こんにちは、ココです。
日本とアメリカは切っても切り離せない仲で、「日本人は○○だ」「アメリカ人といえば○○だ」といった「ステレオタイプ」は両国に存在します。
その中には「その通り!」というものもあれば、「全然違うんだけど!」というものもあります。
アメリカ人の恋人を作ったり、アメリカ人の先生や友達と関わってきた、「アメリカ好き歴」が10年になる私が、「アメリカ人は○○」の真実を紹介します。
①アメリカ人はフレンドリー
アメリカ人といえば、陽気で誰でも受け入れてくれる・・・そんなステレオタイプが私にはありました。
学校で英語の授業をしてくれていたネイティブの先生たちや、英会話教室の先生たちは、みんないつも笑顔で優しかったからかもしれません。
「アメリカ人はオープンでフレンドリー」のステレオタイプの実際のところは、個人差がめちゃめちゃ激しいと思います。
個人的には、フレンドリーどころか閉鎖的な人の方が多いと思います。
アメリカは個人主義文化があり、「自分は自分。他人は他人」という考え方があります。日本人が得意な「協調」「気配り」を期待すると「冷たい」と感じることがあるかもしれません。
しかし、「自分から頼めばすごく親切」な人はとても多いです。
例えば、授業中に英語が分からなくて、モジモジしてもキョロキョロしても、ほどんど誰も助けてくれない。しかし「あの、ここを教えてくれる?」と聞けば、みんなちゃんと教えてくれる。
ランチタイムに1人で食べてても、日本でよくあるみたいに「うちらと一緒に食べない?」と声をかけてくれる子はいない。でも、「一緒に食べていい?」と聞けば、「もちろん!ここに座って!」とみんなで歓迎してくれました。
アメリカ人の心を自分に向けるには、自分から動いたり、助けを求めるのがとても大切なんだなぁと留学中はよく思いました。
②アメリカ人は太っている
ハンバーガー、コーラ、ピザ、ポテト・・・アメリカの食と言えば、ジャンクなものが思い浮かぶので、アメリカ人は不健康に太っている人が多いと思う方も多いのでは?
実際のところ、太っている人はとても多い。ニューヨークやカリフォルニアなど、「セレブ」地域は健康志向の人が多いですが、田舎の方に行くともうすんごく太ってる人が多い!ぽっちゃりレベルじゃない。太ってるの!
スーパーなんか行ったら、自分以外みんなお相撲さんみたいに大きくて、自分が痩せている錯覚に陥ります(実際はアメリカ生活で体重5~10キロ増し)。
実際、家庭で出される食事は野菜も出るっちゃ出るけど、量が絶対足りないよなぁ・・・と感じることが多かったです。食べさせてもらえるだけで感謝すべきなのだけど。
もちろん、棒みたいに細い人もいますし、健康的な人もいます。でも日本が10人中2人太ってたら、アメリカでは6人は太ってる(ソース私)。
そして太っていても気にしたり、ダイエットしなきゃという人が少ない!太っている女の子でも、ピチピチのレギンスを履いたり、クロップドTを着たり、女の子であることを楽しんでいる人が多いです。
私の感覚からだと、「太ってるのに、あんなに体を見せて恥ずかしくないのかな・・?」と最初は思っていましたが、数ヵ月経つと慣れて、逆に「自分らしくオシャレを楽しんでて最高じゃないか!」と思うようになりました。
アメリカ人は愛国心が強いというのも、聞いたことがある人がいると思います。
これは本当にホント。人によって理由は違いますが、よく聞いたのは、「アメリカは歴史が浅いのに、世界一の経済大国」という面でとても誇りに思っているということ。
だからこそアメリカを追い越してきている中国を敵視する人が多いのかも、と思ってみたり。
よく見たのが、玄関先のアメリカ国旗。日本で玄関に国旗なんて飾っていると、「この人やばい宗教でも入ってる?」と私だったら思いますが、アメリカではごく普通。それくらい「自分はアメリカ人だ!」と誇らしいのでしょう。
しかし、友達からは「アメリカ嫌だ」という話もよく聞きます。銃規制や人種差別、中絶の禁止など、大きな問題も多い国なので、アメリカに誇りを持ちつつ、不満を抱える人も多いです。
クリスマスやハロウィン、イースターなどキリストの行事が大切にされているので、私もてっきり、ほぼ全員キリスト教徒だと思っていました。
しかし、地域や学校、家庭によって大きく変わると思いますが、「みんなキリスト教徒」はかなり違う。
友人たちの話だと人によっては、母親は宗教心が強いけど、他の家族はキリスト教徒じゃなかったり、昔はキリスト教徒だったけど、今は違ったり、キリスト教徒でも日曜のミサには行かなかったり、以外にも無宗教の人も結構いました。
宗教といえば家で決まっているというイメージがあったので、あとから変えたり、違う宗教を選んだりできるのは衝撃でした。
家族で宗教観が違うということがあるのも、個人主義アメリカという感じがします。
ヨーロッパからの留学生の中には、「アメリカでキリスト教徒って名乗る人いるけど、私からしたらキリスト教徒でも何でもない。ミサに行かないし、食事の前にお祈りもしないじゃん!若い子たちは言葉使いも悪いし、すぐセ〇クスするし、ニセキリシタンだよ」と怒っている子もいました。
⑤アメリカ人はお風呂に入らない
昔家族から、「アメリカ人は香水のいい匂いがするでしょ?あれってお風呂に入らないから、香りでごまかしてるのよ」と教えられたことがあります。
うーん、確かに彼らは日本の感覚の「お風呂」はまず入らないです。湯舟に浸かって、リラックスして、という文化はありません。
その代わり、毎日シャワー浴びるという人は結構います。ただ、毎日シャンプーしない人は本当に多い!
ただ面倒くさいという人も多いと思いますが、人によっては「毎日シャンプーすると必要な油分まで洗い流してしまうから」とか「毎日シャンプーすると髪がペシャンコになるから」という理由もよく聞きました。
特に白人だと、髪が細くてウェーブのクセがあり、かつ髪の毛の量が少ない人が多いので、油分が足りないとダメージになったりするのも頷けます。
私のような「ザ!アジアン!」な極太ヘアーとは、取扱いが違うのでしょう。
それにしても、一日動き回っていると頭もクサくなるし、かゆくなるし、私の感覚だとシャンプーしないの結構やばいんだが・・・。湿気とかも日本とアメリカでは違うから、以外と大丈夫なものなのでしょうか?
⑥アメリカ人はオシャレ
アメリカはモデルや俳優で有名人が多いし、インスタグラマーでもイケイケな人が多いので、「アメリカ人はファッションセンスがいい!オシャレ!」という印象の人も多いみたいです。
私もテイラー・スウィフトやケイティ・ペリー、リアーナ、セレーナ・ゴメスあたりをよく聴いていた世代なので、「アメリカ人はかっこいいなぁ、可愛いなぁ」とずっと思っていました。
が、実際にアメリカに行くと、日本人の方がずっと見た目にこだわりがあると気づきました。服装だけでなく、髪型からメイク、ムダ毛処理まで、日本は本当に抜かりない人が多いと思います。
アメリカでは、学校に行けば大体Tシャツにジーパンかスキニーだし、キメキメにオシャレな子は逆に目立って見えました。化粧もほとんどしない子が多く、シンプルな人がとても多いです。
でもね、ボサボサのお団子に、クロップTxゆったりパンツで、ノーメイク(そばかす)みたいな女の子が、最高にかっこよかったし一番イケてた。
私だとこうは絶対にならん。自然体でオシャレなんてズルいよ!
⑦アメリカ人の喫煙・飲酒は21歳から
アメリカでのお酒、タバコは21歳から。留学前から聞いていた話だったので、「以外に厳しいんだな~」と思っていました。
実際のところ、未成年の喫煙、飲酒はかなり厳しく禁じられています。
日本だとそれなりに大人っぽく見えれば、身分証明書を見せなくてもお酒やタバコが買えますが、アメリカではそうは行かない場合が多いよう。
大人でもIDを見せるのが当たり前みたいです。
なので悪ガキがするのは、成人した先輩や兄弟にお金を払って、買ってきてもらうこと。悪いヤツです。
一方お酒に関しては、「家で、家族と一緒ならOK」と定められています。
だから未成年でも、親が許せば飲める。とは言っても「どうぞご自由に」という家庭は、私の知る限りはないです。
⑧アメリカ人は銃を持っている
近年、銃乱射による痛ましい事件が相次いでいるアメリカ。銃所持に関する法律の規制を求める声が多く上がっています。
現在の規制がどれほど緩いかと言うと、18歳になれば銃が購入でき、見えないようにであれば(車のグローブボックス、服の中など)、携帯できます。隠さなくても携帯できる州も多くあります。
それくらい「銃を持つこと」が普通のアメリカなので、逆に持っていないと、いざというときに自分や家族を守れないと考える人が多いです。
私が知る限り、銃がない家庭は聞いたことがありません。
(ホストファミリーになるためには、現地のスタッフの調査で「銃はきちんと施錠されて保管されているか」などがチェックされます。安全な環境がある家庭に配属されるように整備されているので、その点はご安心を。)
人々の自由が尊重される国なので、銃所持の権利も尊重されるべきだと考えも強く、規制「賛成派」「反対派」の間で対立しているのが現状。
また、単に規制すればいいという話でもありません。もし規制が現実になっても、隠し持ったり、闇取引をする人は多くいると予想されます。それでは結局、真面目に法律に従う善良な国民が、もしものとき自分の身を守れないのです。
・・・という風に深刻な問題がつきまとう、アメリカの銃事情ですが、単に身を守るためではなく、特に田舎の方だと猟りを職や趣味として行う人や、射撃練習を楽しむ人もいます。
私も前回ミネソタを訪れたとき、練習場で初めて銃を撃ちました(留学生は禁止だった)。
撃つときの衝撃で手とか肩が痛いし、とにかく下手なので全然楽しめませんでした!
でも日本では絶対に経験できないことなので、機会があればチャレンジするのも一生の思い出になるかもしれません。必ず免許を持っている熟練者と一緒にね!
まとめ:私たちが知らないアメリカ
「アメリカは○○」というあらゆるステレオタイプの「実際のところ」をお話しました。
- 基本放置だけど頼めば親切
- 太っている人が多い
- 愛国心が強い
- キリスト教徒とは限らない
- 毎日シャンプーしない人が多い
- あんまりオシャレしない
- 未成年喫煙は✖。飲酒は家族と家でなら○
- 銃を持つのが当たり前
あくまで11ヵ月の留学経験の間で聞いたこと、アメリカ人と交際したり、友達に聞いてみたり、色んな家庭に行ってみて分かったことをもとに考えました。
「みんながこう!」というわけではなく、「広い目で見たらこうが多いのか」と思っていただいたら、実際にアメリカに行ったときのギャップにショックを受けずに済むと思います。
自分の経験や聞いたことと違うぞ!という方は、コメントかこの記事の1番下にある「ココ留インスタ」のDMまで共有してくださると嬉しいです!
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