こんにちは、ココです。
留学前、私を怖がらせていたある一言があります。
それは、「留学終わったら、確実に英語力落ちるよ」。
高校の先生や、英会話スクールの先生が、口を揃えてそう言っていました。
せっかく留学するのに、英語力が落ちるなんて、、イヤだ!!!
そんな気持ちは留学中も、留学終盤になっても私についてきました。
不安を抱えながら日本に帰ってきた私でしたが、アメリカ人の友達から聞くのは、「ココの英語どんどん上手くなってるよね」という言葉でした。
最近は、留学中に出会った恋人も、「日本人ってことをたまに忘れる」と言ってくれるようになりました。昔はめっちゃ私の訛りを面白がってたからな
またTOEICのスコアも、留学直後の2017年夏→780点、2018年冬→840点と、年々上がってきています。
一体どうして英語力が落ちるどころか、上がっているのか???
今回は、英語力を維持&向上し続けている、私の秘密の習慣を紹介していきます!
〜目次〜
- 外国人と触れ合う機会
- ①英語を使うバイト
- ②海外旅行
- ③外国人先生のゼミ
- 英語と触れ合う習慣
- ①洋書の音読
- ②短いニュース
- ③字幕なしで洋画
- ④恋人と電話
- ⑤英語で独り言
- ⑥洋楽を歌う
- まとめ
外国人と触れ合う機会
アメリカ留学中は、周りはアメリカ人か英語がネイティブレベルのヨーロッパ人しかいなかったので、英語を話さざるを得ませんでした。
今振り返れば、日本人も私1人だけで、恵まれていた環境にいたと思います。
でも、日本に帰ると、どこもかしこも日本人だらけ。生まれ育った国なのに、なんかギョッとした記憶があります。日本人しかおらん!って。
そんな風に、日本語しか話さない環境に振り戻されたわけですが、英語力をキープするためには英語を使わないといけない。
英語を使うには、英語を話す人と関わることがとっても大事。つまりは外国人と触れ合う機会が必要だと考えました。
私が、日本に帰っても外国人と話し続けるためにしていることを紹介します。
①英語を使うバイト
私が日本の高校に戻ってきて、大学からの合格通知をもらったあとはとにかくバイトをしまくりました。
アメリカにいる恋人に会うために、航空券を買うことが1番の目的だったのですが、せっかくバイトするなら英語を生かしたいと思いました。
まず、家の近くの、外国人観光客がよく来るモールで働き始めました。
販売業でしたが、お客さんと積極的に話さないと売れないので、結構頑張って英語を話す機会を得ることができました。
大学生になって引っ越して一人暮らしをするようになると、近所の飲食店で働きました。
なぜそこを選んだかと言うと、アメリカ人のお客さんがすごく多かったから。ここらでは有名なエスニック料理店で、日本で働いているアメリカ人が多く食べに来るお店でした。
アメリカにいたの?とか聞いてくれるアメリカ人もいて、英語で会話が出来てかなり楽しかったです。
他にも、塾では英語を教えたりした後、最近ではキッズ英会話の講師をしています。
日本で、学生としてちゃんと英語を使うバイトを見つけるのは、特に今住んでいるところは田舎なので大変でした。
でも、色んな人に英語使うバイトがしたいということを話したり、周りの店を見て回ったり少し行動的に動いたおかげで、今のところ英語を生かせるバイトをできてるという感じです。
②海外旅行
私は海外旅行に、年に4〜5回行きます。
そう言うとお金持ちだと言われるし、周りの友達は私のことを完全にリッチだと思ってますが、違います。
バイトして貯めて、自分のお金で旅行してます。家族旅行は払いませんけど!←払え
旅のスタイルはママとの女子旅、恋人とアメリカ国内旅行、1人で外国人の友達に会いに行って、友達んちで居候。この3つがほとんどです。
どのスタイルでも、自分達で移動する個人旅行で、ツアーは参加しないので、結構現地の人と関わることが多いです。
道を聞いたり、いいレストランを教えてもらったり。バーで現地人とお酒飲んだり。
海外旅行は本当に好きだからっていう理由だし、英語を意識してやっているわけじゃないのですが、外国人に触れ合う機会として何かしら役立っているんじゃないですかね。知らんけど。
③外国人先生のゼミ
大学生になるとゼミというのがあるわけですが、簡単に説明すると、先生を選んで専門の分野について深く学ぶようなクラスです。
私は迷いなく、外国人の先生のゼミを選びました。理由はオールイングリッシュだし、欧米人の留学生も参加するから。
ゼミは将来の方向性を決めるのにも大切なので、ただ単に英語だからと選ぶのはよろしくないかもしれませんが、私はとにかく英語を話したいので選んじゃった。
結果的に、すごく良い。プレゼンスキル、リサーチスキルを英語で学べるし、留学生の友達も簡単にできる。ゼミ生みんなでご飯行ったりね。英語で恋愛トークしたり、アメリカ留学中に戻ったような感覚になります。
英語と触れ合う習慣
でも、いくら頑張っても住んでいるのは日本。外国人を身の回りで探すのにも限りがあるし、アメリカさながらの環境を常に作るのは無理がある。
そこで、私はせめて家でいる時は英語漬けにすることにしました。
英語漬けといっても、ガリガリ勉強のイメージは一切なし。
私の英語学習のモットーは「勉強ではなくて趣味にする」「やりたい時にやる」というかなり力が抜けたもので、日によってすることも変わります。
でも、自分のしたいことをしながら勉強できる方法を見つけたので、今までずっと続けてこられました。
勉強と思わずに、自分が楽しいと思えることを好きな時に、好きな分だけする。これが秘訣です。
とにかく、英語が好きなら誰にでもできる簡単なことばかりです。紹介していきます。
①洋書の音読
旅先で安く買った古本や、図書館で借りた英語の小説をよく読みます。さすがに外ではしないけど、家では私は、音読をします。
特にコツはありません。書いてあることを声に出して読むだけ。
音読の仕方にも色々あるようだし、「毎朝○ページ」とか決めた方がいいとか、シャドーイングした方がいいとか聞きますが、私はそういうの嫌いです。読みたいときに、読みたい分だけ、私が読みたいように読みたいのです。笑
1つだけ心がけているのは、感情を込めて音読すること。会話文は会話のように読み、悲しい場面では悲しく読む。1人でいる時にするので恥ずかしくないです。
②短いニュース
私は観ている英語のニュースはCNN10という、10分間で観れる短いもの。ネットで無料で観れます。
これも思い出したら観るって感じです。昔は毎朝観てたけど、そうやって本気になっちゃうとつまらなくなるので、今は週1くらいの頻度です。
頻度は少ないけど、観るときは集中して観ます。分からないところがあったら、「自分まだまだだな」なんてちょっと落ち込んで初心に返ります。
CNN10はスクリプトも上がっているし、字幕もつけられるので、オススメです。
③洋画
字幕は英語をつけたり、つけなかったり。ご飯中に観ることが多く、自分の咀嚼音で聞こえづらい時は字幕つけて観ます。顎関節症持ちでアゴがうるさいんす。
これも、ただ楽しみながら観るだけ。メモなんて取らない。めんどくさいし、そんなことしたら映画に集中できない。
分からない英語が出てきたら、巻き戻して日本語訳をつけて、また巻き戻して英語を聞く、というのはいつもしています。
1日で1本観ることもあるし、2日に分けることもあれば、2日で4本くらい観ちゃってることもある。その日の気分次第。
ジャンルは様々で、Netflixを探っていて気になったのを観る感じ。特に自伝的なやつが好きです。
④恋人と話す
- 頻度:電話週2/テキスト毎日
- 時間:1回2時間/1日3時間
これは国際恋愛の特権というか、、笑 なんかズルイ気もしますが、恋人と話しているだけでめちゃめちゃいい学習になってる気がします。
電話は1回2時間くらい話します。メッセージでのやり取りは1日に合計3時間くらい。
結構マメに話してる方なの?1年間は会えない予定なので、寂しくならないようにお互い早起きしたり、夜更かししたりしながら時間を作ってるって感じです。
話す内容は本当にどうでもいいことばっかり。たまに2人で電話しながら「なんか眠いねー」っつって昼寝したりもするので、ずーっと話しまくってるわけではないです。
⑤英語で独り言
私は独り言をよく言います。大学生になって一人暮らしをしている寂しさなのか、言うようになりました。
英語で独り言って、相当やばい人な気がしますが、確かにやばいかもしれません。
何を言っているかというと、本当のただの独り言(「痛っ!」とか「さむっ!」とか)か、長々と語り出す時もあります。
語るときは、1日の振り返りや自分のその時の心情を、誰かリスナーがいるように話す。やばい人だ。
ちょっと説明しづらいのですが、とにかく1人で英語でベラベラとりとめもないことを話してるだけです。
人前ではできないな。いや、今度その様子をインスタライブでもしようかな。あ、これ私のインスタです。フォローしてください→ cokogogo.ryugaku
そんな変人にはなりたくないと思いますが、この英語独り言はめちゃめちゃ効果があると思います。
自分の気持ちを言うために、色んな表現を考えるし、「この感情、英語でどう言うんやろ?」って思ったらググったりするので、もっと表現力がつきます。
⑥洋楽を歌う
前回の記事(↓)で洋楽を用いた勉強法のやり方を書きましたが、あそこまで真剣に勉強してたのは高校生まで。
cokogogo.hatenablog.com
最近は、とにかくスラスラ歌えるようになるために日々練習という感じで、歌っているだけです。
歌詞は時間があれば見ながら歌って、シャワー中や料理中は覚えてる範囲で歌うって感じです。
洋楽はほぼ365日歌っていますが、発音や表現力の維持のための助けになっていると思います。
まとめ:効率的な勉強法ではない
今回は、私の日々やっている英語に関わる、以下の習慣を紹介しました。
外国人と触れ合う機会
- 英語を使うバイト
- 海外旅行
- 外国人先生のゼミ
英語と触れ合う習慣
- 洋書の音読
- 短いニュース
- 字幕なしで洋画
- 恋人と電話
- 英語で独り言
- 洋楽を歌う
毎日してるわけでもないし、気が向いたらするなんていうゆるい習慣もありますが、他には何もしていないのにTOEICの点数が上がっているので、効果はあるんだと思います。
でも、私のやり方の盲点は、効率はよくないということ。なんだか気が抜けてるし、一生懸命に勉強してる人とは質が違うと思う。
それに、一気に単語力や表現力がつくわけではないので、日々の積み重ねが大切なのかなぁと思います。
でも、英語を日常の一部にすれば、余裕を持てるし、習慣化することで英語が勉強の対象にならなくなります。
ぜひ、何か楽しみながら続けられそうなことを習慣化して、毎日やってみてください。単語帳を眺めるより、ずっと楽しく勉強できますよ。