こんにちは、ココです。
インスタで留学相談をしていると、ホストファミリーとの問題のことで相談してくる学生さんがとても多いです。
文化も言葉も違う家族と、何ヶ月にも渡って一緒に住むわけですから、多少の問題は生じて当たり前です。
今回は、ホストファミリーとよくあるトラブルや悩みと、その解決法を紹介していきます。
*高校留学とホストファミリー制度については、こちらの記事で詳しく書いています*
cokogogo.hatenablog.com
〜目次〜
- ケース①アウェー感
- ケース②ルールが厳しすぎる
- ケース③家庭内のこと
- まとめ
ケース①アウェー感(馴染めなさ)
これは私もたまに感じることがありました。ホストファミリーになかなか馴染めないという悩みです。
自分と接する時と、実際の子供に接する時の態度が違う。
何となく好かれてない気がする。
話にあまり入れない。
何だか気まずい。・・・色んなパターンがあると思います。
私の場合、クリスマスやサンクスギビングなどで催されるファミリーパーティー中の、「自分だけが他人」感がとても苦手でした。
私のホストファミリーは50代の裕福な夫婦で子どもはおらず、豪邸のような家に犬1匹を飼っているような、とても小さな家族でした。
子宝に恵まれなかった夫婦だったのですごく大切にしてくれたし、子どもがいない分他に面倒を見る必要がないので、いつも気にかけてくれました。
でも、問題は親戚との集まりでした。
パパサイドの家族はとても大きくて、ホームパーティーに呼ばれたりするととても緊張してしまいました。
みんなが顔見知りで仲良しなのに、私だけ1人チビのアジア人で浮いてる。
そんなことはきっとなく、自意識過剰だっただけだと思いますが、とても居心地が悪かったです。
親戚のみんなも気を遣って話しかけてくれるけどそれが逆に申し訳ないし、気まずいし、1人で突っ立っているばかりで「早く帰りたい」といつも思っていました。
このようなホストファミリーや親戚との「馴染めなさ」「気まずさ」は、
- 時間が解決する場合
- 自分で心を閉ざしてしまっている場合
- 自分のせいではない場合
の3つに分かれる気がします。
①時間が解決する場合
留学が始まり、ファミリーと過ごすようになったけど、何だか居心地悪い、、、。
初めて外国で滞在するという場合もあるし、全然知らない他人との暮らしなので緊張することもあると思います。
でも、そんなに心配しないで大丈夫です。
時間が経つにつれて、英語力や積極性が育つことでどんどん話せるようになるようになったり、シンプルに仲良くなって一緒にいることが心地よくなるパターンが1番多いと思います。
もし留学が始まってからそんなに日が経っていない場合、多少のアウェー感を感じるのがむしろ普通だと思います。
まず、ファミリーのことを知るように観察したり、家事や掃除などを手伝うなどして話す機会を増やしてみてください。
お互いが同じ空間にいることに慣れてきたら、少しずつ仲良くなれます。
②自分で心を閉ざしている場合
結構日にちが経っているのに、未だに気まずい、馴染めない。
その場合、私みたいに「あ、もう無理や。話せん。これ苦手。」と閉ざしてしまっているのかもしれません。
しかしそれだと、いつまで経ってもみんなと仲良くなれません。
誰か話しかけてくれるだろう。別に話さなくてもいいや。自分にはこういうのは向いていないんだ。
こういう気持ちでいると、アメリカで暮らすことは結構辛いです。
日本では静かな人に気を遣って話題を振ってあげたり、絡んであげたりする場面をよく見ますが、アメリカなどでは自分から自分をアピールして行ったりしないと、「あ、この人は話したくないんだな。静かな性格なんだな」と思われてしまいます。
結果、話しかけてくれること自体がどんどん減っていくことがあります。
人それぞれに性格はありますから、恥ずかしがり屋な自分、緊張しいな自分、自信が持てない自分がいても、自分を嫌いになる必要はありません。むしろ大切な個性です。
でも、もしそのような性格のせいで楽しめていないなと思ったら、少しずつでもいいので家族や周りの人と話す努力をするべきだと思います。
私がまさに、あがり症でいつも緊張しているような性格だったので、親戚の集まりも友達作りも苦手でした。
ホームパーティーは毎月あるものではないからそこまで気にしなかったけど、学校には毎日行くので、友達がいない状況はかなり辛かったです。
このままではずっとぼっちだと思ったので、思い切って部活に入って人と関わる機会を増やすことにしました。
そこでいい友達が何人かでき、グループで遊びに行ったりするようになると留学生活が一変し、コミュニケーションに対する苦手意識がなくなっていきました。
性格による苦手を克服しようとする努力は、とても大切だと思っています。
③自分のせいじゃない場合
別に閉じこもってないし、シャイじゃないし、ちゃんと話しているのに馴染めない、子どもと接する時の態度と違いすぎて悲しい、、、という人もいると思います。
それはきっと、相手やその家族とのウマや性格が合わないなどの「まあ仕方ない・どうにもならん」理由なのかもしれません。
留学生が女子の場合「ホストドーター(娘)」男子の場合「ホストサン(息子)」という立場になりますが、実の娘、息子と全く同じように愛してくれるホストファミリーもあまりいないでしょう。そればっかりは仕方ないです。
そういう場合は、無理に仲良くしよう、輪に入ろうとすると精神的に辛くなってしまうと私は思います。
だから、あまり深入りせず、お互いが心地いい距離感を見つけようとするのがいいと思います。
例えば、無理して笑わせようとしたり、喜ばせようとしたり、会話を盛り上げようとするのではなく、ただ単にその日のことを話したりして自然体でいる、とかです。
もちろん、先ほども言いましたが「多分自分の性格が消極的すぎるんだな」「空気読めてないのかな」「これを機に自分を変えたい!」などと自分自身の改善点に気付いた結果、もっと仲良くなろうと色々工夫して見るのはいいと思うし、むしろあなたをもっと成長させるはずです。
単に性格やノリが合わないのか、それとも相手や自分が改善できることがあるのか。
なぜアウェー感を感じるのか考えてみて、自分がどうするべきなのか判断してみてください。
ケース②ルールが厳しすぎる
自分の携帯電話やシャワーの利用、友達との遊び、食事などを必要以上に制限されたりするなどの理由で、「ルールが厳しすぎる!」と悩んでいる学生さんから話を伺うことも多いです。
ホストファミリーとは保護者の役割をするものだし、彼らの家にしばらく住まわせていただくわけですから、多少のルールには従う必要があります。
ホストファミリーの中には経済的・精神的に余裕がない家族もいるし、自由にどうぞ何でも使って食べてねというわけに行かない家庭もあります。そんな中、不評ばかり言っていると上手くいきません。
しかし、内容があまりにもひどい場合、しかるべき対応を取るべきだと思います。
私の場合ですが、ホストファミリーとのルールは比較的緩く、
- 門限は夜12時
- 男の子と家で2人きりにならない
- 身の回りの家事や掃除は自分でする
- きちんと学校に行き、いい成績を取る
という至ってシンプルなものを留学開始時に明確に示されたので、かなり楽で自由でした。
そのため、私が実際に苦しい思いをしたわけではないので、友達や知り合いから聞いたことを基に話していきます。
規則が厳しすぎて辛い場合、以下のような対策を取ってみてください。
- 自分が改善できる部分があるか考える
- 信頼できる人に相談する
- ホストファミリーと話し合う
- 最終手段:ホストチェンジする
①自分が改善できることはないか考える
ルールの内容にもよりますが、「自分にも非がないか?」と1度冷静になって考えてみてください。
例えば、飲み物や食べ物を消費しすぎていなかったか?
忙しそうなのに家のことを手伝おうとしなかったか?
携帯を使ってばかりではなかったか?
友達と遊んでばかりではなかったか?
日頃の行動を見直してみましょう。
私がそう言うのには理由があります。
留学を通して友達になったヨーロッパ出身の友達Aのケースをお話しします。
Aちゃんは友達が多い人気者で、放課後になると頻繁に遊びに出かけていました。
ホストファミリーとも上手くいっていたのですが、段々外出について注意されるようになり、友達に会う約束をしていたのに家にいるように止められることが増えていきました。
私との遊びの約束を断らなければならなくなったある日、いつも明るい彼女が泣きながらこう話していました。
「自分の国では高校生にもなれば大人として接されるし、自分の留学なのに納得いかない。ココのホストファミリーはあなたをいつも尊重してくれて自由にしてくれているのに。私の両親だっていつも自由にさせてくれた」。
彼女にしか分からないイライラや葛藤もあったと思います。
歩み寄る努力もしていたのかもしれませんが、私は2点改善できた部分があると思います。
「ホストファミリーと時間を過ごすことを心がける」ことと「他の家族と自分のホストファミリーを比べない」ことです。
交換留学の場合、ホストファミリーは1年間を通して無償で家に住まわせてくれるボランティアです。
お金を貰わない代わりに、あなたとの時間や経験を得たいと思ってボランティアとして受け入れてくれたわけです。
友達が増えてくると、遊びに行きたい気持ちも分かります。私も、親友や彼氏ができると家を開けることが多くなりました。
でも、ホストファミリーなしでは生活はできません。
いつも感謝の気持ちを持って、一緒にご飯を作ったり、映画を観たり、家事を助けたりして時間を過ごすことを忘れないようにしてください。
また、「実家ではこうだったのに」「あの子のホストファミリーはこうなのに」という考えを持っては何も楽しめないし、ホストファミリーに失礼です。
「アンタのホストファミリーは良くしてくれていたからそんなこと言えるんじゃん」と思う人もいるかもしれませんが、私のホストファミリーもいつも完璧で一緒にいてくれたわけではありません。
私のママとパパはお互い朝が早く、夜も10時頃には寝室に行くような夫婦でした。
子どももいないので、他の留学生からは「寂しいでしょ?」「私だったら嫌だな」と言われることもありました。
確かに、静かな夜や朝の時間になると、いつもホームシックになってしまい、本当に辛い時は1人で泣くこともありました。
それでも他の留学生を羨ましく思ったことはないし、ないものねだりをせずに彼らが与えてくれるものに意識を向けようと思うようにしていました。
そういう感謝の気持ちは、相手にも必ず伝わります。
ぶつぶつ言う文句もまた、伝わってしまうものだと思います。
なので、「何てルールなんだ」「ひどい」と思う前に、家族のために自分にも変えられることがないか考えてみましょう。
②信頼できる人に相談する
もしどう考えてもおかしいと思ったら、信頼できる人だけに相談してください。
ホストファミリーから理不尽な扱いをされていると、まず留学機関から配属されている地域カウンセラーなどに話したくなると思いますが、少し我慢してください。
というのも、場合によっては状況がさらに悪化することがあるからです。
どういうことかと言うと、よくあるのが「チクリ」です。
コーディネーターやカウンセラーにどんな扱いをされているのか説明した後、「あなたの留学生がこんなこと言ってたわよ」「こんなことしたって本当?」などとホストファミリーに連絡が行くことがあります。
カウンセラーによっては、ホストファミリーには直接的に話さず「じゃあこんなことをしてみたらどうかな?」とアドバイスをくれる人もいると思いますが、対応は後からしか分かりません。
なぜチクられたらまずいかというと、「アンタ、何でそんなこと言ったの?!」と怒らせてしまう場合が多いからです。
まあ、相手の立場になってよく考えると、面と向かって話さず他人に色々話されたりすると気分は良くないですよね。
そのようにキレられてしまうと、もっと対応が悪くなったりする可能性もあるので、まずは「チクったりしない信頼できる人」だけに、文句や愚痴をいうのではなく「こんなことがあって、こんな気持ちなんだけど、どうすればいいかな」という風にアドバイスを求めてみてください。
もし地域カウンセラーを信頼しているなら、その人でも構いません。
ただ、ホストファミリーを悪く言うような言い方をすると、本人の耳に届いてしまった時に気を悪くさせてしまうので、あくまでも冷静に「状況と心情を伝える」ようにしてください。
そうすればチクられないだけでなく、アドバイスや意見を聞くことで、第三者の視点から物事を見れるようにもなります。
人間、嫌なことがあればすぐに「何なん」「ムカつく」と思ってしまいますが、自分の価値観だけだと状況がよく見れないことがあります。(さっきのAちゃんみたいに)
しかし、ホストファミリーが完全にサイコパスでイカれていて何なら身の危険を感じるようなら(そんなホストそうそういないと思うけど)、すぐに警察でもカウンセラーにでも話してくださいね。
③ホストファミリーに気持ちを伝える
自分で考え、他人の意見も取り入れた上で行動するようにしたのに、一向に状況が変わらない、、、という段階まで来たら、今度はホストファミリーに直接話す番です。
先ほどのAちゃんの話に戻りますが、彼女は私の前で泣いた日の夜、ホストペアレンツと話し合いをしたそうです。
家にはもっといるようにする、でも友達をドタキャンするのは辛いという気持ちを話し、彼女のママも「友達ばかりなのが寂しくて、もっと一緒にいたかった」という厳しくしていた理由を話してくれました。
それからはAとホストの関係は安定し、お互い気に入らないことは多少ありつつも、留学が終わるまで仲良くできていました。
日本では「空気を読む」「気持ちを察する」という文化がありますが、言葉も習慣も違う人を相手にそれを期待しては、何も伝わりません。
良いことも悪いことも自分で話し、気持ちを伝えることが大切だと思います。
もし面と向かって話すのは不安という場合、手紙でもいいです。
今まで傷ついてきた自分の気持ちを書いていいですが、感情的になって怒ってしまうと解決から離れてしまいます。
これまでしてくれたことの感謝を伝えたり、どう自分に変わって欲しいのか聞いたりして歩み寄る姿勢を見せたりしてください。
④最終手段:ホストチェンジをする
あなたがどれだけ向き合おうとしても何してもひどい人はひどいままだし、ひどい扱いをされているのにそこに身を置く必要はありません。
何も改善されず、日々気持ちが沈んでいくばかり、、、という場合、これ以上時間を無駄にしないためにもホストファミリーを変える段階に進みましょう。
ホストチェンジについては、スムーズに進む場合と進まない場合があります。
私の周りにも、家庭内の環境状態からホストチェンジを試みた人は沢山いましたが、上手くいったケースとそうでないケースを話します。
上手くいったケース①
同じ留学先にいた留学生。ホストファミリーは若い夫婦で小さい子どもが4人。家はいつも汚く、経済的にも苦しそうで自分は構ってもらえず、子守役を押し付けられた。留学生活を満喫できないと思った彼女は、部活に声をかけ、ホストしてくれるという友達を見つけた。カウンセラーに話した後、すぐに友達の家に引っ越した。
上手くいったケース②
友達のドイツ人留学生。一緒に住んでいるブラジル人留学生やホストと気が合わず、居心地が悪く悩んでいる。1番仲良しの友達とその家族がホストのオファーをし、引っ越し。留学の最後まで楽しく過ごせた。
以上は「自分で受け入れ先を探した」ケースですが、カウンセラーがちゃんと動いてくれるところだと、留学機関が新しい家族を探してくれる場合もあります。
そのへんのことは機関やエリアカウンセラーによりけりなので、自分でカウンセラーに話したりして確認する必要があります。
「ホストチェンジをしたいんだけど」と話してみて、あまり協力的ではなかったら自分で友達を探して、「〇〇さんのところが受け入れたいって言ってくれてるんだけど」と話してみたり、直接新しい家族からカウンセラーに連絡してもらったりするとスムーズに進むかもしれません。
上手くいかなかったケース
同時期にアメリカ留学した日本人のクラスメイト。ホストファミリーから日常的にいじめまがいの行為(食事制限・携帯没収・友達との交友制限)を受ける。カウンセラーに相談するもホストと真摯に向き合っていないからと怒られ、頼れる大人はおらず、受け入れてくれる友達もいない。ホストチェンジができないまま留学を終えた。
これはホストファミリーとのトラブルの中でも最悪のケースで、家族もカウンセラーも友達も助けてくれないような状態です。
上手くいった場合との決定的な違いは、「カウンセラーの理解度」と「助けてくれる友達の有無」です。
カウンセラーの性格については、私たちがどうにかして変えられるものではありませんが、何とか受け入れてくれる友達を探すことはできます。
友達も、様々な家庭環境から受け入れることが難しい場合がありますが、学校の先生などが受け入れてくれるケースもあります。
根気強く色んな人に声をかけるか、状況を受け入れるかの二択だと思います。
その日本人の彼女は、「たまに友達と会ったりおしゃべりすることで持ち堪えていた。辛かったけど成長するための人生修行だと思えば耐えられた」と話していました。
何とも胸が苦しくなるような話ですが、ここまできついことも稀なので、紹介したステップを1つずつ試してみれば解決できると思います。
ケース③家庭内の悩み
ホストファミリーとのトラブルや悩みの中には、「すごくいい人たちで優しくしてくれるけど、ここがちょっと、、、」ということも多いです。
よく聞くのが、「ホストシスターやブラザーが問題児」「料理がまずい・いつも同じ」「家の中が汚い」「物を使われる・取られる」「音楽などの音がうるさい」「何も買ってくれない」などです。
他にも、「ホストペアレントや一緒にステイしている他の留学生が、女や男を連れ込んでいて、行為の音が聞こえて不快」なんて笑えるような笑えないような話もあります(苦笑)
このような家庭内のことについては、「自分で改善できること」「相手に伝えないといけないこと」で分けられます。
例えば、ご飯や衛生面だと「マズい」「これ飽きた」「汚ねえんだけど」なんて言えないし言うべきではないので、あなたが料理してあげたり、掃除してあげたり、ゴミを出してあげたりするのです。
あくまでもボランティアでしてくれている家族であり、その家はあなたのホテルではありませんよね。
留学中はそこの住民であり子どもではありますが、他人ではあるので「自分でする」「手伝う」ことはいつも心がけましょう。
他のホストファミリーは旅行に連れて行ってくれたり、レストランでご馳走してくれたりしてるのに、うちではクリスマスプレゼントすらなかった、、なんていうところもあるらしいですが、確かに少し寂しいだろうなと私も思います。
でもそこはぐっと堪えて、「そもそもここの子どもでもないのに、ベッドがあってご飯を出してくれているんだから、幸せ!ラッキー!」とでも思わないと辛いことばっかりです。
しかし、我慢するべきではないこともあります。
嫌な時はちゃんと相手に伝えないと、「別にしてもいいんだ」と思われたり、そもそも無意識でしていたりするので「嫌です、やめてください」と言わないといけません。
たまに相談されるのが、「まだ小さいホストブラザーがセクハラしてくる」です。
要はお尻とかおっぱいとか触ってくるわけですね。
小さいと可愛い気もしますが、もう年頃の男の子だったり、日常的になるとそれは問題なので「やめなさい」と強く言う必要があります。
あとは「物が勝手に使われている」。
ヘアアイロン、化粧品や服などの場合がほとんどです。
「私のもので使いたいのがあったら、使う前に聞いてくれる?」Can you ask me before you use my stuff? 「部屋から何か持っていきたい時は言ってくれない?」Can you let me know if you want to take my things out of my room? などど話してください。
面倒ですが、使われたくないもの・大事なものはスーツケースに鍵をかけて入れておくのも対策の1つです。(お金は絶対に)
性行為関係は、被害の度合いにもよりますが自分の部屋でそういうことをされていたり、あまりにも音が出ていると、不快だから他でやって欲しい・人がいない時にして欲しいとかいうことを伝えるべきですね。
我慢できる範囲なら、イヤフォンを耳の中にぶちこんで乗り切るのがいざこざを回避するには1番いいです。
どのような場合にしろ、「このくらいいいか」「まあこうすればいいか」と自分が思えるならそのままでいいし、ちょっとこれはないわー、無理だわーと思うのなら話せばいい。
あなたの留学なので、自分が耐えるべきでないことは排除していきましょう。
黙って耐えても苦しい思いをするばかりですからね。
まとめ:我慢と主張を上手く使い分けよう
ここまで、アウェー感・ルール面・家庭面の3つのトピックに分けて、解決のためのステップを話しました。
私が1番伝えたいことは、「ホストファミリーを尊重するのが第一、しかし主張すべきところでは主張する」ということです。
ほとんどのホストはいい家族で、大きな問題もなく過ごせますが、自分がどんな家庭と一緒になるか分かりません。
国籍も文化も言葉も違う他人との共同生活なので、多少の問題や悩みは必ずと言っていいほど出てくものです。それは避けられないでしょう。
でも、わがままは言ってられない。
思い通りとはいかないけれど、与えてくれるものに意識を向けて、感謝する。
とは言え、辛い時には自分を守っていかないと、気付いた時にはボロボロになってしまっているかもしれません。
ホストファミリーとの問題はそのように複雑なものが多いです。
こうすれば絶対に上手くいく、ということはなく、状況によって取るべき行動が変わります。
言うことを聞かないといけないけど、彼らの本当の子どもでもないので、「どこまで従い、どこから主張するのか」の判断を自分でしないといけません。
時には辛いことがあるかもしれませんが、それも留学の1部です。
完璧な留学生活などありません。
でもそれが留学の醍醐味であり、そのような大変な経験が何倍もあなたを成長させるのです。
いつも感謝の気持ちを持てば、きっと上手くいくと私は思います。
何とか踏ん張って、頑張っていきましょ。
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