こんにちは、ココです。
アメリカ留学から帰国後、もう2年程が過ぎようとしていますが、留学ブログを未だに書いてるとは、相当留学が楽しかったんでしょうねぇ、私・・。
ま、実際には楽しくないことの方が多かった。
(英語に慣れるのに苦労したし、特にグループでの会話が苦手だったし、友達作りに手こずったし、課題は多いし、最初は死ぬほど男の子にモテなかったし)
でも、いくつになっても私は思うんでしょうね。
留学して良かったなぁぁ、って。
キツイことの方が多かった留学生活だったけど、自分と真正面に向かい合って、弱さを知って、それを乗り越えた留学だったから、それはそれは忘れられない経験になりました。
もっと留学の良さを聞きたければ↓の記事にジャンプしてくださいまし!
cokogogo.hatenablog.com
それは置いといて、とにかく留学は経験あるのみなんですよ。
私はあまりにも出だしが辛かったので、留学前にこれをしとけば、あれについてもっと勉強しとけば、と思うことが多かった。
だから記事を書くときも、留学前にこれしろ!この勉強しろ!っていうテーマが多いんですけど。
でもね、現地での行動が何よりも大切だった!
その行動から生まれた経験が私の留学を素晴らしいものにしてくれたんです。
ちゅうことで今回は、
留学中に経験してよかったこと
についてお話しします!
〜目次〜
- クラブチームに所属
- プロムに参加
- アメリカ人との恋愛
- アメリカ国内旅行
- 自分を知る経験
- まとめ:経験あるのみ
経験① クラブチームに入ったこと
私がスキークラブに入ったのがたぶん1月頃でした。
留学が始まったのが9月。私は1月まで友達も少なく、自分の英語が嫌いで、自分のこともよく分かりませんでした。
授業中に発言もできないし、何か聞かれても上手く答えることもできない。なのに、日本から留学した友達の話によると、みんな楽しそう・・
もう留学開始から5ヶ月も経ったのに、私は友達づくりの段階でまだ手こずってました。
なんで留学なんてしたいと思ったんだろう・・なんて思う夜も実はありました。
そんな時、オランダ人留学生Mと仲良くなり、彼女がスキークラブに入ると教えてくれたんです。
私:“Ski? Have you skied? I’ve never” 「スキー?したことあんの?私ないよ」
M:”haha, me either. But i wanna try it so” 「笑笑 あたしもないよ。でもやってみたいから」
ってことで、お互い初心者なら心強いと思って参加することにしたんですよ。
ここからでした。留学生活が輝き始めたのは!
まず、Mが友達が多い子だったので、その繋がりで色んな人と話す機会が増えたんです。
スキークラブの人以外にも、学校の今まで話したこともなかった人と時間を過ごすようになって。
それまで「自分の英語力は恥ずかしいもの」「下手だから誰も相手にしてくれない」と思ってた。
でも実際に話してみるとみんな優しくて、打ち解けて個性を出せるようになってからは
「なんだよ、こんなに簡単ならもっと早くから自分を出せばよかったじゃん!!」と思いましたね。
そしてスキークラブでももちろんコケまくって、アザだらけになりながらも友達を作りました。
そこであった人達と初めてトライブに行ったり、誕生日ディナーに誘われたり、
初めて男の子とデートに行ったり、まさかのプロムに誘われたり・・・
色んな「初」があったスキークラブでの活動でした。
- 経験:初スキー・初デート
- 得たもの:友達・自信・スキースキル(大した技能はない)
経験② プロムに参加したこと
はい、来ましたプロムプロム。
見ての通り↓ココとプロムは切っても切れない仲なんです(?)。
何度も記事にしてきた話題であります。
cokogogo.hatenablog.com
プロムってそもそも何?の人はこちらから↑
cokogogo.hatenablog.com
プロムにまつわる細かいストーリーはこちらから↑
cokogogo.hatenablog.com
プロムドレスについてはこちらから↑
ここで説明すると、プロムはとってもストレスフルではあったんですよ。
プロムデートと呼ばれるプロムに一緒に行く相手も探さないといけないし、プロムドレスはぴったりなのが全く見つからないし。
相手が見つかり、その人とお付き合いするようになってからは周りから批判されたり、悪口言われたり。
でも、そこを解決して、プロムに実際行ってみると本当に楽しかった。
1番楽しいのは準備でした(笑)
ホストマムにネイルをしてもらって、普段はしない濃いメイクをして、友達に髪を巻いてもらって。
今の恋人であるCくんがタキシードで迎えに来て、晴空の下写真を沢山撮ってもらって、、。
プロム会場でも、もちろん楽しみました。仲のいい友達を見つけては、写真を撮ったり。プリ機ではみんなで変顔したり。
私はダンスや歌が好きなので、最後までみんなで歌って踊ったり。
プロムの何が特別だったかって言うと、絶対に日本では出来ない経験だったからです。
日本の高校だと、こんな綺麗なドレスを着て、タキシードのイケメンとダンスなんて絶対ありえない。日本では高校って勉強する場所の他ならないじゃないですか。
だから好きな音楽を聴いて、好きな人と踊って、あ〜時間が止まればいいのにって思ってました。
- 経験:プロム
- 得たもの:人生初ダンスパーティー・人生初ドレス・恋人・足のタコ
経験③ アメリカ人との恋愛
冒頭での発言通り、最初の半年は本当にモテる気配すらなく、とっても非リアな生活を送っていました。
でも、春が来たんです、こんな私にも・・
スキークラブの韓国系アメリカ人、タコのタトゥー入りのアニメ好き、バイセクシャルの男の子、元ドラッグユーザーのワルガキ・・
かなり濃い人たちから「君が好きだ!付き合えたらそれ以上の喜びはない!」と時に熱く、時にさらっと言われました。
でもみんななぜ彼氏ができてから告白してくるんでしょうか。
その時にはすでにCくんと一緒だったので、優しく断りました。
彼氏ができ、人に好かれるようになってから1番嬉しかったのが、今までの努力を認められたような気がしたことだと思います。
今まで自分の性格にも英語に対しても自信がなく、人と話すのがいまいち苦手で、恋愛どころか友達作りさえままなりませんでした。
そしてだんだん個性を出せるようになって、友達が増えて、話すことが好きになって、、とにかく自信がついてきたんですね。
そのタイミングで好きになってくれる男の子たちが出てくるようになったから、
やっぱり自信は大切なんだ!
自信は人を寄せ付けるんだ!
頑張っていると見てくれる人がいる、認めてくれる人がいるんだ!
と学んだきっかけにもなりました。
そしてこの学びは、今までの自分の選択や行動にもとってもいい意味で影響を与えてくれています。
自分は強い、自分ならなんでもやり遂げる
という今の自信に満ちたスタンスができたと思います。
- 経験:モテ期が来た
- 得たもの:自信を持つことの大切さを学んだ・努力は報われる!
経験④ アメリカ国内旅行
あなたがアメリカに交換留学に行くのなら、かなりの確率で田舎にぶっとばされます。
私の場合、旅行に連れて行ってもらえなかったら、ミネソタのドドドド田舎で、コーン畑に囲まれて、雪にまみれ、湖にでも浮いていたことでしょう。
もちろんその状態で12ヶ月弱を過ごすのも悪くないとは思いますよ。
でも、機会があるなら絶対に旅行に連れて行ってもらうべきですね。そして色んな地域をみるべし!
私は年に3回くらいは海外に行き、観光学を大学でも学んでいるくらい大の旅行好きで、留学生選抜面接、奨学生採用面接、ホストファミリーへの手紙などなど、アピール出来る所では全て「旅行」について話していました。
ホストファミリーが決まってから「どんなことをアメリカで経験したい?」とメールで書かれた時も「旅行」のワードを忘れなかったですね。
その甲斐あってか、ホストファミリーは本当に色んな所に連れて行ってくれました。
シカゴ、ボストン、オーランド、サンフランシスコ、コロンバス・・・ミネソタ州内の色んな所にもドライブしてくれました。
もちろん飛行機代、ディズニーに行った時の入場料、美術館などのチケットなど、お金はかかりました。
でも、日本に帰ってから旅行に行こうと思うと何十万もかかるし、やっぱり旅行は若いうちにした方が良い影響がいっぱいあると思うんです。
例えば、シカゴまでホストマムとロードトリップをした時、片道4時間くらいかかったんです。
そんな長い時間2人で車にいるので、ほんっと色んな会話をしました。
シカゴについて街に行ってみると、噂で聞いていた「危ない街」「治安が悪い」とは全然違くて、綺麗な海が広がっていて、ステキなレストランがいっぱいあって。
ボストンではハーバード大学のキャンパスに足を踏み入れて、「そこを普通に歩いてる学生達はすっごい秀才なんだよねぇ」としみじみ話し合ったり。
ボストンと言えばクラムチャウダー!レトルトじゃない本物のクラムチャウダーを、ボストンハーバーを見渡せるレストランの中で頂いたり・・
カリフォルニアでは久々に海を見てはしゃいだり、滞在したコテージの温水プールで星を眺めながら友達と熱唱したり。
ぁぁぁあ〜本当に今思い出してもキラキラしてて、かけがえのない思い出です。
高校生で何もかもが新鮮だったからこそ、って感じがします。
留学する学生さん!気になる地域や都市があれば行きたいアピールをしてぜひ自分の目で見に行くべきですよ!
- 経験:色んな州に旅行できた
- 得たもの:一生忘れられない綺麗な風景や思い出・美味しいもの・脂肪・旅行後の必死で課題を片付ける戦争
経験⑤ 自分を知る。人生を知る。
留学11ヶ月を通して、ほんっとに色んなことを考え、色んなことで悩み、色んな自分と向き合ったと思います。
アメリカの田舎に身を投げ、英語を理解できない悔しさ、理解してもらえない悔しさを経験し、今までに感じたことのない屈辱感を覚えた私。
それからどんどんどんどん自信もなくし、それでも授業中には容赦なく当てられ、とことん弱い自分、ダメな自分と対面せざるを得なかった。
英語力なんて気にしなくていい、大切なのは自分を出すこと、という大切なことを身をもって理解するまでに時間はかかったけど、今思うと、その前もそれからも自分は頑張っていたなぁと思います。
怖がりながらも人に頑張って話しかけて、上手く話せなくて後で悔しくなって日記にぶちまけつつ泣きながらも「次はもっと上手くやれる」って自分を励まして・・今考えても目頭が熱くなります。
ある日突然友達が急に増えて、それから今までのはなんだったんだろう?と思うくらい友達に困らなくなったかと思えば、男の子に好かれ、振ったら悪口を言われ、好きな人が出来てからは「やめとけ」「後悔する」と根拠のない噂話を聞かされ、でも彼を信じてみようと勇気を出したかと思うと、次は恋とホストファミリーとのバランスが取れなくなり、ホストダディは彼のことをよく思わず・・
まさしく、「人生全ては完璧には行かない」というのを身をもって知りましたね。
何かが簡単になるようになると、新しい悩みがまた1つ、2つ。それを解決して、また1つ。それの繰り返しでした。
そんな中色んな人と話すようになると、それまではキラキラして完璧に見えた他の留学生たちも、みんな何かに悩んだり傷ついたりしてるんだなぁ、としみじみ思いましたね。
また、自分が生活していた環境からも、「自分はどうやって生きたいか」とかを沢山考えました。
美しい旅行先と、海のないミネソタの超田舎を行き来する中、「自分はやっぱり街が好きだなぁ、海が好きだなぁ、旅行が好きだなぁ」と分かったり。
ワーカホリックなホストダディが、家族の大切なプランを仕事のせいでキャンセルして、マムを落ち込ませるところを見て、「自分はフレキシブルな仕事をしたいなぁ」と思ったり。
アメリカの高校で自由な服を着て、自由なメイクをして、自分のしたいやり方でノートを取って、「ルールに縛られないのってこんなに気持ちがいいんだ。自分にとって自己表現は大切なことなんだ」と気付いたり。
ホストファミリーの暮らしぶり(高収入で家も大きく快適・だけど幸せそうじゃない)を見て、「こんなにお金があっても、幸せにはなれないんだな」「やっぱり全てが何もかも上手くいくということはないんだな」と思ったり。
高校の生徒の前や、小学校で日本についてのプレゼンをする機会があって、「みんなが知らない日本のことを紹介するの、好きだな」「自分がプレゼンが好きなんて知らなかった」と気付いたり。
挙げようと思えばキリがないくらい、今まで知らなかった新しい自分を沢山知りました。
これが出来たのも、日本とは全く異なる国で、全く異なる言葉を話し、日本では経験できないことを沢山経験し、沢山迷い悩みつつ自分から逃げなかったからだと思います。
もちろん私だって、いつも100%の努力が出来たわけではありません。
何度夜中にコソコソとラーメンを作ったことか。うっかりして日本人の友達と4時間くらい電話してしまったことも何回も・・・
色んな反省があったし、また同じことをするなら今度はこうするな、ああするな、って思うからこそ、こうやってくだらないブログでも継続して書くことが出来たし、振り返ってみると後悔はないですね。
とことん自分と、これからの生き方について考えさせられた、そんな留学でした。
- 経験:沢山悩んで、沢山考えた
- 得たもの:自分を知れた・どうやってこれからの人生を生きたいか考えることができた
まとめ:経験がものをいう!
ココが留学中に経験した多くのことの中でも、特に大切だった
- クラブ
- プロム
- 恋愛
- 旅行
- 自分を知る
という経験について紹介させていただきました。
留学中には、どんなに渡米前に準備をしても、思いがけないことが沢山起こります。
それは自分で自ら選んだ結果起こることかも知れないし、願ってもいなかった辛い事態に巻き込まれるかもしれません。
どっちにせよ、「これも経験だ」と割り切って、色んなことを吸収しようとする姿勢を忘れないことが大切だと私は思います。
また、留学は受け身でいると何も学べません。
自分から行動し、
色んな経験をし、
沢山悩めば悩むほど、
充実した濃いものになります。
留学したい・する方は、是非何かに熱中したりして、新しい自分を探して来て欲しいです✨✨