こんにちは、ココです。
留学中によくある悩みで、「人と何を話せばいいかわからない」というのがあります。
ホストファミリーとの食事中、ドライブ中、隣の席や、同じ班になったクラスメイト、先生とのちょっとした会話する時などなど、、
留学中に「あーなんか話さなきゃ」「やばい、何話せばいい?」「気まずい」「とにかく何か言わないと、、、」というモーメントがあるかと思います。
もちろん英語力に関係なく、コミュ力がある子はめちゃくちゃ上手くいきます。
でも、私のように人見知りが入った寂しがり屋でも人と話したいオバケ(?)は、手こずります。気まずい思いを何度もします。結果的にそれが怖くてインキャになります。留学の時間を無駄にします。
今回は、そういった状況から回避するため、この「何を話せばいいかわからない問題」の解決法を探していきたいと思います。
〜目次〜
- アメリカ人のコミュ力について
- 好奇心旺盛である
- 思ったことを何でも口に出す
- 沈黙を作るからきまずくなる
- とにかく音を出し続ける
- まとめ
私がまずアメリカに留学し始めて思ったことが、「アメリカはコミュ力オバケの国だ」。
とにかくよく話すんです。例を挙げてみると、
- めちゃくちゃ仲良く話してる生徒がいる。友達同士かと思ったら、たった今初めて話した仲だった
- スーパーで、店員さんとお客がちょっとした会話で何分も盛り上がる
- レストランでお味はいかが?と聞いてくるウェイトレスと、なぜかそこから盛り上がる
と言った感じ。もちろんみんながみんなそうしている訳ではなく、アメリカ人の中にもインキャの塊の人もたっくさんいます。とくに高校とかはね。
でも「え?見知らぬ人なんやろ?違うっけ?あれ?」とこちらが?となるくらい仲良くなるスピードが早い、という場面を沢山見ました。
日本では、知らない人とその辺で盛り上がってるのはおばさんくらいじゃないですか。マックの店員さんと込み入った話とかする?普通ないですよね。
アメリカでは、それが普通なんです。レジ待ってるのに、前のお客さんと店員がずーっと話してたりすること(まあ1、2分くらいだけどそれでも長い)なんて日常茶飯事です。
で、自分のレジの番が来るでしょ、その時になったらめっちゃ塩対応。こっちが軽いトークが出来るほど英語力もないけど、寂しくって堪りません。
だから何か、アメリカ人がするみたいに気の利いたことを言いたいなあと思っていました。でも、何て言えばいいかわからないんですよ。どうやったらあんなな風に自然に会話できるんだろう、、とモヤモヤしてました。
他にも、ホストファミリーとのドライブ中とか、他の留学生のホストファミリーに会った時とか、自然に会話を始めることがなかなかできず、苦労しました。
ということで、英語がまだまだだと感じている留学生諸君で、「何を話せばいいかわからない・沈黙が辛い」という人が、まず始められそうなことを伝授していきます。
①好奇心を持つ
私の知っている留学生で、コミュ力があって人に好かれる子に共通して言えることが「好奇心旺盛である」ということ。
逆に、人に何も聞かず、何でも「へ〜」っていうリアクションを取る子は、会話するのが下手です。
好奇心が旺盛な子は、周りをよく見ていて、いい質問を沢山するんですよ。だから人と話すことが多いし、沢山のことを知れるので頭がいい子も多いです。
好奇心と言っても、ハイレベルな質問をしなくてもいいんです。人の会話を聞いていて、分からない言葉が出てきたら「ねえ、○○って言ったけど、それってどういう意味?」と聞くだけでもいい。あとはドライブ中に見た標識を指して、「あのサインってどういう意味?」とか。童心に帰って何でも聞いてみるんです。
特に英語は分からないことだらけなので、英単語等に関する質問はしやすいと思います。
好奇心を持つためには、ボケーとしてないで、色んなものを見たり、聞いたり、読んだりすること。頭の中で色々考える。日本と違うことがないか見て、疑問に思うことを探す。
まだアメリカでの生活になれない頃は、そこにいるだけでも神経を使って疲れてしまうこともあると思いますが、なるべく色んな質問をするように心がけること。
そして、気の利いた質問をしようとせずに、なんとなく疑問に思ったことでもいいので何でも質問してみることが大切。英語に慣れない間は、質問役に回って、周りに喋らせることで、「沈黙きまず、、」という状況をなくすことができます。
②思ったことを何でも口に出す
さっき言った「何でも質問してみる」と重なりますが、質問だけでなく、自分の考えたことも伝えようとすることが大切です。
アメリカ人は、聞き上手というよりも話し上手な人が多く、人の話を聞きながらも自分の話したいことをどんどん考えています。そして「僕の場合はさ〜」とか言う風に「自分の話を織り交ぜて話を展開させていく」ような感じに話す人が多い気がします。だから展開も早いんですね。
みなさんも、アメリカ人と話していて、「これ、話したいけど、話していいかな、、タイミングがわからん、、、」としている間に、もう違うトピックになっていた、なんてことはありませんか?
その問題は、「話すことに戸惑っていること」です。だから、何か思いついたら、相手が話し終わる頃を見計らって、もう話しちゃうことが大事。文法が間違っているかも、伝わらないかも、などなど心配なことはあるかと思いますが、そこをぐっと堪えて、思い切って話すんですね。
アメリカ人の話すスピードは早いし、現地の人は話が切り替わるテンポも早い。思ったことはささっと言わないと、なかなか話せません。
相手に圧倒されずにとにかく口に出す!それが大切です。
③沈黙を作るから気まずくなる
話が続かず気まずい、何も話すことがなくて気まずい。誰にでもあることだと思いますが、これって言えば、「黙るから気まずくなる。なら黙らなければいい」ということです。
だからといって、しどろもどろした会話をダラダラ続けるのは気まずみの極みなので、テンポの良さが大切なキーとなってきます。
テンポの良い会話とは、よく言われる「会話のキャッチボール」が上手くいっているということ。キャッチボールが上手くいく、いかないというのはどういうことをいうのでしょうか。
例にとって見てみましょう。
〜テンポの良い会話例〜
A:おはよ!宿題やって来た?
B:おはよー もちろんやったよ!
A:私は昨日12時くらいまでやってたわ、、マジきつかった!
B:そうなの?そんなに時間かけて、何のテーマで書いてたの?
A:テーマは○○○で、○○のことについてまとめてたんだけど・・
こんな風に、会話がどんどん続いていくと、テンポの良い会話が成り立ちます。
〜テンポの悪い会話例〜
A:おはよー
B:おはよう
A:宿題やった?
B:えー、やった
A:ふーん、、そっかー、、、
これだと一瞬で話が終わりますよね笑 もちろん、テンポの良い会話は、2人とも「キャッチボールしたい」という意識がある程度ないと難しいので、中には頑張って話しかけてもあまり話してくれない人だっています。そういう時は仕方ないけど、なるべく最後にちょっとした質問をつけるようにすれば、大抵の人は話してくれます。
日本の留学生は、「話しかけよう!」っていう意識がある子は多くて、みんな結構頑張っているとは思います。が、会話を続かせられる子は圧倒的に少ないと思います。人に話しかけることに必死で、答えにちゃんと反応するのを忘れているか、反応の仕方が分かっていない子が多いな、と、英語を教えるバイトをしていても思います。
ただ質問して終わりではなく、それに対して好奇心を持って何かプラスで尋ねていかないと、キャッチボールは終わってしまい、沈黙がやってくるわけです。
とは言っても、ひたすら質問攻めをするのは疲れるし、相手もリラックスして会話を楽しめないこともあります。その時は、先程触れた「思ったことを口に出す」ことが役に立ちます。
例えば、テンポの良い会話例での「マジきつかった〜」という発言。それがなくても会話は成り立ちますが、感情や思ったことを入れることで会話がぐっとしやすくなります。相手にも伝わることが多くなるので、会話が広がり、結果的には話が続いていくんです、
④とにかく音を出し続ける
英語での会話に慣れていない人は、人の話に黙ってウンウン頷いてばかり、ということがあります。これも、反応はしているけど私は沈黙としてカウントします。
なぜかというと、アメリカ人は相づちを結構打つからです。相づちというか、リアクションですね。ざっとリストアップすると、こんな感じ。
- Really? 本当?そうなの?
- Is that so? そうなの?
- How come? どうして?
- Oh yeah? そうなんだ?
- Then? そんで?
- Yeah.. うんうん、、
- I get that それ分かる
という感じに、人の話に対して頷くだけでなく、言葉でもリアクションを取ることが多いです。
人が話してる時も、なるべく音を出して、「ちゃんと聞いているよ」アピールをすることも、気まずさ回避のコツの1つです。
また、色んな相づちを使い分けることで「それ私も分かるわ〜」とか、「なぜにそうなるん」という感情もちょいちょい挟ませることが出来ます。よってもっと自然な会話に近づくことができるんです。
また、自分が話し始める前に、
- Well.. えーっと
- Guess what/ You know what.. あのね(注意を引くとき)
- I mean.. そうじゃなくて
- Yeah, but I think.. そうだね、でも私は・・と思う
などの言葉を覚えておくと、すぐに考えを話し始めなくていいし、黙って考えるよりも気まずさがなくなると思います。
まとめ
留学あるあるの、「人と何を話せばいいかわからない問題」の解決策として、以下の4つを考えてみました。
- 好奇心を持ち、色々な質問をする
- 思ったことを気軽に口に出す
- テンポのいい会話を目指し、沈黙を作らない
- 相づちや、話し始めの言葉を使う
私の知っている話しやすい人の特徴を思い浮かべながら考えました。ご参考になれば幸いです。
私は留学当初は英語に自信がなく、
「これ言いたいけど、自信ない、、」
「理解してもらえないかもしれないからいいや、、」
「何か話したいけど、トピックが見つからない、、」
ということが多々ありました。
私が思うに、ひとまず、ボケっとしないで、色んなことを疑問に思うことが問題の解決への一歩だと思います。
日本の教育では「教わったことをそのまま覚えさせる」ことが非常に多いので、日本の学生は自分で疑問を持つ、意見を持つことに慣れてない人が多いと思っています。
その点では不利な部分が多いというか、困難が多いのも当たり前だと思います。
最初は、「○○についてどう思う?」なんて聞かれて、自分の意見を持つ力も、意見を表現できるだけの英語力も欠けているため、結局うまく答えられない、モヤモヤする、何を言えばいいかわからない。そんなシーンがあるかもしれません。
そんな時は、まず周りをよく見て、頭の中であれこれ考えてみる練習をする。そして、それを思い切って言ってみる度胸をつけようとする。
私はそうやって少しずつ自分を開いていく努力をしましたが、留学が終わる頃には色んな会話が出来るようになっていました。
人それぞれのやり方があるとは思いますが、参考にしていただければと思います!
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