こんにちは、ココです。
私にも当然のように、英語を話すときは多少の日本人の訛りがあります。
が、日本人からもアメリカ人からも、「何でそんなに発音上手なの?」「どうやって身につけたの?」とびっくりされることがあります。(逆にそれ以外で褒められることはほぼない)
何も高度な練習はしていません。お金もさほどかけられなかったので、身近にあるものを活用して、とにかく沢山の量もこなしてきただけです。
そんな地道で安上がりな練習をしてきたからこそ、誰でも挑戦しやすいと思うので、紹介してみようと思います。
とにかく沢山聴いて、読む
私が英会話スクールに通い始めたのは中2、14歳の時で、それ以前に英語を習っていたわけでも、海外に住んでいたわけでもありません。両親も英語は全くダメ、という家庭で育ちました。
一般的に、10歳前後から他の言語を完璧に身につけることはかなり難しく、訛りやイントネーションの違いを完全になくすことはほぼ無理だと思ってください。
実際私も、いつも正しい発音で話せているわけではないし、今でも新聞や小説を読んでいて、発音しにくい単語には度々遭遇します。
でも日常会話程度なら完璧にこなせていると自分では思っているし、ネイティブにびっくりされたり、帰国子女だと思われることもあります。
一体どんな練習をしたの?そう聞かれたらこう答えます。
とにかく聴きまくって、読みまくった。
暇さえあれば洋楽や英会話教材CDを聴いたり、音読したり、暗記したり、とにかく量をこなしました。
大学生になった今でも、毎日発音を中心とした練習は欠かさずしています。
具体的な方法を紹介していきます。
①大量のリスニングをこなす
綺麗な発音をする時にまず1番大切なことは、まずネイティブの音声を聞くことだと思っています。
赤ちゃんは大人の言葉を沢山を聞き、大きくなるうちに自然と話せるようになりますよね。それと同じで、まずは耳から英語を取り入れることが大切です。
私は主に、
を用いたリスニング、発音練習を始めました。
英会話スクール教材CD
私が英会話に通い始めた時、まず渡されたのが主に会話文がまとめられた教材とCDでした。
私が同時していた聴き方は、
- 音声を何も見ずに聴く
- 音声を文章を見ながら聴く
- 一文ずつ後にCDの続くように読む
- 文章を見ながら音声と同時に読む
- 文章を見ずに音声と同時に読む
というものでした。
改めて書き出してみるとめんどくさそうな手順になりましたが、会話文はせいぜい5〜6文なので辛くなかったし、逆に夢中になって練習していました。
1〜6を一通りすると大体10分くらいで終わりますが、私は5、6をスラスラと読めるまで練習するようにしていたので、納得するまでやっていると30分くらいかけていたことも。
私がこの練習をしていたのは約3年間だけですが、この方法では単語を聞き取る力や、正しい発音で早く読む力を身につけたと思います。
この方法を試す場合、使う教材は、英会話教室の作ったものでなくてもOK。英検対策や単語帳などの教材に付属しているCDなどは比較的ゆっくり読んでくれているので、初心者もチャレンジしやすいと思います。
教材を選ぶ時は、いきなり難しいものを選ばず、続けやすそうな自分のレベルに合ったものから使ってみてください。
自分のレベルが上がり、もっと難易度を上げたくなると、英語字幕付きのYouTube動画やニュースを活用しました。
CDほど使いやすくはありませんが、上で紹介した1〜6の方法を、一時停止・巻き戻しながら聞けば、同じような練習ができます。
私がよく観ているのはCNN10というネットで無料で観れるニュースで、原稿も載せられているので便利でオススメです。
洋楽を歌えるようになるまで練習
私がテイラースウィフトにハマったのが13歳の時でした。
それ以前からレディーガガやマイケルジャクソンなどをよく聴いていましたが、本格的に英語勉強に活用し始めたのは、テイラーが最初でした。
方法は何も難しいことはなく、超シンプル。好きな歌を、歌詞を見ながら完璧に歌えるようになるまで、とにかく歌い続けるだけ。
少しコツを挙げるとすると、まずは歌わずに歌詞を見ながら、集中して一度聴く。その一回で大体の音を掴み、次は歌と一緒に歌う。
そしたら必ず、歌いやすい箇所と、歌うスピードが速かったりして歌いにくい箇所が出てきます。そこを歌えるようになるまで、繰り返し巻き戻しする。
どうしても完璧に歌うのが難しくて楽しくなくなってきたら、飛ばしたり、他の曲に変えたりしました。歌だし、ストイックにやりすぎると面白くなくなっちゃうのでね。楽しむことが最優先。
中学生当時は、家に誰もいない時間帯があれば速攻で音楽をつけて1人カラオケ状態!
自己満で、納得いけるまで歌いまくっていたのですが、気づいたら5時間くらい歌っていたこともありました。
回数を重ねるごとに、段々歌えるようになってくるのが目に見えるようにわかるので、本当に楽しくて夢中でやってました。今ではさすがに5時間もしませんが、同じようなことを毎日しています。
私はいつも歌詞を見ていますが、英語勉強している洋楽好きの人は、「歌詞はなるべく見ないようにしている」という人もいると思います。
確かに、すぐに歌詞を見ることに頼ろうとせず、自力で聞き取って歌うことはリスニング面においては有効だと思いますが、発音練習を重きを置く場合、私は歌詞を見ることを推奨します。
ネイティブでもない私たちがいきなり、「よ〜し!聞き取ろう!」としても全く聞き取れなくて諦めがちだし、結局よく分からないまま。
また、歌詞をチェックして単語の綴りを確認することで、習得が難しい「RとL」の発音などもより練習しやすい気がします。
*洋楽は、発音意外にも表現力や語彙力をつけるにも効果的。詳しくは↓のブログに載せています*
cokogogo.hatenablog.com
②大量のスピーキングをこなす
教材やCDを使った方法はどちらかというとインプットの段階なので、実践の会話での発音を良くするには、アウトプット=スピーキングを行うことが必要だと思います。
私は、
を沢山しました。
文を暗記するまで読みまくる
私が中高校生だった時に学校から帰ってきてまずすることは、教科書を開くことでした。
何をするかというと、ひたすら会話文や新出単語を読み上げる。最終的な目標は、自分で作った日本語訳を見ながら、英語文に読み訳すことでした。
単語の発音が分からない時は電子辞書を使って調べて、音声に続いて発音練習。それから本文をスラスラ読めるまで練習しました。
帰宅後から家族が帰ってくるまでの30分間だけでは納得がいくレベルには達せないので、毎日練習していました。
今思うと、相当頭がおかしい子だったと思います(笑)
バタバタと帰ってくるなり、バーンと教科書を取り出し、ママが帰ってくるまで気が狂ったように大声で読んでいました。家族に英語をノリノリで話しているところは見られたくないので、その1人の時間が勝負時。
ママが玄関を開けた瞬間飛び上がるように読むのをやめて、何事もなかったかのようにおっかえり〜って感じでした。
でもその練習を通して、発音向上以外の面でもいいことが沢山ありました。
教科書の内容を完璧に覚えられたので、成績にも直接的に結びつきました。暗唱テストも日々の練習のおかげで余裕。
私のように頭がおかしくて、どれだけ読んでも苦じゃなければ同じようにすればいいですが、暗記は発音練習にはあまり関係ないので、ただ会話文を沢山読むだけでもいいと思います。
電子辞書の音声機能を活用
テキストの暗記でも電子辞書を使っていたことは話しましたが、教科書の暗記以外でも活用しました。
例えば、英検のための勉強中に、今まで見たこともないような単語に多く遭遇します。
合格するにおいては意味を覚えることが1番大切ですが、発音も正確に覚えることで、英検後の会話力に差がついてきます。
方法はこちらも超簡単。単語帳などの勉強中に発音が分からない単語が出てきたら、調べて音声を再生し、上手く発音できるまで繰り返し練習するのみです。
余裕がある時は、例文も読み上げていました。
単語によって聞き取りにくいものもあるので、私はスピード変換機能で速さの調節もよくしていました。
電子辞書じゃなくても辞書サイトなどを使っても同じことができますが、辞書ならより勉強に集中できるし、その単語を使った例文も読み上げてくれるので、私は辞書派です。
まとめ:日々の努力の積み重ねがものを言う。気がする。
とにかく英語を上手にペラペラ話せるようになりたい。発音がよくなりたい。
その一心で、身近なものを使って、以下のような方法を試してきました。
- 英会話教材CDを使う
- 洋楽を使う
- テキストを暗記するまで読む
- 電子辞書の音声を使って発音練習
少ないし、どれも大したものではないことがお分かりいただけたかと思います。
でも、何が発音を向上させたかと言うと、沢山の量を毎日こなしていたこと。
私はとにかく発音するのが楽しいからやっていただけで、努力しているという意識もありませんでした。
だからこそあんなに長い時間をかけて発音練習ができたのかなと思います。
ただし、私のように発音に気を取られすぎると、留学などで実際に外国人と話す時に自信をなくしやすいという面もあります。
(日本では発音が良ければ褒められるけど、発音だけでは外国人と上手く話せず、そのギャップでかなり落ち込みました。表現力や語彙力を身につけないとグローバル人材にもなれません)
だから、1つだけ英語学習者にアドバイスしたいのが、発音がよくなってもいい気にはならない方がいい!ということ。
ネイティブに近い発音をすることより、英語を使って自分をいかに表現できるか、、ということがよっぽど大事なんです。
発音が上手くなりたいのは私も今でも思うし、それを目指すこと自体はいいことだと思います。
ただ、語彙力・表現力・自然なジェスチャーを身につけることも意識すれば、もっといいコミュニケーションが取れると思います。
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