アメリカ留学ブログを始めてもう10ヶ月ほどが過ぎようとしていますが、、、ふと我に帰りました。
なんでこんなに一生懸命にアメリカ留学について話したいんだろう?と。
自分なりに考えて思ったのが、、もっと多くの人に留学して欲しいから!そして1人でも多くの人に充実した留学生活を送って欲しいから!
今回では改めて、
なぜアメリカ高校留学を勧めるのかということについて話していきます。
〜目次〜
- 高 校① 周りと差がつく
- 高 校② 費用が比較的安い
- 高 校③ 心が柔軟なうちに
- 高 校④ 自由な高校生活を経験すべき
- アメリカ① 日本と真逆な文化
- アメリカ② 色んな国の人と知り合える
- アメリカ③ 切磋琢磨できる
- まとめ:留学をしなくて後悔する人はいるが、して後悔する人はいない
高校留学のススメ①:高校卒業後、周りと差がつく
留学をする前に、高校を卒業した後の進路はだいたいは決めておくと思いますが、(アメリカへの出発は高2が主流です)私の知ってる高校留学経験者は日本の4年大に進学した人が多いです。
その内の多くが国際系の学科に入学していますが、ということは国際交流などに興味がある生徒が集まってきているわけです。
その中には英語が上手い人もきっといるはずです。
その時に、高校留学して英語の基盤をしっかり作ることができたら、周りより一歩二歩先を歩くことができるんです。
つまりは大学でもなんでも、周りが英語で必死になっている間、自分は好きなことにもっと多くの時間を使えるわけです。
私も実際、英語の課題などはさっさとこなし、専攻である観光を「英語で」学ぶことが出来たりしてます。
例えば英語の参考書を使って今やっている内容を勉強したり。
また、語学習得は何歳になっても出来ると言われますが、個人的には、学習年齢が早ければ早いほど、滑らかな発音など、自然な英語を習得出来ると思っています。
高校の間に生の英語に触れた方が、高校以降とは効率や吸収度が違うんじゃないかなあと思いますね。
高校留学のススメ②:費用が比較的安い
高校留学(10ヶ月)→ 150万 *1
大学留学(1ヶ月)→ 30万 *2
大学留学(6ヶ月)→ 250万 *2
ワーホリ(12ヶ月)→ 100万 *3
*1:留学会社に払う費用。ビザなどの準備の費用を含まない
*2:私が通う私立大の場合
*3:現地での収入を差し引いた費用。国によって多少異なる
上の数字はあくまでも目安ですが、
大学>高校>ワーホリ という順番になりますね。大学に比べるとかなり安いです。
でもワーホリの方が安いならワーホリでいいのでは?と思う人がいるかもしれませんが、高校卒業後のワーホリは個人的にはオススメしません。
ワーホリ後に日本に帰国し、大学に入り直したり、専門学校に通ったり、就職したり、個人の努力や行動力次第ではどうにでもなりますが、フリーターで留まってしまう人も多い。
ワーホリといっても海外で語学学校に通い、バイトしてきただけと見られることが多々あり、学位があるわけじゃないので、就職も簡単に行かないというのが現実です。
それに比べて高校留学は「勉強」をしにいくことです。また高校なので「成績」「クラブ活動」の成果でアピールできるポイントが沢山あります。
また、高校留学する人がそう多くないし、かなり長期なのであらゆる面接で評価してもらえます。
(特に大学入試の面接などで「凄いですね」と沢山言われました)
費用も大学より抑えることが出来、経験的にもワーホリより深いものが得られるなら、高校留学をするのが1番だと思います。
*高校留学と大学留学の詳しい比較は、こちらから↓*
cokogogo.hatenablog.com
高校留学のススメ③:心が柔軟なうちに
高校生といえば、色々なことに対して現実的になってきたり、将来のことを具体的に考え始めたり、多感な時期ですよね。
そんな年頃のうちに、日本から少し出てみるという経験はあなたにとって必ず、大きな財産になります。
留学を考えるということは、海外に興味があったり、英語が上手くなりたいと思っていたり、色んな理由があると思いますが、実際にその国に行ってみて分かることが沢山あります。
もちろん海外旅行に行ったりすることもいいと思います。でも10ヶ月、11ヶ月という長い期間を海外で過ごしているからこそ、本当に色んなことを考えるし、色んなことが見えてくるんです。
私もその経験を積み、今色んな内容のブログを書いているわけですが、17歳で急にアメリカに飛んでいき、そこで過ごして経験したことは人生の勉強になったし、自信にもなりました。
16、17歳という年齢で留学したからこそ感じることもある。若いから、固定観念を捨てて色んな考え方をすることができる。
若さの特権を最大限に生かすためにも、高校留学をオススメしたいんですよね。
高校留学のススメ④:自由な高校生活を経験すべき
ほんっとに冗談抜きで日本での高校生活にくたびれていたんですよ、私。
周りの子たちは「高校が1番楽しかった!」「戻りたい!」という子が多いんですが、私にとっては苦痛なことの方が多かったですね。
意味のない校則、中身のない授業、終われば何も覚えていないテスト勉強などなど、「時間を無駄にしている」感ばかり感じていました。
日本の高校の厳しさに慣れてしまえば楽なんですけど、私みたいにズレてる(笑)者は是非とも留学するべき。
アメリカの高校生活は、日本のそれとは比べものにならないくらい、干渉されません。
とにかく生徒個人個人の行動によって左右されるんです。成績も、授業選択も。
だからある意味、責任感が大きいのがアメリカのスタイルですが、もっと選択の幅が広く(自分で時間割を自由に組めたり)自由な高校生活を経験することは、あなたの価値観を変えます。
「自分は本当は何がしたいのか」について考えるとってもいい経験になると思います。
アメリカ留学のススメ①:日本と真逆な文化
せっかく1年間の留学をするなら、日本とは全く違う文化の中で生活することが1番だと思います。
というのも、10代の若いうちに日本という小さな世界から飛び出し、違う言葉を話し、違う人種の人たちと関わり、日本では経験できないことを経験する、というのはこれからの人生に大きな影響を与えると思うからです。
アメリカにいると、日本での常識が全然通用しません。
「空気を読む」「察する」「気を使う」「目立たないようにする」という日本で大切にされていることが、アメリカでは全く意識されない。
「黙ってたら分かんない」「何も言わないなら困ってない」んでしょ?という雰囲気の中、いかに今まで出してなかった自分を出すのか、今まで考えたことや意識したこともないことを考えるか、がアメリカでは大切なんです。
とにかく日本での今までの自分とアメリカでの新しい自分で変えないといけんわけです。
そりゃ、大変なことは多いです。
日本人の場合、まず言語面でのバリアーがあるし、それに加えて積極性や発言力も必要なんですよね。
でも、日本の考え方から一旦離れてみて、今まで出したことのない自分を出してみる、、そんな経験はやっぱりアメリカ留学じゃなきゃ出来ないな、なんて思います。
そして私自身その経験をして、色んな生き方があるんだなあと思うようになりました。
英語が話せるようになった今、何も日本のやり方に合わせて生きていく必要はない、と気付いたり。
全く違う文化を経験してみることで、人生の選択の幅が広がりました。
アメリカ留学のススメ②:色んな国の人と知り合える
アメリカといえば人種のるつぼと言われますね。
私の場合、実際にアメリカの田舎に、留学生として暮らしてみて思ったのとは少し違いました。
確かに白人以外に、ヒスパニック系、アジア系、アフリカ系など、色んな種類の「アメリカ人」がいることにはいるんですけど。
そのほとんどの人たちは英語しか話せない人ばかりだったんですよ。
ココはそれに対して、最初は少しガッカリしてしまいました。
でも、時間が経つにつれて分かったことですが、アメリカの高校留学でいいところは、本当に色んな国からの留学生がいることです。
私の通っていたホストスクールには、デンマーク、ドイツ、オランダ、ブラジル、イタリア、スペイン、タイからの留学生がいました。
地域の留学生グループでは、フィンランド、フランス、ノルウェーの生徒もいました。
ほとんどがヨーロッパからの留学生ということもあり、そこは少し偏ってはいますね。
でも、こんなに色んな国から人がやってくる国はアメリカしかないんじゃないですかね。
その縁も大切にしていくと、将来に海外に行った時にガイドしてくれたり、お家に泊めさせてくれたり、一緒に旅行に行ったりできます。
仲良くなった子とは、今でも頻繁に連絡を取って、近況を聞いたり。
私も実際、この冬はオランダで複数の元留学生と会って、遊ぶつもりなんです。
留学が終わっても、こんな風に海外の友達と繋がっていられることは本当に嬉しいし、これからも大切にしていきたい人たちです。
アメリカ留学のススメ③:切磋琢磨できる
アメリカ留学といえば、
- 宿題が多い
- 英語力が高い人が行く
というイメージがある人も多いのでは?
私もそう思っていたし、実際に留学を終えてからも「アメリカ留学は、他の国に行くより大変だな」と思います。
というのも、ニュージーに留学行った友達が何人かいるんですが、宿題はない、テストは簡単、何もしてなくてもオールA、なんていう留学だったみたいです。
アイルランドに行った子も、学校の勉強の大変さは特になかったみたいです。
それに対してアメリカの高校では、レポートはやっぱり多かったし、プレゼンも何回したか数え切れないくらいです。
成績も、「留学生だから」と、特別扱いされることはほとんどないし。
ちゃんと出席して、課題して、授業に参加しないといい成績は取れません。
だからこそ大変な時もあったし、ニュージーで遊びまくってる友達から話を聞いて「なんで私はこんなに必死に宿題しないといけないんだろう、、」と当時は思ったこともあります。
だけど、「自分はそれをちゃんと乗り越えた」という事実と、それから来る自信はずっと残ってる。
「自分は遊んで帰ってきたわけじゃない」
「自分と向き合えた」
「自分のことをもっと知れた」
私自身の留学について考えていると、そんな言葉が浮かびます。
少しハードルが高い留学生活を選ぶことで、最初はキツイけど、それを乗り越えて留学を終える頃には、もっと成長した自分がいることは目に見えてますよね。
これも、「アメリカ」という「実力がモノを言う」の国を選ぶからこそ、できる経験だと私は思います。
まとめ:留学をしなくて後悔する人はいるが、して後悔する人はいない
「高校」で「アメリカ」留学をオススメする理由を話してきました。
高校でする利点として、
- 周りと差がつく
- 費用が比較的安い
- 若いからこそ吸収力がある
- 自由な高校生活を経験できる
また、アメリカ留学のいいところとして、
- 日本と真逆な文化だから価値観が変わる
- 色んな国の留学生と出会える
- ハードルが高いから切磋琢磨できる
ということを挙げました。
私がいつも思うのが、留学には色んな形があるし、人によって経験することも違いますが、
「留学をしなかったから後悔する人はいるけど、したから後悔する人はいない」ということです。
16、17歳で海外で1年弱も過ごす経験は、そうそうできることではありません。
でも、あなたがこの記事を読んで下さっているということは、留学に興味があったりするんだと思います。
それなら、あなたがその、多くない留学する人達の1人になりましょう。
そして、留学するならぜひ、少しレベルが高くても、大変そうでも、アメリカに行って色んなことを経験して帰ってきてほしいです☺️