールは白人だらけだったんですが、それでもヒスパニック系は結構いましたね。
アメリカの方が職場環境もいいし、賃金も高いので、出稼ぎに来る人が多いんです。
でもVISAが厳しいので、国境を越えて不法移住する人が多いので、アメリカ人は怒ってるんです。
そんな厄介なこともあるんです、アメリカには。
環境汚染大国、アメリカ。
住んで見たら分かるんですけど、本当に
車なしでは何にもできません。
私は当然免許を持っていなかったし、私の留学会社の取り決めで、留学生はエンジン付きの乗り物を運転してはいけないんです。
でも、ド田舎。
公共交通機関なんてありません。
なんで、車を持っている友達を作れば世界が変わりますよ!
でもこんな社会のせいで、
アメリカは大気汚染大国。
アメリカの車社会がどうにかなれば、世界の汚染はかなり軽くなるんです。
映画の 「不都合な真実」ていうのがあるんですけど、時間があれば見て見てください。
アメリカがの環境汚染がいかに酷いかよくわかります。
*アカデミー賞も受賞した、環境ドキュメンタリー映画。これを見終わったころには、アメリカには住みたくねえってちょっと思いました 笑*
まとめ
私が、アメリカで感じた悪いところを、
の部分でまとめてみました。
他にもこちら↓のブログで取り上げたように、若者のドラッグも衝撃を受けた部分です。
cokogogo.hatenablog.com
アメリカにはステキな部分が多くて、憧れて留学したいと思う人も多いかと思います。
しかし、もちろん問題も多く、留学していると、アメリカはただ単にクールな国ではないと気づくでしょう。
でも、それも留学の醍醐味。
住んでみなければわからないことをたくさん知れたので、私はとてもいい経験だったと思います。
留学楽しい!アメリカ大好き!っていう状態になって帰ってくる人も多いんです。
だけど、悪い部分としっかり向き合って色々考えれたことは、充実した、意味のある留学につながって行きました。