こんにちは、ココです。
この間日本人の女の子から連絡があり、「初めて留学に行くのですが、お土産など何を持っていけばいいか教えてください!」というメッセージをもらいました。
留学を決心し、テストを受け、晴れて合格通知が来てからは、すっごく忙しいです。
例えば、ビザの為の書類作成、ホストファミリー関係、ワクチン接種、その他諸々の手続きなどなど、やることは山積みです。
それに加えて大切な準備に荷造りがあります。
何を持って行こう?
何が要るかな?
どんなお土産が喜ばれる?
色々悩むと思います。しかもやることが他にも沢山あるので、荷造りのことを考えると頭がパンパンになります。
今回は元留学生が、留学にあったら便利なもの、逆に要らなかったものなどを教えます!
〜目次〜
- 荷造りのコツ
- 絶対に要るものリスト
- あって良かったものリスト
- 要らなかったものリスト
- 現地で買ったものリスト
- 貸してもらったものリスト
- まとめ
留学荷造りの基本
①出来るだけ少なめに
長期の留学の場合、とにかく必要なものだけを持って行くことを考えること!
私は1年間も海外にいるのは初めてだったので、不安で「あれも!これも!」と欲張って沢山持っていきました。でも、「これ、全く使わんかったやん、、」とげんなりしながら、日本に帰る時の荷造りをしていたのを覚えています。
実際は人に貸してもらったり、譲ってもらったり、アメリカで安くで買えたりするものが多かったです。だから結果的に使わなかったものが出てきたわけです。
結局、行きも帰りも荷物がめちゃくちゃ重くて、大変でした。空港でも荷物が多いせいで、椅子に座りっぱなしで、トイレに行くのも一苦労でした。
軽くて賢い荷造りのためには、「本当に要るもの」だけをパッキングすることが大事です。
②ホストファミリーに聞く
また、ホストファミリーと荷造りについて話すことも、持っていくべきものを判断する上で大切だと思います。
「パッキングしているんですが、どんなものを持っていく必要がありますか?」
「○○を持っていないのですが、家にはありますか?」
「よかったら使わせてもらってもいいですか?」
というようなことを私はメールで聞きましたが、そのおかげで持って行く必要がなかったものがいくつかありました。
荷造りに困ったり、できるだけ準備にかかる費用を抑えたかったら、詰め込みすぎない&ホストファミリーに頼ってみることを念頭に置いてください。
では、これから分類別にアイテムをリストアップしていきます。
絶対に要るものリスト
まず、「これは外せない!」と思う留学必須アイテムを挙げていきます。
パソコン
パソコンは課題をするために、絶対に要ります。
アメリカ人の友達で、「家のパソコン壊れてるから図書館とかで課題やるよ〜」という子がいましたが、留学生にはそんなの無理です!
よっぽど英語が得意で、効率が良くなければ、学校で終わらせることは困難です。
(放課後もスクールバスの時間があるし、図書館も夜まで空いてるわけじゃないし)
ということで、家でパソコンで課題をするしかないわけです。
私の場合、自分のパソコンを持っておらず、パソコンを気軽に買うお金もなかったので、まずホストファミリーに「私が課題をするのに使えるパソコンはありますか?」とメールしてみました。
そしたらあるとの返事が返ってきたので、そのパソコンを1年間使わせてもらいました。
お土産
お土産はココ的にはマストです。
留学会社からは「気持ち程度」「絶対ではない」と言われましたが、私はお土産に力を入れました。
実際すっごく喜んでもらえたし、知り合ったクラスメイトにあげて友達になるきっかけになったり、色々持って行ってよかった!
留学中は、色んな人が色んな場所に連れて行ってくれたり、ご馳走してくれたりします。そんな優しい人達が沢山お世話してくれて、留学が成り立ちます。
そんな風に親切してくれた人に、小さなものでもあげると喜ばれるし、こちらもいい気持ちになります。
でも、お土産にも「ウケる・ウケない」があります。選択を間違えれば、逆に「こんなのいらんし、、」と思われます。
人気だったお土産・避けるべきお土産について詳しくはこちらから読めます。↓
cokogogo.hatenablog.com
絶対に要るものリスト
あって良かったものリスト
次に、絶対に必要ではないけど「あって良かった!」と思ったものを紹介します。
電子辞書【オススメ度★★★★☆】
電子辞書は課題をする時に役立ちました。もちろん、わからない英語等はググってもいいのですが、私的には例文や発音も一目で確認できるし、学校で使い慣れた電子辞書の方が便利でした。
歴史の授業では「○○協定」「○○戦争」など日本では勉強したことのない内容が多く出てきますが、電子辞書の短い説明の方が、ウィキペディアよりわかりやすくてよかったです。
浴衣【オススメ度★★☆☆☆】
浴衣は、ハロウィンの時に着て大好評でした。小学生向けの日本文化のプレゼンの時にも持って行って見せてあげました。
個人的に日本の浴衣等の民族衣装の文化が、現在も日本の生活の中で生きていることは素晴らしいと思っていて、アメリカで色んな人に見せることはいい機会でした。
ただし、作り帯で結構場所を取るわりに、着る機会が少なかったので必須ではないかな、と。
家族や家の写真【オススメ度★★★★★】
私は家族の写真、自分の子どもの時の写真、家の写真などをプリントアウトして、アルバムにして持っていきました。
そんなの要る〜?と思うかもしれませんが、意外とお家について質問されました。
「どんな家に住んでるの?」「間取りはどんな感じ?」コアな質問だと「日本のお風呂場ってすごいんでしょ?」とか、家の外見や内側について聞かれることがありました。
実際、日本の家はアメリカを含む西洋の家とは違うところがとても多いので、写真で見せてあげると反応があると思います。
でも、アルバムは場所を取るし、持ち運べないので、スマホに画像を保存しておくのがいいと思います。
そしたらどこにいても見せられるし、荷物もその分減ります。
暖かい所に行くなら要りませんが、比較的寒い所に留学するならヒートテックがよし!
私はミネソタ州という超絶寒い所に留学して、しかもスキークラブなんてものに入ってしまったので、ヒートテックにはお世話になりました。
アメリカにもヒートテック的なのはありますが、ユニクロのヒートテック程の薄さはそうそう無いです。
折り紙【オススメ度★★★★☆】
元々折り紙は不得意中の不得意でしたが、アメリカに行く前に簡単な折り紙は練習していきました。それが結構役に立ったんです。
例えば、小さい箱を作ってホストファミリー宅でのホームパーティのお菓子入れを用意したり、鶴などを作ってプレゼンを聞いてくれた子供達にあげたりしました。小さなプレゼントのラッピングなんかにも使いました。
毎日要るものではありませんが何かと役に立ったし、アメリカで折り紙ができる人はなかなかいないので興味を持ってもらえました。
折り紙は場所を取らないし、安いので持って行って損はないと思います。
あって良かったものリスト
要らなかったものリスト
役に立ったものも多かったけれど、全く使わなかったものもありました。私の意見ですが、これは持っていく必要はないんじゃないか、と思うものをリストアップします。
日本文化の本
留学会社や、ネットから「日本を紹介する本などがあれば役立つ」と聞いて、日本文化の小さな本を持っていきました。
結果から言うと、リビングに1年間置かれっぱなしで、誰も読みませんでした。
アメリカ人が日本に興味がないというわけではありません。留学中は日本に関する色んな質問をされました。
ただ、本が要るくらいの突っ込んだ質問をされない。だいたいの質問といえば、「日本の学校ってどんな感じ?」「寿司は毎日食べる?」「忍者って何?」というだいたいの知識や経験で答えられるものです。
本には絵や写真が付いているものが多いですが、日本の画像を見せたかったらググった方が早いです。
ということで本を活用する機会は皆無だったので、要りませんでした。
日本語の小説
私は本が好きで、海外で寂しくなると思ったので日本語の本を3冊くらい持っていきました。
でも実際アメリカについたら、日本語の本なんて読んでいられないくらい他のことでいっぱいいっぱいでした。
たまに読もうとした記憶がありますが、「自分、こんなの読んでる暇ないだろ」と思ってすぐにやめてしまいました。
結局全く読まなかったので、無駄なものを持って行ってしまったなぁと思います。
大量の夏服
私がミネソタに留学したのが、8月後半〜7月中旬でしたが、夏服が要ると思って沢山トランクに詰めて行きました。
でも、ミネソタは9月くらいから段々と気温が下がり、10月はもう既に寒いんです。冬は大変長く、5月くらいまで雪が降りました。
結果、夏服を着る時期がとても短かったです。日本の感覚で、「7月〜9月までは夏」と考えてしまうと、要らない服を持っていきがちかもしれません。
滞在する地域や時期にもよりますが、北の方に行くなら夏服は少なめでいいと思います。
私が現地の人に聞くと、「年中Tシャツ着るよ」と言われますが、彼らは寒さに慣れているだけです。雪の少ない九州で育った私は長袖ばかり着ていました。
服は1番トランクの場所を取るものなので、時期や現地の気候をしっかり考えてパッキングすることが大切だなぁと思いました。
要らなかったものリスト
現地で買ったものリスト
ここでは、現地で買い揃えたものをリストしていきます。アメリカのスーパーは何でもあるし、コスパが良いものが多いので、荷物を少なくして現地で買うのもおススメです。
シャンプー等の液体類
重い液体類は、ほとんど現地で買い揃えました。
アメリカの洗面用品はビッグサイズで安いので、スーパーで買うのがいいです。
シャンプーは、日本でもお馴染みの「LUX」を使っていましたが、海外のシャンプー特有のきしみやすさもありませんでした。
コンタクトレンズ液も日本のものと同じ使用感だったし、歯磨き粉はアメリカの方がミントが強くて美味しかった(?)です!
生理用品
海外の生理用品なんて使ったことがなかったので、買った時は「大丈夫かなぁ」と思いましたが、日本のと全く変わらない感触でした笑
よく、「生理用品はどうするんですか?」と聞かれますが、アメリカのもので大丈夫です。
もし使ってみて異常があれば、日本から送ってもらうなりしてもらってくださいね。
現地で買ったものリスト
- シャンプー、コンディショナー類
- 生理用品
- その他はこちらのブログを参考にしてください♪
貸してもらったものリスト
最後に、ホストファミリーや友達に貸してもらったものです。私は何でもまず「○○ある?貸して?」と聞いて、なるべく出費を抑えていました。
基本的にホストファミリーはどこの家でも、以下のものは貸してくれたり、使わせてくれたりするので、持って行かなくていいです。
- トイレットペーパー
- ティッシュ
- 食器類
- 洗剤類
- タオル
- 寝具
貸してもらえるか心配な場合は、ホストファミリーに直接聞いてみるといいです。
まとめ
荷造りについて、以下の項目に沿って話してきました。
- 絶対に要るものリスト(パソコン・お土産)
- あって良かったものリスト(電子辞書・浴衣・家族や家の写真・ヒートテック・折り紙)
- 要らなかったものリスト(日本文化の本・日本語の小説・大量の夏服)
- 現地で買ったものリスト(液体類・生理用品・その他)
- 貸してもらったものリスト(トイレットペーパー・ティッシュ・食器類・洗剤類・タオル・寝具)
荷造りに行き詰まった時は、
ということを考えてみるといいです。
必要なものとそうでないものを見極めて、賢い荷造りで有意義な留学生活に近づけられるといいですね。
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