こんにちは、ココです。
私のアメリカ高校留学中には、それはそれは色んなことが起こりました。
人生で1番泣いて、落ち込んで、笑って、幸せな1年間でした。
とても充実していたのも事実ですが、「うっわあ・・・やらかした」ということも山ほどあり、今となっては思い出したくなくなるような出来事も多々あり・・・。
今回は、禊?として、留学中やらかしたエピソードを、時々叫びながら思い返して行きたいと思います。
そもそもよくやらかす人生だった
失敗が多かったのは留学中のみならず、そもそも元々ドジでミスが多い人生を送ってきた私でした。
ミスが多い人って、多分幼少期からその道にいるのであって、幼稚園児の時に初恋の相手を本人にバラされ、死にたくなった時から自分のやらかしの星を感じていました。
友達とケンカしたり仲間外れにされたりすることも多く、泣き虫で寂しがり屋な子供だったことを覚えています。
小学生の時はとにかく勉強も運動もダメで、DSばかりしているようなダメガキ。
算数の23点のテストをゴミ箱に丸めて捨て、後でママに「何なんこれ?こんなんいかんやろ!」と常に怒られていました。
中学では友達と帰宅部部長・副部長を名乗り(イタイ)、KーPOPの推し事と英語の勉強ばかりしているオタクと化。
周りの男子からは「あいつ何考えてのか分かんねえ」と囁かれ、思春期ココは病みまくる。
色々あって憧れの超イケメンと付き合うも、2ヶ月でキスもなく振られ、キャラが崩壊しドスケベであることが学年に知れ渡ったのち、ラインで野球部の変態からエロトークがひっきりなしに送信される体験を卒業まで経験。
高校生からはガリ勉になったかと思えば、アプリで出会った韓国人とデートを数回繰り返しつつ「自分何やってんだろ、キモ」と思いながらアメリカに飛び立ちました。
こんな感じで、常にちょっと残念系女子であった私。
こんな子がアメリカになんて行ったら、そりゃ上手くいくわけがないんだな・・・。
やらかしエピソード① 自分を帰国子女と錯覚し渡米、現実を知りインキャに
高校の英語科ではよく勉強し、おバカクラスの中では出来のいい方だったので、周りからはよく褒められていました。
日本人の中では1番英語ができ、先生からは「帰国子女でしょ?」「あなたにはね、英語の才能があるのよ」と言われ鼻が23センチくらいに伸びきっていました。
「そうか・・私、帰国子女並みなのね。確かに英語、上手すぎるよな・・・」
違う、違うんだ・・・・ココ、目を覚ませええええええええ!!!!!
日本人の中で上手いだけで、世界基準だとレベルが違うんだよ!!
しかも学校や英会話教室の先生はゆっくり話してくれるけど、本場の英語はそんなもんじゃねえ!!
英検2級なんて持ってるだけで、調子乗ったらいかん!!
・・・という今の声は当時の自分に届くわけもなく。
その上倍率がクソ高い奨学金50万円までもらってしまい、ゾウさんになってアメリカへスキップしながら(ちゃんと飛行機で)行ったわけです。
そうして何が起こったかというと、こちらのインスタ投稿シリーズに詰め込んでいますが、現実を見た私は留学を選んだことを後悔することになりました。
本場の英語を耳にした時、英検のスピードを聞き取り大満足していた私は固まってしまいました。
「え・・・英語が・・・全く・・・分からん。なんで?なんで?なんで??」
「あんなに自分の英語が好きで調子こいてたのに、馬鹿みたい。」
そうして留学初日から自分を閉ざしてしまい、学校が始まってもビクついている私に友達ができるわけもなく。
他のヨーロッパからの留学生と初めて会った時、みんなにはもう友達が沢山いて、英語もアメリカ人と同じくらい話せている光景を目にし、さらに閉じこもる。
プロムやパーティに憧れ、あわよくばイケメンアメリカンと付き合えるかもウッシッシとまで考えていた夢の生活が、崩れていってしまいました。
自信満々の錯覚帰国子女は、留学開始間もなく、インキャへと転落してしまいました。やらかした。
やらかしエピソード② インキャなのに無理をし、自分を責める
自分の英語が思ったよりずっと下手くそなことに気づいてしまった私のプライドは、ズタズタのボロボロでした。
日本で褒められすぎて、過剰評価されすぎて、本当に自分の英語に自信を持っていたし、運動や数学ができなくても英語ができるから幸せだとすら思ってたので、自分の全てを否定されたような気持ちになっていたのです。
しかしそれでもプライドを捨てることができなかった私は、この自分が友達ゼロという事実を受け入れることができませんでした。
周りに英語が下手なことがバレたくないので、いつもビクビクして、緊張しているインキャなのに、友達は欲しくてたまらなかった。
でも、こんな暗いアジア人に興味を持つ人がいるわけがないんです。
友達が欲しいから話したいけど、英語が下手だと思われるのは嫌なので話したくない。
そう思った私は、謎の「おはよう!」攻撃に出ます。
おはよう攻撃とは、文字通り隣の席の子に毎朝「おはよう!」とだけ言うこと。
グッドモーニングくらいはちゃんと言えるので、とりあえず明るく挨拶をすれば興味を持ってくれると思ったんです。
いや、待てよ。普通に考えて、超不気味じゃねーか?
よく分からない暗いオーラを持った小さいアジア人が、毎朝なぜか「おはよう!」とだけ話しかけてくる。
しかも、その後に続く会話はなく、授業中沈黙を切らしている。
怖すぎ!!ホラーや!!!
しかし当のインキャは必死なので、「あれえ・・・何で何も話してくれないんやろ?」と傷ついている。
「可愛くて、英語が堪能なヨーロッパ人とはスタートラインが違うんだ。アジア人の私は、相手にされないんだ。」
違うやんか。ヨーロッパの子たちは堂々としていて、訛りがあってもちゃんと会話してるから好かれるんだよ。
君みたいなホラーまがいのことしてたら、そりゃ話したくないでしょ。
第一、おはようしか言わんのやったら、他のこと話しかけても理解できるか分からんから、話しかけにくいのよ。
英語でも見た目でもなく、自分を認めてあげないから、周りも見てくれないんよ。
心からそう過去の自分に教えてあげたいが、当本人は精神的にかなり苦しいはずなのに、苦しいことにイマイチ気づいていなかった。
授業についていけない。友達がいない。毎日引きこもり、課題ばかり。
そんな自分でもプライドが高いため、嫌いだと思いたくなかった私は、毎日日記をつけて、「今日は〇人と話せた。授業も今日はまだ理解できた方。これからも友達と勉強頑張ろう!」と意識高い系留学生になりきっていました。
今考えると、実際に人とちゃんと話す勇気がないのに無駄に挨拶して、相手にされず勝手に傷ついたりと、無理して成果が出ない→そんな自分を責める→意識高く持つ→無理する のループにいた気がします。やらかした。
やらかしエピソード③ インキャのまま何もせず何ヶ月も過ごす
インキャって主に2種類あると思うんです。
周りのことを全く気にせず、自分の世界で楽しく生きていけるインキャ。このタイプは趣味が合う友達がいたりするし、インキャであることを気にしていないのでちゃんと軸がある人。
もう1つは、自分が他人にどう思われているかばかり気にしていて、自分のことを愛せていない、自己肯定感低め軸ブレブレインキャ。
私はもちろん後者だったのですが、このタイプは、インキャになりたくてなったのではないです。
本当は明るいあの子みたいになりたい、好かれたい、みんなの輪の中で笑いを取ったりしたいと常に心の中で思っています。
しかし色んなことを気にしすぎるため、「もうインキャキャラ定着してるし」「今更明るくしても、引かれるよね」「何こいつって思われるな」とあれこれ考えてしまい、インキャからなかなか抜けられないのです。
なので私も、留学開始から調子を崩してしまい、その状況を変えることができませんでした。
勉強やおはよう攻撃、ポジティブ日記を続けてはいたものの、「もうインキャだし、新しい授業が始まってからもっと明るくなろう」と言い訳をして、結局1学期が終わるまでの4ヶ月間は大した友達も作らず、家に引きこもって課題ばかりしていました。
確かに課題はとても大変で、もし友達がいたとしても、なかなか遊ぶことはできなかったのかもしれません。
その4ヶ月間、インキャを卒業してやる!というまでの勇気はありませんでしたが、その当時の自分ができることを必死にやっていたと思うし、時間を全て無駄にしたとは思っていません。
でも11ヶ月の留学生活のうち、4ヶ月間も自分で立てた壁の向こうで、相手にされない、悲しい、悔しいなどと1人で感じていたのは、もったいないことだったと思います。
その経験があるからこそ、今こうやって自分の経験を書いたり、他の学生さんたちにアドバイスしたりすることができていますが、あんなに長い期間、辛い思いをしなくても良かったんじゃないかと思っています。ちょっとやらかした・・かな。
やらかしエピソード④ 自分を好きになってくれた人を傷つけた
インキャの私でしたが、変わりたい、もっと状況を良くしたいという気持ちはずっとありました。
そんな情熱に神様が味方してくれたのでしょうか。留学が始まり、冬季のクラブ活動が始まる頃、オランダ人留学生のMちゃんと友達になりました。
Mは美人で、明るくて、優しくて、ギャグ線が高くて、賢くて、みんなの人気者でした。
まさしく、私がいつも横目で羨ましそうに見ていた留学生の1人であり、私の留学生活を変えてくれた人物です。
そんな子が、なぜ私みたいな暗いアジア人と仲良くしたかというと、偶然お互いのホストファミリーの家が近所であることが発覚したからです。
「こんなことなら、もっと早くから知ってたら良かったよ!」そう可愛い笑顔で言ってくれた彼女の友達になれたことは、とてもラッキーなことでした。
友達が多いMは、私を色んな人に紹介してくれ、少しずつですが友達は確実に増えていきました。
彼女がスキークラブに入ると言うので、衝動的に「私も入る!」と言いました。
自分もそろそろ、何か行動をするべきだと思ったからです。
そこで、私はある韓国系アメリカ人の男の子と友達になり、同じアジア人だからか、彼といるとホッとするようになりました。
私のいた地域は白人ばかり住んでいたし、彼はとてもフレンドリーで面白い子だったので、一気に距離は近づいていきました。
彼と遊びに行ったりする中で、私は彼から好意を寄せれていることを何となく気づいていました。
しかし、彼に対して恋愛感情は全くなく、直接的な言葉を彼から聞くこともなかったので、私は特に何もせずにいました。
すると、恐れていたことが起こりました。彼からプロム(学校主催のダンスパーティー)に誘われてしまったのです。
他に特別仲良くしてくれる男の子はいなかったので、彼と行っても良かったのですが、留学生活が上手く行き始めていた私は、かなり欲しがりになっていました。
「彼のことは友達として大好きだけど、私より身長が低いし、せっかくアメリカに来たなら、タイプのイケメンとプロムに行きたい・・・この人とロマンチックに踊るところなんて、申し訳ないけど想像できん・・・」
・・・どの口が言ってんじゃい。
そもそもイケメンの友達もおらんのに、どうやって探すつもり?
第一、この人断ったら、もう他に誘ってくれる人、おらんかもよ?
しかし欲しがりココは「うーんと・・・私、多分女友達と行くから、だから、ちょっと・・・」ととっさに嘘をついてしまいました。
まあ、「あなた身長低いし、タイプじゃないの、ごめん」なんて言うよりマシですが、私の後々の行動により、彼を傷つけ、友達としてもいられなくなってしまったのです。
友達が少なかった時期、仲良くしてくれた彼を失ってしまったのは、今でも少し悲しいです。やらかした。
やらかしエピソード⑤ とんでもないイケメンの彼女に。家のルールを破りまくる
韓国系の彼を傷つけた理由。
それは、彼に「友達とプロムに行く」と言ったその3週間後、イケメンの彼氏とプロムでチューしまくっていたからです。
彼氏との馴れ初めは、禊には関係ないのでここでは省きますが、それはとても突然のことで、前好きだった人から「君のことをずっと気になっていたから、好きじゃなかった彼女とは別れた。君が良ければプロムに連れていきたい」と連絡が来たのです。
まさかそんなことが起こるなんて思ってもいませんでしたが、なぜかそんなことが起こりました。
彼は長身イケメンの白人と、私のタイプを絵に描いたような人で、彼のことをよく知らないのにあっという間に夢中になっていました。
留学の前半で思う存分(?)インキャをしたので、それからの私の行動は一変してしまいました。
放課後も週末も、時間があれば彼と会っていました。
時間が経つに連れて彼がただのイケメンではなく、私のことを本当に想ってくれていると確信した私は、帰国までの3ヶ月を彼で埋め尽くしたいと思ったのです。(怖い)
毎日スクールバスで真っ直ぐ家に帰り、夕食の用意をママと一緒にして、夜はパパと映画を観て、朝から授業の予習をしていたまさしく「完璧な留学生」だった私が、家にいる時間は一気に減りました。
ママとパパは理解のある人で、そんな私を見ても「今日は楽しかった?」「彼とはどう?」とまで声をかけてくれました。
全てが上手く行っていた気になり、調子に乗った私は、だんだん門限を守れなくなってしまいました。
理由はいつも同じで、ギリギリまで彼に夢中で、時計から目を離してしまうから。
ママとパパから「ちゃんと守らないと、もっと厳しいルールにするからね」と言われるようになり、反省した私はそれからは門限を破ることはありませんでした。
なのに、その後私は、留学生活で1番やばいやらかしをしてしまいました。
いつも通り彼と会う約束だった、ある週末。
家まで迎えに来てくれた彼は、家に誰もいないことに気づき、お互い17歳だった私たちが考えることはたった1つだけ。
すぐさま彼を自室に連れていき、盛り上がってきた頃、玄関のドアが開く音が聞こえました。
「今日は2人とも、仕事で忙しいはずなのに・・・!!!」
急いで彼から離れ、服もちゃんと着ないまま、ゆっくりと自室のドアを開け、玄関をチェックすると、そこにはパパの車がありました。
パパはもう家の中のどこかにいるようでした。
「やばい・・・」私たちは青ざめた顔で支度をして、こっそりもう1つの玄関から抜け出し、彼氏の車まで一目散に走りました。
なぜそんなに慌てているかと言うと、もちろんエッチをしていたこともありますが、パパとママからはこれまでに何回も何回も言われてきたあるルールがあったからです。
『家で1人の時に、男の子と2人きりになってはいけないよ』
そのルールに含まれているのは、家にあげてはいけないことは当たり前、セックスなんてもってのほか、と言う意味です。
彼とは素早く音を立てずに家を出て、速攻で彼の家に逃げたので、バレてないかもという希望がありました。
その時点で私はやらかしまくっているのですが、しかし、まだ私たちは気づいてもいなかったけど、こっそり抜け出したことが1番のやらかしでした。やらかした。
やらかしエピソード⑥「留学生のお手本」から信頼ゼロの留学生に。
彼と家を出た後、「見られてないし、車も家から離れた場所に停めておいたし、きっと大丈夫だよね」と顔を青くしながら自分たちに言い聞かせていたことを鮮明に覚えています。
彼の家について、とりあえず続きを終わらせて(どこまでもアホな猿)、リビングでゆっくりしていたその時、彼の携帯に1本の電話が来ました。彼のお父さんからです。
どうしたんだろう?そう思いながら彼が電話の切るのを待っていました。
「やばい。君のホストパパにバレてる」
彼が電話を切るなりそう言って、私はどうすればいいか分かりませんでした。
「・・・どこまでバレた?」
「俺がいたことはバレてる。やってたのを知ってるのか分かんない。俺の親には連絡が行ってて、防犯カメラの確認の許可をお願いされたらしい。」
はい、やらかしたー。馬鹿ー。
それから気を取り直し、2人の作戦会議が始まりました。
男を連れ込み、エッチしてたことなんて素直に認めるわけにはいきません。
「来た時、俺がコンドームが入ってたビニール袋持ってたでしょ?」
「うん、それがどうかしたん?」
「玄関の防犯カメラに映ってる。怪しまれるから、昼飯持ってきてたことにしよう。それで、君の部屋で食べてから家を出るつもりだったんだって」
「でも、こっそり抜け出したやん。アウトやん」
「それは、家に上がってしまったことがバレるのが怖かったって認めるしかない」
「そうか・・・」
2人で何度も、フェイクストーリーの方が本物なんじゃないかと思うくらい暗唱して(←)、ドキドキしながら家に帰りました。
パパはまだ家に帰っておらず、まずママに泣きながら弁解しました。
いや、弁解違うやん・・真っ赤な嘘やん。
自分でやらかしといて、泣くなよ。
でもママは怒らずに、雰囲気を変えてくれました。本当に優しいママだったなあ・・。
夕食をママと作り食べ始めた頃、パパが帰ってきて————。
この続きはこちらのインスタ投稿から読めるので、馬鹿女が迎えた結末をお楽しみください(笑)
もう何回も話したくないくらい苦い思い出です・・・。
まとめ:やらかしの先輩から学ぶ留学極意
何も自慢できることじゃないけど、やらかしの才能はあると思うので、留学している・留学したいと思っている若いみなさんに伝えたいことがあります。
①現地の英語はレベチ。理解出来ないと思って行った方が吉
特に英語に自信のある人に言いたいのですが、日本の英会話教室の先生や、学校のネイティブの先生、英検や参考書CDの音声と、現地人の話す英語は全く違います。
だから、自分の理解度に期待はしないでください。
特にレベルが違うのが、速さと使われる英語。
アメリカ人は話すのがクッソ速い。カナダはもう少しゆっくり。イギリスも速め+訛りに慣れてないとほぼほぼ何て言っとるか分からん。
表現も教科書で習ってないものが多く使われるので、最初からよく理解できるということはないと思ってください。
とは言っても、少しでも理解できるように準備はしっかりしてほしいです。
留学前から沢山勉強して基礎を固めておくと、留学中の伸びは必ず良くなります。
リスニング強化方法、スラングまとめについては、以下の記事を参考に勉強してみてください。
cokogogo.hatenablog.com
cokogogo.hatenablog.com
cokogogo.hatenablog.com
cokogogo.hatenablog.com
②自分の英語力を隠さない
留学先では稀に問題なし!超楽しい!という強いヤツがいますが、まあ上手くいかないことが多いです。
留学性が持ちやすい悩みのうちでも、私のように語学で悩む人が多いですが、その原因は「他の留学生などの他人と比べる」「英語力を恥じている」「出来ないヤツだと思われたくない」がほとんどだと思います。
確かに、他にアジア人がいなかったり、自分がその環境で底辺レベルだと落ち込むのは分かります。私もそうでした。だから、恥ずかしいし情けないので、無意識のうちに自分を隠すようになっていました。
でも後々自分をさらけ出さないと興味も持ってもらえない、話しかけてもらえないということに気づき、結局下手な英語を聞かせるほかなくなりました。
そんな私を見て、話しかけてくれるようになった友達が沢山出来ました。
だったら、最初からカッコつけた自分より、英語が下手なカッコ悪い自分を見せていく方がよっぽど楽しいです。
「おはよう」に続く会話をどんどんして、沢山ミスして笑われながら成長していきましょう。
③インキャになってしまっても、自分ができることを全力でする
とは言っても、インキャになってしまうこともあるでしょう。
私もバリバリキラキラ留学生活を思い描いていたのに、まあ上手く行きませんでした。
元々の性格的な面が作用してインキャになることがあれば、その環境に慣れることができず静かなキャラになってしまうこともあると思います。
そんなことがあっても、私はごくごく普通のことだと思います。
日本で生まれ育ち、文化も言語も全く違う土地で暮らしていくのは簡単なことではありません。
ヨーロッパの学生とは受けてきた教育も違うので、海外の学生と比べると、言い方は悪いけど出来が違うんです。
日本人の普通の学生が留学するということは、ハンデが多くてとても大変なことなんですよ。
しかし、元々能力不足+悩みがち+インキャの人が留学で成功しないかといえば、それは違います。
私はインキャになって、英語ペラペラの留学生からバカにされて、やらかしまくったけど、あの頃私をバカにした留学生たちよりも沢山のことを経験したし、成長したと確信しています。なんなら彼女たちよりも高い英語力を身に付けることができたとも思います。
私が何をしたかというと、自分に対しても、留学に対しても、その時その時でできることをしていました。
人と上手く話せなくても、友達がいなくても、出遅れても大丈夫。大事なのはどんな留学生活にしたいのか、変わるためにはどうすればいいのか考えて行動することです。
④調子に乗り過ぎない。ダメなことはしない
そうやって頑張っていると、留学生活は大抵上手く行き始めます。
出来なかったことが出来るようになると、嬉しいです。目標が叶い始めると、誰でも少しくらい調子に乗ります。
あれほどまで欲しかった友達や、かっこいい彼氏ができた時の私は完全に調子に乗りすぎていました。
結果的に、ホストファミリーや彼の両親に迷惑をかけ、自分が時間をかけて築いた信頼を失いました。
そうなってしまった要因は、ただ1つ。してはいけないことをしてしまったからです。
友達が増えてたり、恋人ができて外出することが増えることは普通のことでしょう。
しかし(私が言えることじゃないけど)、ダメと言われたことをしてはいけませんよね。
私が仲良くしていたヨーロッパ人留学生の女の子が、「もう17歳だし、ホストファミリーにあれこれ口出しされることが許せない。私の留学なのに何でこんなに制限されるの?」と話していたことを思い出しました。
彼女の言い分も分からないことはないですが、留学期間中に保護者の代わりをしてくれるのはホストです。
彼らも「他人の子どもを預かっている」という責任があるので、ルールを設けるし、心配をすることもあります。
よっぽどひどいルールでない限り、いい子にして守ることを貫き通そう。
まとめ:まあ、やらかしてもいいのさ!
散々話してきて、極意まで語って結局それかいって感じですが。若いうちに失敗することはいいってよく本で読みますし、やらかしても私のように(?)そこから学べばいいんです。
実際、色々あった留学生活だったけど、失敗があったからこそ書くことがあり、20代になってもこんなブログですが細々と続けてこれました。
だから、どの出来事も今の私にとっては大切です。
上手く行かないことがあっても、情けなくも何とかやっていた私のことを思い出してください。友達ゼロ・英語ボロボロのクズインキャから、ラブラブ留学生活(?)を送るようになった私のことを思い出してください。
良いことも悪いことも、あなたもきっといい経験を持って帰ってくるはずですよ。
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