こんにちは、ココです。
前回の記事は、「なぜ日本で進学したのか?」という内容でした。↓
cokogogo.hatenablog.com
その理由を要約すると、
- アメリカ進学を真面目に検討できるだけの時間と情報が足りなかったから
- アメリカ進学は自分には費用がかかりすぎると思ったから
そんなこんなで、日本で大学生をしている私ですが、実際の生活や、大学の雰囲気について話そうと思います。
大学のレベル、ある場所、先生、授業、そして学生たちによって、大学の雰囲気はめちゃくちゃ違います。
私の主観で語っていくので、「そんな大学生活もあるのか〜」という程度に思ってもらえばと思います。
リアルな生活①めちゃくちゃ暇
私は基本的に映画と本と音楽があれば生きていけるオタクなので、1人の時間があればあるほど嬉しいのだが、、、大学生活、「うわ〜忙しい!!」と思ったことは1度もありません。中高時代の方がよっぽど忙しかった。
大学生活は、とにかく時間があります。それは、
- 春休み・夏休みが長い
- 授業がない曜日がある
- 課題がないに等しい
- 朝は早くて9時から
という4つの理由から。
①休みが長い
大学の休みは、春休みは約2ヶ月(2〜4月)、夏休みは約1ヶ月半(8〜10月)あります。1年間のうち3ヶ月半は休みって、、休みすぎ!
3年生くらいになるとその期間を使ってインターン(職場体験)に行ったり、就活したりするけど、1・2年生は本当にすることがないです。友達は短期留学やバイトに時間を充てていることが多いです。
逆にこんなにまとまった休みが取れるのは大学生の特権だし、社会人になると老後までこんなに休めることはないです。時間の使い方第ですごく有意義な時間を作ることもできますね。
でも、個人的にはマジで休みすぎだと思います。学費も安くないのに、大学は休みばっかりなのでぼったくり感がすごいです。
私は学費がタダだからそんなに文句はないけど、ちゃんと払っていたら暇すぎて学校を辞めていたと思います。お金がもったいない。
②授業がない日がある
大学では、時間割は全て自分で決めます。必修の授業以外は、自分の好きなように時間割を組むことができます。
教科ごとに曜日が決まっているので、取りたい授業を選んでいくと、授業が1つもない日が出てくることがあるんです。
そういう時は「この日休みやん!ラッキー!」と思うんだけど、あとから「今日休みか、、、何しよう、、」と暇を持て余す羽目に。
③課題がほぼない
課題の量は、大学のレベルが高ければ高いほど多いと思います。私の大学の偏差値は知りませんが、レベルはかなり低い方です。
そのため、課題も少ないです。ないことはないけど、中高の量と比べたらあるようでないようなもんです。たまに大きめの課題(プレゼンや3000字レポート)もあるけど、それ以外は学校で終わらせます。
だから家に持ち帰ってする課題はほぼないので、それも暇な要因の1つです。
同じ大学でも、理系学部だとみんなヒーヒー言いながら課題や試験をしていて、友達が「忙しい!手伝って!」と言っているのを見ると少し羨ましい気さえします。
④朝は早くて9時から
ちゃんと授業がある日も、1限は9時からなのでかなりゆっくり準備できます。
中学・高校の時は毎日6時に起きてたのが、今では7時半です。眠い時は8時まで寝ます。授業が午後からの日は11時くらいまで寝ることは当たり前。本当に生活は楽になった、、、。
以上の4つ理由から、大学生は本当に暇です。
私は1人で楽しむ趣味が多いし、自分の時間は何よりも大切だし、1ヶ月まるごと海外で旅行したりできるので、好きに使える時間があることは幸せです。
ただ、通常の学費を払っていたなら確実に中退していました。暇すぎるからという以外にも理由があります。↓
リアルな生活②先生によっては授業がゴミレベル
口が悪くてすみません。でも本当にゴミです。
話が面白くない先生だと、90分間つまらない話をひたすら聞かされる羽目になります。私は特に日本史が嫌いでした。縄文土器について90分間ダラダラ話しやがって、、、。
ならそういう授業は取らなけりゃいいやんって?私もそうしたい。でも卒業のために単位が要るから、取りたくなくても取らなくちゃいけない授業がある。
こういうところも、大学の悪いところです。授業が下手くそな先生の話を聞くのも、その先生が高額な授業料を受け取っているのも嫌になります。
もちろん中には素晴らしい先生もいます。取ってよかったと思う授業もあるし、授業のおかげで将来の視野が広がったこともあります。
でも、全体的に授業のレベルが低いんです。
オープンキャンパスの時は、「生徒主体の講義で、生徒の意見を沢山聞きます」とか言っていて私はそれが素敵だと思ったのに、いざ入学するとそんな授業は3つくらいしかない。
ほとんどの授業は先生がひたすら話してばかりで、私たちは静かに聞いてるだけ。ディベートやプレゼンも少ない。
この問題については本当に大学によるんだと思うけど、私の場合、違う大学に行ってる友達に聞いても同じような感じです。これが日本風なやり方なんですかね。
リアルな生活③学生がダラダラしている
私もダラダラしているっちゃしてるんだろうけど、、、周りには負けます。
授業中は90%の生徒が、
- 寝る
- 漫画を読む
- 音楽を聴く
- ゲームをする
- インスタを見る
- YouTubeを観る
- 他の授業の課題をする
のどれかです。
真面目に授業を受けてメモを取っているのは残りの10%と言いたいところですが、果たしてそんなにいるんでしょうか。というくらい、学生はダラついてます。
とやかく言う私はどうかと言うと、日本史の時は絶賛ブログタイムです。でもそれ以外では結構真面目だと思います。英語の授業なんかでは発言もよくしました。
でも真面目に授業を受けるのが当たり前なのに、周りの生徒はやる気が全然ないのでその空気にいることが憂鬱になります。
みんな親から沢山お金を払ってもらっているか、学生ローンを組んでいるのに、「それでいいの?何のために大学に来たの?」といつも思います。
今でこそ周りの雰囲気に潰されないように、お金を無駄にしている人達と同化しないようにすればいいと思うことができますが、大学に入りたての頃は「こんな環境にいていいんだろうか?」と悩みました。
リアルな生活④大学=休暇?
暇・つまらない講義・ダラけた学生という現実を、他の大学に行っている友達と話していると、100%の確率でみんな同意します。
この前も友達と話していると、「大学って夏休みのようなもんじゃん?」と言われました。大学=遊ぶ期間というイメージは社会で定着していると言うのです。
確かに同じ大学の生徒を見ていると、「学業」中心で生活している人より、飲み会やバイト中心の生活を送っている人が多いです。
その理由は私が思うに、大学に入る人のほとんどが、将来の夢は分からないまま「とりあえず大学卒業しとくか」「大卒ならなんとかなるでしょ」と思っているからです。
しかも大学生にもなれば、先生から「ちゃんと聞きなさい!」「宿題しなさい!」と注意されることもないので、ダラダラしている人が多いです。
勝手なイメージですが、専門学校に行っている同級生の方が、よっぽど資格取得などで努力していると思います。
日本の大学入っていいことはないの?
ここまでを読んで、刺激のなさそうな生活を送ってるなぁ、大学なんて行かない方がいいんじゃないの?と思ってますか?
確かに大学という場所自体は、私の思った以上に緩くて刺激の少ない場所でした。
海外の大学に進学した人の話を聞いていると、学業や様々なチャレンジで忙しく充実してそうで、羨ましく思った時期もありました。
でも、日本の大学にいるからこそ実現できたことがあるのも現実です。
時間があるからこそ始めることができたこともあるし、大学生になって私なりに挑戦も沢山してきました。だから私は日本で進学して良かったと思っています。
具体的に、今の大学に進学してよかったことを挙げてみます。
リアルな生活⑤海外旅行に沢山行ける
大学生はとにかく休みが多いと先に言いましたが、そのまとまった休みを使って、今まで沢山海外旅行に行きました。
2週間かけてオランダ・ベルギー・ドイツを回ったり、1ヶ月間彼氏とアメリカで旅行をしたり、母とアジアの色んな国に行ったりしました。
旅行はしたいと言う人が多いけど、実際は「お金がない・時間がない」と行かない人が多い中、若い時から毎月のように旅行に行けていることをラッキーに思います。
これも、休暇が多くて長いからこそ実現できることなので、日本の大学に行って良かったと思います。
リアルな生活⑥色んなバイト経験
大学生になって色んなバイトをしました。今までレストラン、塾、ファストフード店、英会話スクールで働いてきましたが、どれもいい経験です。
バイトを通して、自分に向いていることや逆に自分が不得意なことが分かったし、将来どんな風に働きたいかも知ることができました。
アメリカでは、学生ビザでのアルバイトは違法。アメリカの大学に行っていたらこういう経験はできなかったんだなぁと思うと、今の環境に感謝できます。
リアルな生活⑦ボランティア経験
海外でも色んなボランティアができますが、日本にいるからこそできたボランティアが少なからずあります。
まずは日本語ボランティア。私の大学には留学生が沢山いるので日本語を教える活動をしていますが、日本で暮らしている外国人と日本語で接することで、学んだことが沢山あります。
例えば、彼らだからこそ思う日本の良いところや悪いところを教えてもらったりしたのはとても良い経験です。
また、大学で開催される国際的な大会もあったりして、海外から来た学生に日本のことを教えたりする機会があります。
このように海外に出る前に、日本のことを伝えたり、また新たに学ぶことは大切なことだと思っています。
ボランティアを通して、自分では気づかない日本の特徴やイメージを知ることができて良かったです。
リアルな生活⑧家族にすぐ会える
日本の大学に通っているので当たり前だけど、家族に会おうと思ったらすぐ会えるし、大学が休みになれば実家にも長く帰ってこれるのはすごく嬉しいです。
将来はアメリカ人の恋人と結婚してアメリカに住む可能性が高いし、もしアメリカに住まないとしても、大学を卒業すれば仕事を始めるので、今の間だけでも家族とゆっくり過ごせる時間があるのは貴重だと思っています。
リアルな生活⑨趣味を満喫できる
これは私にとって1番大切です。時間がある分、読書や映画鑑賞の趣味を楽しむことができています。
若いうちに本を読め、映画を観ろとよく聞きますが、もしアメリカで進学していたら課題でいっぱいいっぱいでそんな余裕はなかったと思います。
また、大学生になって始めたブログやインスタでの発信という新しい趣味・挑戦も、今の環境にいるからこそ続けることができています。
まとめ:自分次第で生活は変えられる
この記事では、日本での大学生活のリアルな話を、以下のようにまとめました。
- とにかく暇
- 先生によってはゴミレベルの講義
- 学生がダラダラしている
- 大学=休暇という雰囲気
- 海外旅行に沢山行ける
- 色んなバイト経験
- ボランティア経験
- 家族にすぐ会える
- 趣味を満喫できる
人によって、大学によって感じることもライフスタイルも違いますが、とある地方の私立大に通っている私の主観で語ってみました。
私から伝えたいなと思うことは、生活や環境は自分の行動次第で変わるということです。
大学が始まったばかりの頃は、思い描いていた生活とは違ったので「これでいいんだろうか」「辞めた方がいいんじゃないか」と悩みました。
でも、周りの雰囲気に惑わされてはいけないと思い、ボランティアや英会話の先生を始めたり、英語の小説を毎日読むようにしたりしたら、気持ちがガラッと変わりました。
恵まれていないと思うような環境でも、自分が変えたいと思ったら変わるものだと気付かされました。
今でも「目標にできるような人が身近にいればな」「趣味が合う友達がいたらいいのに」などの悩みもあるので、完璧な生活とは言えません。
まだまだこれから頑張らなきゃいけないことはあるけど、私は今の道に進んで良かったと思います。
これを読んでいる中高生の方が何を思っているは分からないけど、どの道に進んで、どんな環境に置かれても、自分の行動を変えれば悪いことも良く変えることができます。そのことをぜひ覚えていて欲しいです。
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