
こんにちは、ココです。
私がミネソタの高校に留学していた時よく感じたこと・・・それは「アメリカの高校、プレゼン多いわ!!」でした。
期末テストというテストは少なく、授業で数回行うプレゼンで評定の大部分が決まる科目もあり、11か月の留学生活で10以上のプレゼンを作りました。
そんな、プレゼン好きな外国ですが、留学生が自国についてプレゼンテーションを通して紹介する学校も多々あります。
「日本について・・・何を取り上げよう」と考えるのは結構大変。機会をもらったからには、面白いと思ってもらいたいですよね。
今回は、私の実際のプレゼン経験から「これは取り上げるべき!」と思う日本紹介プレゼンのトピックを紹介します。
~目次~
- プレゼンは絶対にあるの?
- プレゼン作りのヒント①最初の掴み
- プレゼン作りのヒント②意外性
- 意外性のある日本紹介の例
- その他使えるトピック
- プレゼンガチ勢はこうする
- まとめ
プレゼンは絶対にあるの?
色々プレゼンで何を紹介するか考えてもらう前に、1つ伝えたいことがあります。
それは、「絶対に日本紹介のプレゼンがあるとは限らない」ということです。
留学先の高校によって、またその年の担当教員によって何をするかは違うので、もしかしたらプレゼンをする機会はないかもしれません。
私の場合、その年に来た留学生9人は、「インターナショナルクラブ」に所属することになっていました。
そのクラブ活動の一環として、高校と近くの小学校で「自分の出身国紹介プレゼン」をすることになったのです。
もしも、クラブはない、顧問もいない、だけど日本のことを伝えたい!という方は、職員室などで直接先生たちに相談してみたらいいかもしれません。
プレゼン作りのヒント①最初の掴み
日本紹介を始める前に、自分のことを手短に紹介しましょう。
自分の出身地や、家族構成を写真で説明すると、聞き手の親近感が沸くと思います。
ペットがいれば、ペットの可愛い写真を付けておくと和みます!
また、自己紹介のあとに日本の紹介に入るわけですが、急に「日本文化は~で、舞子がなんたら~神社がなんちゃら~」と話し始めるのは、興味を引き付けにくいのでオススメしません。
そのため、導入では質問を投げかけ、「考えてもらう」ことから始めることをオススメします。
例えば、自己紹介のあとに、次のような世界地図の大きな画像をつけておきます。

そこで「日本がどこかわかる人いますか?」などと声をかけて、誰かに指で指してもらうとか、アジアの国々3つほどに丸をつけて、「どれが日本でしょう?」と問題形式にしてみてもいいと思います。
プレゼン作りのヒント②意外性
トピックを考えていると、伝えたいことが「あれも!これも!」と出てくるかもしれません。
しかし数十分間のプレゼンで長々と話しても、あまり外国人の記憶には残りません。
そのため、色んなことを沢山詰め込むより、「えー!意外!」と思ってもらえるような「意外性」を意識するのが有効だと思います。
ここからは、具体的にどのようなトピックがあるかを紹介します。
意外性のある日本紹介の例
- 地理
- 食べ物
- 学校
- 宗教
- 伝統衣装
- アニメ文化
- ジェスチャー
①地理
先程の「質問で注意を引き付ける」の部分では、日本地図を取り上げた一例を紹介しましたが、その流れで地理から話すとスムーズです。
私の場合、「日本の大きさは、カリフォルニア州より少し小さいくらいの大きさ」だと説明しました。
この時にカリフォルニアと日本の人口も比べると、「どれだけ小さい国に、どれほど多くの人間が住んでいるか」聞き手がイメージしやすいです。
また、沖縄と北海道の対照的な景色や気候を写真を使って説明し、「小さい国だけどこんなに自然が豊か」とアピールしました。
②食べ物
アメリカでは寿司は言わずと知れた日本食。「日本人って毎日寿司食べるの?」と聞かれることがたまにあったので、寿司はもともとは高級料理で、お祝いなどで食べることが多いと説明しました。
しかし回転すしチェーンが普及した今は、一皿100円で食べることができるので、日本を訪れた時はぜひ安くて美味しい寿司を食べてほしい!と伝えました。
③学校
私たち日本人にとっては普通なことが、海外では考えられない!というような文化が日本にはありますが、日本の学校生活はその中でも特異です。
例えば、以下のようなことは海外ではあまりありません。
- 生徒が教室やトイレの掃除をする
- 生徒が給食の配膳する
- 授業中は黙ってノートを取る
- 厳しい校則の数々
「日本の高校は刑務所並みに厳しいので、アメリカの高校は自由だから超楽しいです!」と言ったら、ちょっとウケました。
④宗教
日本の変わっているところでいうと、宗教の話も取り上げました。
国民の大多数が無宗教なのにも関わらず、神様にお祈りする場所である神社が全国にあり、ハロウィンやクリスマスなどキリスト教のイベントが大好き。しかし、死ぬ時は仏教の方法でお葬式をすることが多いですよね。
このように、日本は宗教的な面がかなり変わっています。
こんなヘンテコな国は日本くらいしかないので、「みんなが知らない日本のことを伝えたい!」という場合はもってこいな話題だと思います。
⑤伝統衣装
日本の着物姿の女性は、海外でも有名。
しかし「このような民族衣装は、未だによく着られています」と教えると、多くの方が驚きます。
各国に民族衣装は必ずと言っていいほどありますが、日本のように、小さな子供からお年寄りまで着続ける国は、とっても少ないからです。
私は「着物」「浴衣」の違いと、それらが着られるシチュエーションを紹介しました。
着物でいうと七五三、成人式、結婚式など。浴衣は夏仕様で、日本人が大好きな夏祭りで着られる、といった感じです。
⑥アニメ文化
海外でも日本のアニメは大人気!特にアメリカの男子高校生だと、ドラゴンボールを見て育ったという人が結構いました。
アニメにあまり詳しくない私は、アニメ好きのアメリカ人との会話には全くついていけませんでした(笑)
アニメがあまりにも世界的に有名なので「日本人はみんなアニメ好き」だと思われている節があります。実際は少し違うという話をすると面白いかも。
私は取り上げませんでしたが、ジェスチャーも意外性があって面白いと思います。
有名なのでいくと、
- 手をひらひらさせる仕草:欧米「あっちいけ」日本「こっちおいで」
- 手のひらを合わせるポーズ:欧米「日本人はいつでもする」日本:「お祈り・いただきます・ごちそうさまでした」などのみ
- 握手:欧米「しないと失礼」日本「威圧的」
などなど・・こんなにも違うのかとびっくりしてしまいますね。
他にも沢山のジェスチャーの違いがあるので、ぜひ調べてみてくださいね。
その他の使えるトピック
意外性のあるものだけだと足りない・そもそも意外性を与えられるほど、留学先の国では日本に馴染みがない、という場合に使える、その他の面白いトピックも載せておきます。
- 食文化(日本独特の食・馬刺しなどの変わった食)
- 治安の良さ(荷物を置いたまま移動できる・子供が1人で電車に乗れるくらい安全)
- 伝統文化(浮世絵・盆栽・歌舞伎・折り紙など)
- お風呂文化(海外はシャワーが一般的だが、日本人はよくお風呂に入る・温泉・銭湯など他人と一緒に裸で入浴する)
- 伝統スポーツ(相撲・空手・柔道・剣道など)
- 日本語について(ひらがな、カタカナ、漢字の3種類を使い分ける・2000字以上の漢字を日常的に使う)
- 日本のキャラ紹介(妖怪ウ〇ッチ・マリ〇・キテ〇ちゃんなどは世界的に有名だが、日本のキャラだと知らない人が多い)
この中で特にオススメなのは「お風呂文化」と「日本語」です。
日本に関してあまり知識がない人でも「すげー!」とリアクションがもらえることが多いです。
また、本番で時間が余ってしまいそうな場合は、残りの時間をQ&Aタイムにしてもいいですね。
それはそれで質問に答えるのが少し大変かもしれませんが、みんな色々興味を持って聞いてくれるはずです。
プレゼンガチ勢はこうする!
短い時間しか与えられなかったり、めんどくさがりやの人は読み飛ばして結構です。
「めちゃめちゃ印象深いプレゼンを作りたい!」という人向けに、明るい雰囲気で聞き手に楽しんでもらえるコツを少し紹介します。
①折り紙を使ったプレゼン
もし所要時間が長い場合、30分以上ただ話をするのは、自分も話を聞く側もキツいです。
そういう場合は、自分がずっと何かするのではなく、みんなに体を使って何かしてもらうといいです。
ここで使えるのが折り紙。もし日本から持ってきていなくても、ただの白い紙を正方形に切って用意すればOKです。
1人1枚ずつ渡し、簡単なものから、少し難しい鶴などを、例えば動画や画像を見せながら折ってもらったりしたら楽しそうです。
私の場合は、実際に折ってもらうのではなく、あらかじめ鶴と何かもう1つ(忘れた)を50個くらい折ったものを、小学生1人に1個配りました(笑)
用意は大変だったけど、みんな喜んでくれて反応はかなり良かったです!
②浴衣を使ったプレゼン
私は浴衣セットを日本から持って行ってたので、ハンガーにかけて教室に飾りました。
私は着替える時間がなかったので来ませんでしたが、浴衣を来てプレゼンをすると、かなりインパクトがあると思います。
ただ浴衣は場所を取るわりに、活躍したのがその時のプレゼンと、ハロウィンの仮装の時くらいでした。
荷物の余裕がある人はぜひ。
③食べ物やお菓子を使ったプレゼン
日本食について紹介するなら、実際に何か食べてもらうのも楽しいですね。
万人受けなら、飴やチョコレート系のお菓子(コアラの〇ーチ、アポ〇チョコ、いちごみる〇あたりが見た目が可愛くてウケそう)。
少し変わったものも用意したいという方は、味のり、昆布、いりことかが保存が利いてよさそうです(笑)
アレルギーがないか確認してあげると安心です。
まとめ:少しの工夫でプレゼンは楽しくなる!
この記事のまとめ
- プレゼンが絶対にあるとは限らない
- 質問or問題形式で聞き手を掴む!
- 意外性のある話題で聞き手を驚かせる!
- プレゼンガチ勢は小道具を使う!
日本の教育でもプレゼンを取り入れるようになりましたが、「プレゼン大好き!得意!」という人はあまりいないですよね。
私はもともとあがり症で緊張しいなのですが、「楽しんでもらいたい!」と思ってしっかり準備すると、本番では成功することが多いです。
私のように不器用な人でも、「掴み」や「興味の沸く話題」などを少し意識するだけで、楽しいプレゼンをしやすくなると思います。
自信を持って挑んでくださいね。ファイト!
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