こんにちは、ココです。
最近よく思うのですが、世の中には沢山英語を話せるようになりたい人がいますよね。
インスタやYoutubeにも、沢山の英語勉強に関するトピックが上がっていて、みんな必死で英語習得や英語ビジネスに取り組んでいます。
私も小さい頃から母のかける洋楽を聴いていたり、祖母とアメリカのドラマシリーズを観たりしていたので、英語への憧れが気づくとありました。
それから留学などを通して英語に夢中になって話せるようになり、20代を迎えた今では留学を目指す中高生の方に英語勉強のアドバイスをするようになりました。
昔あれほどまでに憧れていた「英語が話せる人」の立場にやっと立てるようになったかなと思う今日この頃ですが、確かに英語を通して本当に色んな人に出会い、色んな経験を得てきました。勉強してきて良かったと心から思います。
少しでも英語勉強のモチベーションになればと思い、今回は「英語を習得してから起こった色んなイイコト」について話していきます。
そもそもいつ、どうやって英語勉強を始めたか
「なんで英語の勉強を始めたんですか?」という質問はよく頂くので、この機会に詳し〜く話そうと思います。
(長いしそんなん興味ないわいって方は、どうぞ次まで飛ばしてくださいな。)
冒頭でも言ったように、小さい頃から自分はいつか英語を話せるようになるんだと思っていたような気がします。
家族が英語を話せたわけでも、海外経験があるわけでもないけど、5歳くらいの時から母に「これなんて読むの?」と家の中にある色々な英語を指差していたのを覚えています。
小学生の時、まだ英語の英の字も知らないうちから、なぜか「将来は通訳になりたいです」とかなんとか発表していたこともありました。
初めて心から英語を話せるようになりたいと強く思ったのは、レディーガガが日本で有名になり始めた頃でした。
その夜はテレビでレディーガガのドキュメンタリー番組があっていて、姉の部屋からアルバムをこっそり持ち出して歌詞カードを片手に聴き始めました。
なんとか歌おうとするけど、読めないし聞き取れないし、歌詞のどの部分を歌っているかもわからない。そんな11歳くらいのココでしたが、世界がキラキラして見えるくらい、英語の世界にワクワクしていました。
しばらくすると英語の勉強なんて忘れてしまい、韓国語を勉強し始めました。
k−popに夢中になり、これまた音楽に感化されてハングルを覚えました。
小学校卒業祝いで、祖母が念願のソウル旅行に連れて行ってくれた時は夢みたいでした。
中学生になるとテイラースウィフトにハマり、洋楽とk−popが同じくらいに好きになりました。ハングル検定の勉強にぼちぼち取り組みながらオタ活していた時、あるチャンスが舞い込んできました。
県の教育委員会主催の、中学生を対象とした韓国にある英語村への研修です。
この話を学校で聞いた時、自分はそれに絶対行くと思いました。
韓国で英語の勉強なんて、自分のために用意された機会にしか思えませんでした。
しかし、詳しく話を聞くとがっかりしました。派遣生になるには英検準2級レベルの英語力が必要で、選ばれるのは1000人いる全校で2人だけとのことだったのです。
この時私は13歳でした。それまで私はk−popのことばかり考えているオタクで、部活も習い事も特にトライしたことのない消極的な子供でした。だから、何かに本気で取り組んだことが人生で1度もありません。
でも、どうしても韓国に行きたい。その気持ちは薄れるどころか、日に日に強くなっていったので、中2になってから母に頼んで英会話スクールに通わせてもらうことになったのです。
それからは必死に英検の勉強をしました。英会話スクールではグループレッスンと、マンツーマンの英検クラスを取っていました。
朝起きてから寝るまで、単語帳を見て "stomachache" を「ストマチャチェやろ、これのどこがストマケイクやって」とかぶつぶつ言いながら勉強していました。
目標は来年の協議会で、2人の派遣生のうちの1人として選出されることでした。
そうやって1年間勉強しました。
生まれて初めての英語面接に緊張しまくったっけど、英検3級、準2級を順調に合格。スポーツもやったことのない私だったので、人生で初めて何かを成し遂げた気分でした。
でも、肝心の協議会で選ばれないと意味がない。ライバルは6人ほどいて、ほとんどは私よりずっとずっと頭がいい優等生ばかりでした。
帰国子女もおり、本当に私が選ばれるのかと不安もあったけど「あれだけ頑張ったんだから、私より行きたい人はいなんだから」という自信もありました。
そしたら選ばれました。ママと飛び回って喜びました。
中3の夏、他の中学校からの生徒を合わせて、合計40名ほどと韓国に行きました。約2週間の研修です。
さぞかし頭のいい子ばかりいるんだろうと構えていたのに、2分ほどの英語面接の後になぜか1番頭のいいクラスに配属され、帰国子女たちと英語の勉強をすることになりました。
帰国子女だけではなく、幼稚園の時から英才教育を受けてきた私立中のお嬢様やお坊ちゃまばかりのクラスで、私は当然のように圧倒されたけど、これまたなぜか音読では高いレベルの生徒として選ばれました。
でも、英語勉強歴1年の私は、何年間も勉強してきた彼らの表現力や語彙力の足元にも及びませんでした。
1番英語ができるクラスに入ったことも、音読が上手いと言われたことも嬉しかったけど、どこか虚しさや悔しさ、劣等感を覚えました。
英検に合格したことや韓国に行けることに喜んでいたけど、世界には自分より英語が上手い人がどれくらいいるんだろうと思うと、今の自分に満足できないと思ったのです。
もっと広い世界を見て、もっと打ちのめされて、もっと英語が上手くなりたい。
そう思って高校でのアメリカ留学を決心したのが始まりでした。
現在の英語力
「英語が話せるようになるとイイコト」とは言っても、「英語が話せる」がどれくらいのレベルだと思うかは人それぞれだと思います。
参考までに、私の英語力をTOEICのスコアで数字ではっきりさせときます。
韓国研修後は英語科がある高校に進学し、高1で英検2級を取得。そして高2の夏、17歳で11ヶ月の留学に行きました。
留学から帰ってきてからすぐ受けたTOEICでは780点をスコアし、その点数で大学の特待生に選ばれ、今は日本の国際系の大学で観光学を学んでいます。今年の始めに受けたTOEICでは860点を取りました。
これくらいの点数を持っている人は沢山いるし、たいして珍しいスコアでもないのですが、個人的にはビジネスレベル程度の英語は話せていると思っています。
実際にキッズ英会話のインストラクターとしてお金をもらえているので、ビジネスのうちに入ってる、、、はず?
前置きが長くなりましたが、ここからは本題の「個人的に英語を話せるようになってから起こったイイコト」を紹介していきます。
英語が話せると・・①外国人と恋愛ができる
実は、小さい頃から英語を話せるようになりたいと思うと同時に、外国人の旦那さんが欲しいと熱望していました。
なぜ外国人にそんなに引かれていたのか分かりませんが、国際カップルを街中で見かけては、自分もああなりたいと思っていました。
高校留学も英語を極める以外の理由は「恋愛したい」だったわけですが、なんと願いが叶いました。現在、留学中に出会ったCくんと遠距離恋愛3年目です。
英語がそこまで流暢じゃなくても、日常会話程度ができれば恋愛できますが、英語力が高いほどより深く外国人と分かり合えると思います。
遠距離ならメッセージ上でのやり取りが多くなるし、そうなっても英語が得意だと気持ちも伝えやすくなります。特にケンカしても上手く言い返せるのが自分的にはポイント高いです笑 負けず嫌いなの・・
でもそれ以上に、恋人が外国人だと本当に色んな考え方を学べると思います。
英語に出会う前までは、日本で日本人としか関わってこなかった私ですが、恋人というもっとも近い存在がアメリカ人なので、英語はもちろん、アメリカの文化や日本人はしないような考え方なども知ることができました。
特に彼はミネソタの田舎育ちで、日本の都会育ちの私とは真逆の人間だからこそ意見がぶつかることもあるけれど、日本人の凝り固まった考え方をほぐしてくれたのは彼でした。
最近のことだと、「小型操縦士の免許取ろうと思う。夢は飛行機を所有して君と世界旅行すること」と言われました。・・・
・・・普通の日本人の考えからしたら「は?」となりますが、彼の家族にはパイロットが沢山いるから彼にとっては普通のことなんだそう。
こんな考えを持つ日本人はそうそういないと思うので、こういうのも学びの一環だと思って受け入れるようにしてます。笑
英語が話せると・・②英語のテストが楽
国際系の大学に入ったので英語の授業を受けることも多いのですが、ノー勉でもS評価を取れるのが本当に助かります。
英語の勉強よりも、専攻である観光の勉強に集中できるし、テスト期間中も英語の心配はしなくていいので負担がとても減ります。
他の学生は「英語を学ぶ」ところからスタートするのですが、私は「英語で専門を学ぶ」ことができるので、みんなより一歩先に立っていると気持ちにも余裕ができます。
学校の決まりでTOEICテストを毎年受けなくてはいけないのですが、特に勉強しなくても基準値以上の点数に到達できるのも嬉しい。
英語が話せると・・③バイトやボランティア活動の幅が広がる
大学生のバイト先と言えば飲食や販売業がほとんどですが、英語が話せるとバイトの幅が広がります。
私の場合は英会話のインストラクターと、大学生にマンツーマンで英会話を教えることでお小遣いを稼いでいますが、どちらも時給が1500〜3000円ほどと、田舎にしてはかなりの好時給です。
ボランティア活動では、学祭で英語系・国際交流系のイベント設営に呼ばれます。
サークルに入っていない私でも、就活で大学生活の面でアピールできそうなことがいくつかできたので良かったです。
英語が話せると・・④外国人の友達が増える
留学中にアメリカ人、オランダ人、ドイツ人、タイ人の親友ができましたが、留学後も少しずつではありますが外国人の友達が増えていっています。
大学では英語で行われる授業に参加できるので、そこで色んな国の留学生と知り合うことができました。
留学生のグループに混じって飲み会に行ったり、ランチに行ったりしてみんなと交流するのが楽しいです。
他にも、近所でたまたま会った外国人と路上で話し込み、その流れで超内輪開催のファミリーパーティーにお呼ばれしたりする出会いもあったりしました。
外国人と話すことに慣れると、そんな出会い方もあります。
英語が話せると・・⑤より充実した海外旅行ができる
英語がまだ話せなかった時は、家族にパッケージツアー(ガイドがいる団体旅行)に連れていってもらっていました。
ツアーだとガイドさんがなんでもしてくれるので楽で便利ですが、あまり現地の人と関わらなくても旅が進んでいくのをもったいないと思っていました。
英語を身につけてからは、自分でチケット予約、移動からホテル予約まで全部するようになりました。
初めて行く場所だとわからないことが沢山あって迷ったりするのですが、現地人とコミュニケーションを取れるので心配せずに旅行ができます。
だたの観光旅行以外にも、外国人の友達に会いにいく旅行をすることも増えました。
親友の家に泊まればホテル代は浮くし、現地の家族とのホームステイ体験ができるし、地元民しか知らないような場所に行けるので、ツアーではできないことを体験できます。
また、レストランやクラブなどでも現地の人や旅行客と会話できるので、オススメの場所を聞いたり、知らない人同士でお酒を飲んだりしています。
前の旅行スタイルと比べると、何倍も濃くて思い出に残る旅行が可能になったので、とても満足しています。
英語が話せると・・⑥エンターテイメントをより楽しめる
私は映画や音楽などの娯楽が大好きですが、英語が理解できるようになるとより深く楽しめるようになりました。
英語が理解できなくても、和訳の歌詞があるし、日本語字幕をつければ歌や作品の内容は理解できます。
でも和訳や字幕なしでも、英語を聴くだけで意味がわかると本当に楽しいです。
日本語に訳された英語は、必ずしも英語の意味をそのまま伝えているわけじゃないので、実際のニュアンスと異なる場合があります。
私はそれが個人的に気に触るというか、「う〜ん、ちょっと意味合ってないよな」と思ってしまうタイプなのですが、和訳がいらなくなるとそんなことを思う必要もなくなりました。
中学生の時にテイラースウィフトの東京ドームライブに行った時は、MCの部分が理解できず終始「??何つった??とりあえずイェーイ!」という感じでしたが、今では理解できるようになって嬉しいです。
まとめ:英語が分かるといいことが沢山!
英語が理解でき、話せるようになると
- 外国人と恋愛できる
- 英語のテストが簡単になる
- バイトなどの幅が広がる
- 外国人の友達ができる
- 海外旅行がより充実する
- 娯楽をより楽しめる
といったいい面を沢山感じるようになりました。
今でも難しいディスカッションや政治や経済の話ができるわけではありませんが、自由に自己表現したり、他人を理解するくらいならできるようになりました。
でも、もともと英語が得意だったわけではありません。英語に出会う前は、勉強はどれも中の下だし、何の取り柄も特技もありませんでした。
言ってしまえば、英語以外に人並み以上にできることはありません。
スポーツのセンスのなさは、留学中のスキークラブでの事故(転げまくり危うく気に顔面衝突、スピードをコントロール出来ずに周りの人に抱きついて止まる等)や、一昨年の海で溺れた事故でも痛感したし、飲食店でのバイトではお客さんの膝にアツアツのステーキ落としたり、かなり仕事ができない人間だということも学びました。笑
でも、必死で英語を勉強して、英語に突っ走った青春でした。
そしてその時の努力が色んな機会に連れていってくれて、今の生活を輝かせてくれていると思っています。
私が今からどうやっても宇宙飛行士にはなれませんが、英語は続けていれば誰でも絶対に話せるようになります。
そして、英語を身につけると絶対に人生が変わります。
今英語を頑張って勉強している人は、そのことを夢に頑張り続けてください。
そして、これを読んでもっと英語頑張ろうと思っていただけたら幸いです!
英語勉強に関する記事はこちら
cokogogo.hatenablog.com
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