こんにちは、ココです。
私が高校生の時にアメリカの高校に留学したとき、覚悟はしていたけどびっくりしたことがあります。
それは、「プレゼン発表が多い」こと。
授業によりますが、いわゆる「期末試験」などがないクラスもあり、その場合、授業中や課題の取り組み方、そして複数のプレゼンの完成度によって評定が決まります。それくらい「プレゼン」は海外留学にとって重要なのです。
日本の高校の授業でもたまにプレゼンをする機会がありましたが、アメリカの高校生ほどは慣れていない私は、プレゼン課題が出される度にドキドキしていました・・・。
プレゼンの見やすい作り方、話す原稿の作り方などを知らないまま、いい成績を取ることはとても大変!
ということで今回は「アメリカの高校で役立つプレゼンスキル」を紹介します!もちろん、他の国に行かれる場合にも使えます!
~目次~
- そもそもどんなプレゼンをするの?
- プレゼン作成スキル①文字は少なく&大きく
- プレゼン作成スキル②イメージを浮かばせる写真・イラストを使う
- プレゼン原稿スキル①原稿はスピーカーノートor小さいメモに書く
- プレゼン原に書稿スキル②原稿は箇条書きにする
- プレゼン発表スキル①下手でもいいので堂々と話す
- プレゼン発表スキル②ジェスチャー
- パワポよりGoogle Slidesがオススメ
- オシャレな無料テンプレにオススメなサイト
- まとめ
そもそもどんなプレゼンをするの?
プレゼンに慣れていない方にとっては、一体どんな内容でプレゼンを、しかも海外で・・と不安になってもおかしくないです。
授業によりけりですが、一例として私がどんなプレゼンをしたか、一部リストにしてみます。
- English10(高校1年生の英語授業)- オススメの本紹介
- Child growth & development(子どもの成長と発達)- 子どもの心の成長に影響力を与えるもの
- Cooking(料理)- 大根について
「オススメの本紹介」は生徒1人ひとりに与えられた課題で、私はその時読んでいたある小説を紹介しました。
「子どもの心の成長に影響力を与えるもの」では、個人でテーマを決めて調べる形式のプレゼンでした。心理学に興味があったので、「性格は遺伝するのか?環境が作るのか?」という話をした記憶があります。
「大根について」は、1人ひとりがある野菜について調べて、育て方や健康への効果を調べる。私はなぜか誰も知らないであろう大根をピックアップしました(笑)
自分でテーマ選択をして調査するスタイルのプレゼンはかなり大変で、記事やサイトを英語で調べて、それを理解して自分でまとめる・・というプロセスに時間を取られました。
プレゼン課題のお知らせは、プレゼン日の大体2~3週間前くらいにしてくれる先生が多く、私はかなり早めに取り組むようにしていましたが、結局当日まで「これでいいのかな・・・大丈夫かな・・・」と不安だらけでした。
しかし回数を重ねる毎に「ちゃんと準備さえすれば、大体上手く行くなこれ!」と謎の自信(?)がついてきて、段々楽になりました。
プレゼンに役立つスキル
どのような準備をしたら、上手に発表できるのでしょうか?
プレゼンは以下のように構成されています。
- スライド作成
- 原稿作成
- 当日の発表
それぞれのステップで、少し意識するだけでプレゼン上手になれるコツを紹介していきます。
プレゼン作成スキル①文字は少なく&大きく
まず、この画像を見てください。
これを見て、どう思いますか?
内容としては、日本の位置や主要都市、人口なんかがつらつらと書いてあるのですが・・・こんな見にくいスライド、作る人いないでしょって思いました?
いや、いるんですよ。私の大学の授業でも、このタイプのスライドを使ってプレゼンをする学生や教授を、私は何人も見たことがあります。
せっかく大画面を使って話すのに、こんな文字だらけのスライドを見せられても、なかなか聞く気が起きないし、眠くなってきます。
そのようなつまらないプレゼンを回避するために、スライド作成では文字はできる限り少なく!大きく!を激しく推奨します。
例としてはこんな感じ。文字は少なく、大きく、大切なことだけ、に意識しました。
「ここが太平洋で日本はここで、本州はここで~」とかは写真を指しながら口頭で説明します。
プレゼンにおいてのメインは「伝えること」であり、「スライドに原稿を書いてそれを読むこと」ではありません。
スライドはあくまでも、「話をより理解してもらうための相棒」くらいに考えてください。
大学生や社会人でもそれを理解していない人が多いので、みなさんには若いうちから知っていてほしいです。
プレゼン作成スキル②イメージを浮かばせる写真・イラストを使う
「文字は少なく・大きく」と言いましたが、ただ少なめに、大きなフォントで書けばいいというわけでもないんです。その例が、これです。
伝えたいポイントは「東京の人口」「東京が世界で最も人口密度が高い場所」の2つ。
字のサイズや量は良いのですが、無機質で愛想もクソもない(!)スライドですよね。
「東京がいかに人が多いか」という事実をアピールするためにわざわざスライドを作るのですから、もっとインパクトを与える工夫をしたいものです。
こんな風に写真で伝える・キーワードで伝えることにフォーカスしてみると、もっと関心を引き付けるプレゼンができます。
プレゼン原稿スキル①原稿はスピーカーノートor小さいメモに書く
プレゼンに必要なのはスライドの準備は当たり前ですが、「プレゼンを使って口頭でどうやって伝えるか」が大切です。
私がまだ英語やプレゼンに慣れていなかったころは、ルーズリーフに一言一句書いて、それを見ながら発表していました。
しかし、それだとオーディエンスの表情が見れません。
それだけではなく、長い原稿は読み進めるごとにどこまで読んだかが分かりにくくなり、「え~っと・・」と言葉が詰まってしまう原因にもなりました。
そんな状態を回避するために、「スピーカーノート」もしくは「小さめのメモ」に原稿をまとめることをオススメします。
スピーカーノートは、スライド編集画面の「クリックしてノートを入力」の部分から入力でき、スライドごとに入力ができます。これで「あれ、次はどこだっけ・・」を防げますね。
発表時は、「プレゼンター表示」を選ぶことで、自分のパソコン画面だけに原稿が表示されるようになります。
またプレゼンの仕方によっては、立って発表する場合もあると思います。その場合、机の上のパソコン画面は見にくいですよね。念のため、小さめのメモにスライド毎に分けて書いたものもあると、本番で困らないと思います。
プレゼン原稿スキル②原稿は箇条書きにする
原稿について、もう一点工夫するといいことがあります。
それは、「要点を箇条書きにしてメモる」ことです。
私のダラダラと長い原稿を使った失敗を考えると分かりますが、「原稿を読む」ことに必死になってしまいます。
英語に自信がないうちは「完璧な分法じゃないと・・発音じゃないと・・」と思うことは自然です。しかし、何度も言いますが、プレゼンで大事なのは「相手に伝わるか」。
ポイントさえアピールすれば不完全な英語でも理解してもらえるので、簡単にメモるように意識してみてください。
プレゼン発表スキル①下手でもいいので堂々と話す
いくら日本では「英語が上手い方」だったとしても、実際に現地の学生に混じってプレゼンをするとなると緊張すると思います。
しかし、緊張のせいでもじもじして、ぼそぼそと話してしまうと逆に変な意味で注目されてしまいます。
完璧な発音や文法でなくてもいいので、ハキハキと聞き取りやすい音量で話すことを意識してみてください。
最初は思うようにリラックスできないかもしれませんが、大丈夫、段々慣れていきますよ。
ジェスチャーというと何だか難しく感じますが、簡単な指差しでもいいです。
スライドを指さしながら話すのは私もよくするのですが、理由は、その間はみんなの視線が直接私には行かず、スライドの方に行くからです。
・・というのも、「いっぱいの人に見られてるう!」と実感すると緊張してしまうタチなので、目線をズラしてもらうという瞬間を入れるようにしているのです。
(私が見やすいプレゼン資料にこだわるのも同じ理由かもしれない・・)
ジェスチャーを表現の1つとして取り入れるのはもちろんですが、私みたいに直接見られすぎるのが嫌だという人にもオススメです。
おまけ
学校では PowerPoint を使用してきたという学生さんも多いかもしれませんが、使いやすいのは断然 Google Slides です。
他のパソコンからでも、Google にログインすれば簡単にプレゼン資料にアクセスできるのでオススメです。
Google アカウントがない方は、こちらのリンクから作成可能です。
②オシャレな無料テンプレにオススメなサイト
Google Slides にも選べるデザインがいくつかありますが、ありきたりなデザインよりもっとおしゃれで人目を引くテンプレが使いたい・・という方は slidesgo というサイトがオススメ!
好きなテンプレートを選択し、Google Slides か PowerPoint でダウンロード先を選び、「コピーを作成」するだけで編集できるようになります。
フィルター機能から「色」「無料版」「スタイル」など選べるので、ぴったりなのが見つかると思います。
slidesgo.com
まとめ
この記事では、以下のプレゼンのスキルを紹介しました。
- プレゼン作成スキル①文字は少なく&大きく
- プレゼン作成スキル②イメージを浮かばせる写真・イラストを使う
- プレゼン原稿スキル①原稿はスピーカーノートに書く
- プレゼン原稿スキル②原稿は箇条書きにする
- プレゼン発表スキル①下手でもいいので堂々と話す
- プレゼン発表スキル②ジェスチャー
スライド作成に関する「プレゼン作成スキル」は特に簡単に取り入れやすいので、さっそく参考にしてみてください!
実際の発表に関しては、上手くできるようになるまでには時間がかかるので、まずは落ち着いて、大きめの声で話すことを意識して頑張ってくださいね。
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